学校に行きたくない

ついにこの日が来た。

心配していた言葉が聞こえた。

昨日、１年生のすんちゃんが２年生の男の子に胸ぐらを掴まれた話を書いた。

『やり返してやれ！』
とは言えない時代。
ねーねには言ってたな。
気が弱かったから絶対にやり返してこなかったけど…
すんちゃんはやり返したら結構強くて怪我させちゃうからダメだし、そもそもダメで時代も性格も違う。
同じなのは2人とも、
「やり返すのはダメでしょ。」
と冷静に私に言うだろう。
ママ何言っちゃってるの？
みたいな顔して。

その後は普通に過ごし、大丈夫かなー？と思っていたら、布団に入って、いつも通りしょうもない話をしてケラケラ笑っていた。
この時間がとにかく面白い。

すると突然、

「あー　

学校いきたくなくなってきた」

Oh…

「明日、先生に話してごらん。
　すんちゃんも、ケガしてたら
　大変だし、他の子も同じ事されて
　ケガしちゃったら困るもんね。
　ケガさせちゃった子も悲しいし。
　だからすんちゃん頼むわ。」

「わかった。話せたら話す。」

不安だったのか、ギュウしてと何回も言ってきた。なかなか寝つけなかったけど、ギュウしたまま就寝。

朝は食欲も普通にあり元気かな？と思ったのも束の間…

なかなか着替えたがらない。

「あー家にいたいなぁ…」

「家にいても何も楽しい事しないよ？
　ママやる事沢山あるし。」

なんとなく行かせる方向に…

「知ってる。でも家にいたいなー」

そこで旦那さん登場。
旦那さんは聞いてないフリして、
着替えさせて、残った時間で遊び始めた。それでテンションが上がり、そのまま一緒に出発して行った。

『行きなさい』

と言わずに済んだ。
旦那さんに感謝。

今日はふわ〜っとなんとかなったけど、何パターンか想定して心の準備をしておこうと思う。

子供も大人もみんな大変だ。

初めて連絡帳に書こうか悩んだけど、書かなかった。
まずは、すんちゃんに自分で伝えてもらうことした。
これはすんちゃんも私も保育園で学んだ事。
うまく言えなくてもまずは自分で。

応援団長として、無理強いせず支えていきたい。身も心も健やかに。
いつでも手を差し伸べる準備は出来ているけど、まずは見守るから頑張れ！

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