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【モラハラ考察】なぜ簡単にうそをつくのか
こんばんは。ねこねこです。
モラハラ加害者って、よく嘘をつきませんか?
その場しのぎのうそだったり、被害者を陥れるようなうそだったり、その時々によって種類はいろいろとあると思いますが、結構頻繁にうそをつくイメージです。
うそをつかれると混乱する
子供のころから「うそは泥棒のはじまり」とか、「うそはついちゃいけないよ」と教えられてきた私たちは、簡単にうそをつかれると混乱します・・・。
自分がやってはいけないと思っていたことを、あっさり簡単にやって、悪びれてもいない相手に、「なぜそんなことをするのだろう?」「なにを考えているのだろう?」とうそをつく理由を考えたりします。
しかし、答えはでませんよね。
だって、どう考えてもうそをつくような場面ではないですし、あなたの常識では大人がやることとは思えないのですから。
加害者の認識
モラハラ加害者は、うそをうそと思っていません。
簡単にほんの少し前に言っていたこととまるっきり違うことを言って、あたかもずっとそのように考えていたといいますし、やってもいない妻の悪事をでっちあげたりします。
それらは傍から見たらつじつまが合わないですし、うそになりますが、加害者の中では紛れもない真実です。
モラハラ加害者は常に自分が正しくて、被害者が間違っていなければ気が済みません。
被害者を言い負かすためであればどんなことでも引っ張り出して、つなぎ合わせて、自分が勝とうと必死になります。
加害者の意識は、常に目先の勝負にあります。
目先の勝負とは
この目先の勝負というのは、今、まさに目の前で行われている被害者との会話だったり、やりとりのことです。
モラハラ加害者は、常に物事を勝ち負けで考えます。そのため、普通のコミュニケーションの中にも勝ち負けを感じてしまうのです。
例えば、モラハラ夫と被害者妻のこんな会話。
妻 今日、玄関のドアのカギがかかっていなかったよ。次からちゃんとかけてね。
夫 いや、俺は閉めた
妻 あれ、そう?かかっていなかったけど
夫 俺は閉めたから
妻 分かった。次回からお互い気をつけようね
夫 俺はいつも閉めているから
妻 ・・・・。
夫は「自分は鍵を閉めた=間違えていない」に、異常に固執しています。
妻は、鍵が閉まっていなかったから、防犯上気をつけようね。と言いたいだけなのに、夫は俺は間違いを犯していない!に全集中。
夫は、妻に間違いを指摘された(=攻撃された)と思い込んでおり、自分は間違えていない(=攻撃は受けない!)と必死に抵抗しています。これが目の前の勝ち負けというもので、本来の防犯の話はどこかへ消え去っています。
勝つためには手段を選ばない
上記の会話で、夫は「自分は鍵を閉めていないかも」と途中で感じたとしても、態度を崩しません。
自分は「鍵を閉めていた」というマインドコントロールをして、必死に妻に抵抗します。
このような、コミュニケーションを勝ち負けで考え、常に勝とうと必死になる考え方が、うそまで使って勝とうとする態度につながります。
しかも、加害者の中ではマインドコントロールが行われているので、うそをうそと思っていません。
うそを強引に真実にし、その真実でもって、被害者を攻撃するという仕組みです。
あなたがもし、モラハラ加害者のうそに混乱したら、加害者はあなたが見えない目の前の勝ち負けにこだわっているのだと思い出して、「なぜうそをつくのだろう?」と考えることをストップしてみてくださいね。
「なんで?」と考えていると、大切なあなたの脳が過剰に働いてストレスになってしまいますので。
今日も一日、本当におつかれさまでした。
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