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【東海道】岡崎二十七曲りを歩く⑪~寄り道~松平清康公のお墓がある大林寺
はじめに
前回の「東海道・岡崎宿二十七曲り」の旅の終点から東海道を西に歩むのを止め、逆方向に少々足を延ばす。
少し歩みを進めると家康公・祖父である松平清康公のお墓がある大林寺(だいりんじ)に着く。
今回は私たちの先祖・重辰が仕えた清康公のお墓参りをすべく寄り道する。
今回の旅の概要
家康公の祖父・清康公の略歴を非常に丁寧、且つ、きれいにまとめた記事があったため、そちらを参考いただきたい。
私も概要をまとめた後、詳細を追って調べたいと思う。
松平清康公について
前回までの歩み
今回の旅を以下のとおりにお示しする。
![](https://assets.st-note.com/img/1708661125179-Nb79Ahd9hG.png?width=800)
画像出典元:Googleマップ
古の地図で場所を確認してみる。
![](https://assets.st-note.com/img/1708661471249-SaSHXX3FzF.jpg?width=800)
古の岡崎城・内外郭や東海道などの説明看板@籠田公園
矢作川までほど近い距離まで進めてきたことが判る
岡崎城は菅生川(乙川)が南からの侵入を妨げている(と思われる)。
北からは大林寺が城の防衛の役割を果たしていたという。
その仏閣に今回は寄り道する。
※清康公のお墓は岡崎市内だけでも大樹寺・随念寺・大林寺にある
今回の旅の始点は「御影石の旅の目印」
前回の旅の終点から東に向かい50m強ほど進む。
![](https://assets.st-note.com/img/1708675931932-mbDg70rPCB.jpg?width=800)
松平清康公のお墓がある大林寺
私は頻繁にリブラ(岡崎市中央図書館)に行くが、この仏閣もどういった所縁のある仏閣か分からずにいた。
![](https://assets.st-note.com/img/1708676268590-JKixbtZCox.jpg?width=800)
御由緒が書かれた説明文があり。
![](https://assets.st-note.com/img/1708676359580-FZ0KGzdqPP.jpg?width=800)
本堂。
![](https://assets.st-note.com/img/1708677732787-R5bMi3yvY7.jpg?width=800)
浄土宗西山深草派の仏閣
本堂を下から参拝し、清康公のお墓へと進む。
本堂から向かって左手にお墓の案内板あり。
![](https://assets.st-note.com/img/1708682568367-NK1xRKwXql.jpg?width=800)
一般檀家さんのお墓もあるため、静かに参拝を
お墓を案内のとおりに進み、清康公のお墓へ。
![](https://assets.st-note.com/img/1708676590857-mQTzPhBAVj.jpg?width=800)
お墓の位置図と簡単な説明もなされている。
![](https://assets.st-note.com/img/1708676642074-hxR2yGanyG.jpg?width=800)
500年近く前に先祖が仕えた主君のお墓。背筋がシャンとする。
![](https://assets.st-note.com/img/1708676798939-FYfA9hOQ0J.jpg?width=800)
清康公の初代奥方のお墓。
![](https://assets.st-note.com/img/1708676846348-vIn7LSgJuJ.jpg?width=800)
春姫も戦国の世に翻弄された御仁かーー。
広忠公のお墓も。
![](https://assets.st-note.com/img/1708677255858-KTaZ5ZWBQ1.jpg?width=800)
お墓を後にし、本堂前へ。
再度、手を合わせ手入れされた植木等を拝見する。
![](https://assets.st-note.com/img/1708677878217-2uDnS1G77h.jpg?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1708677914830-hN5245kWXz.jpg?width=800)
大林寺の詳細はwikipediaがよくまとまっていると個人的に思う。
個人的に『岡崎市史 近世2・3』あたりで頻繁に目にする気がする。(しかし、まとめるほどの知識は今は未だない)
まとめ
東海道を巡り、古に思いを馳せる旅は新たな発見が多いと改めて気付く。
今回の大林寺もこれまでは車で通り過ぎるだけであった。
しかし、このように自分の足で歩き、直接赴くことで今までの見方と異なってくる。
古の地図を見、様々な文献や歴史に造詣が深い方の記事を読むことで城を護る役割も持っていたのかーーと自分にとっての新しい発見が今回もあった。
何故、今まで歴史に興味を持たなかったのか、これほど好奇心を擽る史跡が最寄りに多く点在していたのにーーと別の事に時間を使い過ぎたことが少し口惜しい気もする。
それでも、次はどこを巡ろうか、何を学ぼうか、どの書物を読もうか(休日や仕事後に)と思うだけで今日も心が躍る。
今日が人生で一番若い日・若い時間。
この夜更けは何をしようか。
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