プライスレスな生活
マスターカードのCMで、
「お金で買えない価値がある、買えるものはマスターカードで。」
というものがありました。
最近見なくなったこのCMですが、個人的にはキャチコピーも
世界観もビジネスとのシナジーを含めても総合的に好きやったりします。
私には2歳の娘がいて、最近自己紹介ができるようになりました。
自己主張もでき、興味関心の幅も広がってきて、言葉が通じてるのか
通じてないかよく分からない感じがたまらなく可愛いです。
そして「お金で買えない価値」とはまさにこの事かなと感じています。
より掘ってみると、「お金で買えない価値」とは何か?と考えてみると、
「幸せな感情」であったり「思い出に残る経験」かなと考えます。
そして、その価値体験というのは、自分の中の
「こだわり」からしか生まれないと考えています。
意図しないところに生まれることは少なくて、
強く願って、行動して、初めて手にすることができると考えます。
その時、テクノロジーやお金は伴奏することしかできなくて、
感動自体を生み出すというより、ストーリーの導線を描くことが、
脱線も含めて、その人なりの経験、価値になってくるのかなと考えます。
いつも笑って過ごす毎日の生活はとても幸せで、
この何ものにも替え難い「プライスレスな生活」はたまらないと感じます。
もちろん、メリット・デメリットを考えたり、
つい怒ってしまう瞬間こそあれど、生命の感動を楽しむという体験は
別次元の感動を伴っていると感じていて、
単純に「生きていて良かったな」と感じる瞬間を多く感じます。
だからこそ、感動や経験とお金を切り離すことは
なかなか難しいのかも知れませんが、
数学でいう「ねじれ」のような存在なのかなと捉えています。
テックも同様で、新しいテクノロジーや製品には
感動を覚えることもありますが、人間の生活に伴奏していない
サービスには特にBtoCとして持続可能性が低くなるのかなと感じます。
お金もテックの価値も時代と共に変化している昨今ではありますが、
「人」を介在しないビジネスは利便性こそあれど無機質であり、
その無機質さを脱して、「人間味を演出する」もしくは
「効率化するところは効率化して、体験をする時間を創出する」
という役割に変遷していくのではないかと考えています。
そう考えると、サービスの提供者は多様な経験、多様な人材、
多様な見方が必要だと考えており、「プライスレス」を生み出す発想は、
繰り返しますが、ペルソナが「ストーリーの導線」の流れで
どう感情が動くかというエモーショナルな要素が強くなってくると予想します。
価値の定義、それ自体が難しく、そもそも不可能なことかも知れませんが、
これから社会に何かを生み出すには多種多様な感動を経験することこそが、
強みになってくるのかなと感じました。
その為、ライフスタイルを大事にする企業こそが、種を内包することが
できると考え、私も可愛い娘や嫁との生活を最大限楽しみたいと思います。
という訳で、家族でお散歩行ってきます。
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