私の恋人

私の恋人は素敵な人だ。
いつも綺麗で誰に対しても優しくて、私には持っていないものを持っている。そういえば「君も私には持ってないものをたくさん持ってるよ」そう言って優しく口付けをしてくれた。
私にしか見せない優しさと私以外に見せる優しさ、同じように見えて全く違うもの。
私以外には絶対に見せない甘えん坊なところ、泣き虫なところ、キスしただけで可愛い声を出すこと。
これは全部私しか知らない。他の誰かが見ることも、見せることも許さない。
あわよくば彼女を山奥の別荘の1部屋において彼女を私だけのものにして、あの子の記憶に私だけ残ればいい。と思っているが、彼女の嫌がることはしたくないし、彼女が外に出ることが好きなのをよく知っているからそんなことはしないけれど、もし誰かがあの子にひどいことをしようものなら私は地獄の果まで追いかけてあげる。
それがたとえあなただとしても。容赦しないからね。ね?


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