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キャリアカウンセリング理論

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キャリア理論家の理論を有名な方からそうじゃない方までご紹介。たぶん他の方の紹介とはメンバーが違うと思いますよ。
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2022年1月の記事一覧

「キャリア・アダプタビリティ」を提唱するサビカスについて考える

 サビカスは幼い頃から父の働く姿を見、また父の仕事を手伝うなど「働くこと」に関心が高く、…

「偶発的学習理論」のクランボルツについて考える

 クランボルツの幼稚園時代にアランという友人がいたそうですが、転校で会えなくなったのだそ…

「統合的ライフプランニング」のハンセンについて考える

 ハンセンは1929年にノルウェー系移民の貧しい家に生まれ、父親は6ブロック先の食肉加工場の…

「キャリア発達理論」をまとめたスーパーについて考える

 スーパーは、父親がホノルルYMCAに赴任していたため1910年ハワイに生まれます(両親はミズー…

質的キャリアアセスメントについて考える

 どうも日本のキャリアコンサルティングの教科書では質的キャリアアセスメントについては本当…

NCDA(全米キャリア開発学会)のエミネントアワードを見てみる

 NCDAというアメリカのCDA(実践家)の団体があります。この団体が1966年から毎年キャリ…

キャリアカウンセリングのナラティブアプローチを多面的に学ぶ

 日本にもいらっしゃるいろいろな研修講師の先生の「ナラティブアプローチ」の研修を受けてもいいのですが、いつものお勉強仲間と一緒に学ぶこともできます。  いくつかのナラティブアプローチ技法を用意します。例えばサビカスの技法(尊敬する人、よく見る雑誌やテレビ、好きな物語、モットー、初期記憶を質問し、人生観・仕事観を明確化する)やコクランの技法(ライフライン、ライフチャプターの名付け、成功体験のリスト化、家族の布置、ロールモデル、早期記憶の質問)、クランボルツの技法(過去の予期せ

先日のキャリアコンサルタント試験に出たラリー・コクラン問題について考える

 キャリアコンサルタント試験の問題にラリー・コクランが出題された時、「誰それ」「知らない…

キャリアカウンセリング(キャリアコンサルティング)のナラティブアプローチ

 昨日の続きでもあるのですが。キャリアコンサルティング資格試験関連のブログなど見ていると…

ソシオダイナミック・カウンセリングのヴァンス・ピーヴィーについて考える

 この方もサビカスやコクランと同様、構成主義に基づくキャリアカウンセリングを行う方です。…