見出し画像

自分を苦しめる人の考え方

「幸せになりたいなら,灰色でいよう」

誰の味方でなくてもいい.

断言なんてしなくていい.

そんな考えを,今日も広めたいです.

いつも,ご覧いただいてありがとうございます.


生きていると,よく目にする,耳にする

「〇〇じゃないとダメ」

「〇〇じゃないと幸せになれない」

という断言にも近い言葉について深堀りします.

僕も結構使ってしまうのですが,

安易にこの言葉ばかり使っていると,

気づかぬうちに生き方がチェックメイトされていることがあります.


この言葉って,

自分がもしも「〇〇じゃない」に属してしまったときに苦しいんですよね.

単に,「お金持ちじゃないと幸せになれない」

という考えを強く持ってしまっている人は,

自分がお金持ちじゃないと,どんな気持ちでしょうか?

簡単に自分を不幸に貶めることになります.


そして,この「お金持ちじゃないと幸せになれない」という

考えを変えることができないと,ずっと苦しむのです.

そしてそして,このような考えを複数持っているとしたら大変です.

その条件たちをすべてクリアしないと,

自分の存在は許されないような気分になることもあるでしょう.

それは,宝くじがあたるようなものなのに...


だから,灰色がよい.

「お金は困らないくらいあって,

人間関係が充実していて,

仕事が楽しいのであれば,

幸せなのではなかろうか」

くらいがちょうど良いと思う.

もちろんもっと灰色でもよい.


これは自分のためでもある.

こうした考えであれば,

お金,人間関係,仕事のどれかが一時的に沈んでも,

きっと立っていられるはずだ.


好き嫌いにおいても似ているものがあると思う.

嫌いなものが多い人は,実は,

先の「〇〇だからダメ」というものが多いのだ.

好き嫌いが悪いというつもりではないが,

それは,自分が暮らすことのできる領域を狭くしていることに違いない.


こんなふうに,自分を苦しめている人は周りにはいないだろうか.

そんな人達が,苦しまないように灰色の考えを広げたい.


「卵が嫌い」ではなくて,

「卵の黄身は嫌いだけど,白身は好き.

でも,分離して食べるのは,ちょっとめんどくさいから,

できれば卵は食べたくないな」に言い換えよう.

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?