夏しい子

偏屈、判官贔屓の主婦です。討論大好きで、炎上してもアドレナリン出て楽しくなってしまうタ…

夏しい子

偏屈、判官贔屓の主婦です。討論大好きで、炎上してもアドレナリン出て楽しくなってしまうタイプです。夫婦でYouTubeやってますhttps://www.youtube.com/channel/UCTrKc7iQki3MV5RN4qPPB-g

マガジン

  • 子宮体がん体験記

    5年以上前に罹患した、子宮体がんの体験記をカクヨム版からリニューアルしながら更新していきます。

  • 毒親の母

    毒親だった母についてのエッセイを集めてあります。

最近の記事

本の自炊について

私はこの夏から本の自炊を始めました。 夫に誕生日プレゼントは何が良いかと聞かれ、自炊セットと答えました。 前々から自炊をしたいと言っていたので、夫は奮発して買ってくれました。 それがcanSnap iX1600というスキャナーとコンパクト裁断機PK-213です。 私は最初から裁断機アリの、それによって高速で両面スキャン出来るタイプの機種を求めていました。 本好きだからこそ、本を裁断するなんてという思いはあります。 けれど私は売ったり、捨てたりして自分の手元からその本が

    • 火垂るの墓を振り返って

      私は昔から火垂るの墓は、清太が悪いと思っていたので「泣ける」映画だとは全く思ったことが無かった。 最近でこそ『清太が悪い』の意見をネットで見るようになってきたけど、一昔前は『泣ける戦争映画』の代名詞みたいな感で、西宮のおばさんの肩を持とうものなら鬼畜扱いされそうな雰囲気だった。 岡田斗司夫さんの動画で火垂るの墓が泣けない映画だというのが解説されているのを見た方が多いのかも知れない。 もしくは最近の価値観が変わってきたのだろうか。 そういった事を考えていたらふと、私は何故

      • 「鏡を見てものを言え」はおかしい

         私は昔デブのまま結婚相手を探しました。  痩せようと思った事も、もちろんあるけれど見染められるために痩せようとはあまり思いませんでした。  それはデブだからという理由で私を恋愛や結婚相手から除外する人をこっちも除外出来るからです。  そういう人は価値観的に私とは合わない。  なんだかんだもっともらしい理由をつけて「外見が好みじゃ無いから好きになれない」と言っているだけなんです、そういう人は。  よく、健康を理由に痩せた方がいいと言う人たちがいます。  確かに太ってい

        • 汀心 Vol.1 感想

          それぞれの恐怖を読めて楽しかった。 『未解決未発生事件』杉森仁香さん 怖い話系の恐怖。 みるきぃのが「こわっ」と呟いていた。 そして最後の市長。え?え?え? 『共棲のレッスン』不浦暖さん 恐怖の昔の少女漫画のようで、陶酔しそうになりながら読んでいた。 川奈野遥から嫌われたり、興醒めされる事かもしれない恐怖は焦りのようなドキドキを感じた。 『ミックロンソンおばけ』長澤沙也加さん 生首よりも一方だけが相手の言動に気を遣ったり、誘ったりする関係に落ち着かない怖さがあった。 ち

        本の自炊について

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        • 子宮体がん体験記
          33本
        • 毒親の母
          17本

        記事

          日記 『みんなどうやって仕事を選んでるの?』の発売記念トークイベントに行ってきました。

          本日は、でこぼこ書店さんで『みんなどうやって仕事を選んでるの?』発売記念イベントに行ってきました。 最初このイベントを知った時に、登壇者にやーはちさんの名前を見つけて、でこぼこ書店さんなら近いし行く!と申し込んだ。 けれど落ち着いて、イベント内容を見て『みんなどうやって仕事を選んでるの?』とあり、これって若い子向けなのでは?50過ぎのおばさんが行っていいものだったのだろうかと考えた。 いやでもなぁ私、50になっても他の人がどうやって仕事選んでるか興味あるし、今の仕事で採

          日記 『みんなどうやって仕事を選んでるの?』の発売記念トークイベントに行ってきました。

          文学フリマ東京38 雑感 後編

          買い物を終えて,ブースに戻るとそこには先程お会いしたばかりのaliceさんがいた。何だか不思議な感じ。 私の小説を購入いただきました。ありがとうございます。 私がいない間に、ほんトモさんがいらっしゃってたようで名刺がありました。ありがとうございます。次はお会いしたいです。 この後はフリーペーパーを勧めたり、宣伝のボードを掲げたりして接客をした。 夫がまた買い物に行ってくれるというので、その間に短時間だったけど机の真ん中で立って通る人たちにフリーペーパーなどを案内した。

          文学フリマ東京38 雑感 後編

          文学フリマ東京38 雑感 前編

          今回はあまりにも疲れ、現在も身体中が痛い状態です。お会いできた方。ありがとうございました。 大まかではありますが覚書として出来事と感想を書いてきます。 朝は8時20分頃に出発、今回も車です。 東京流通センターには10時10分頃に着きました。 10時30分から出店者受付。 今回柱の横で通りの人へのアピールはしにくいですが、デブの私にはとてもありがたい配置でした。 全然売れないくせに生意気に2ブースを借りていたのですが、出したい本が多過ぎてそれでも並べてみると手狭でした。

          文学フリマ東京38 雑感 前編

          文学フリマ東京38出店情報

          2024年5月19日(日)東京文学フリマ38に出店します。 出店名は『ゆめよいproject』 私、夏しい子と夫、九里方兼人(くりかたけんじん)のブースです。場所は第一会場のT39−40です。 完全手作り本です。 印刷ソフトも夫の手作りです。 製本もせっせと手作業です。 新刊は 『子宮体癌体験記』夏しい子 500円 私が7年ほど前に子宮のガンになった時にリアルタイムに病院のベット等で書いていた日記の編集加筆をしたものになります。 『地域猫日記』九里方兼人 300円 地

          文学フリマ東京38出店情報

          文学フリマ東京38の買い物リスト

          今のところ私が買いに行こうと思っているブースです。皆さんの購入先の参考にもして頂けたらと思います。 A33−34 文學界 B01 おざぶとんさん 『家父長制アンソロジー』にオカワダアキナさんが参加されているので、それが目当てです。 B03 ザネリ オカワダアキナさんのブースです。 B06 BIG FLAT MAMA 杉森仁香さんのブースです。 B11 少年憧憬社 第五十五回新潮新人賞最終候補になった栗山真太朗さんのブースです。 D01 裸眼無加工大学

          文学フリマ東京38の買い物リスト

          お金をあげるから同情して

          昔の私は、人から同情されてたくて仕方がなかった。 家なき子の安達祐実のセリフ「同情するなら金をくれ!」を聞くたびに、違うよ「お金あげるから同情してよ(懇願)」と思っていた。 小説や漫画などで「同情なんてされたくない」というセリフを見かけると「この人たちは同情してもらえるという至上の喜びを得ているから、そんな凄いものをドブに惜しげもなく捨てるようなことが出来るんだ」と嫉妬心まで感じた。 30代の前半ぐらいまではそうやって、人から同情されたくて、されたくてたまらなかった。

          お金をあげるから同情して

          日記 小江戸川越

          昨日は天気が良かったので散歩がてら、川越に行ってきた。 我が家からは川越は最寄駅から20分ほどで行ける。 サクッと行って、ほどよく観光気分を味わって夕方には帰ってこれるところなのだ。 川越といっても、有名な時の鐘やお菓子横丁などは前にも行ってるので今回はパスした。 インスタ映えのするお芋チップスも自分で作れるので、今回は買わない。 長い麩菓子も一般の麩菓子と少し味が違うので、商店街の中にあるお豆腐屋さんの麩菓子を買った。 じゃあ何を楽しみに小江戸川越に来たかというと、時の

          日記 小江戸川越

          怖い妻と軽く考え過ぎな夫

          夫が連絡しないで、飲んできたことで怒って流しにご飯を投げ捨てる妻、その後夫がお土産に買ってきたケーキを立ったまま貪り食う妻。 という動画をXで見た。 せっかく作ったのにという妻の思いもあるだろうけれど食べ物を投げ捨てるのはいただけない。 そもそも妻はいつもより遅い夫に、遅くなるかどうかをライン等で聞かなかったのだろうか。 作っちゃったなら、明日どちらかが食べればいい。 そして夫も「無理やり誘われて楽しくなかった」などと私だったらあんなに強調してほしくない。 嫌なら

          怖い妻と軽く考え過ぎな夫

          私の本読み時間

          最近の本を読む時間を振り返ってみようと思う。 毎月月末か月初に読了本のライブしているけれど、我ながら、1ヶ月の読了本として冊数が多いような気がして、自分の読書時間がどんな感じか書き出してみようと思ったのだ。 まずは平日から。 平日は17時辺りから18時付近には帰宅。 そこからご飯が炊ける18時少し過ぎまで読書とSNS。 食事が済んだら、夫の夕食を作る20時30分前後辺りまで読書とSNS。 その後夫が帰宅して、夫の食事中に一緒にアニメを観る。 夫の食事が終わると猫の歯磨

          私の本読み時間

          日記 本屋巡り

          今日はお休みだったので神保町と青山に行ってきた。 うちの会社は日曜日に仕事すると代わりに平日に休みを取れる制度がある。 この前の日曜日に仕事をしたので、今回は連休前だけど今日休みを取ったのだ。 今日はどうしても行こうと決めていたところがあった。 それは青山ブックセンターと神保町と渋谷ヒカリエだ。 青山ブックセンターでは2/21から3/5まで「詩人の言葉につけた絵たち・岸波龍さん原画展」がやっている。 これは行きたいとずっと思っていたから、期間中に絶対行くぞと思っていた。

          日記 本屋巡り

          閑窓vol.6『常しなえの佳日』感想

          『道の真ん中でふたり』熾野優さん まだ使えるものは買い替えないという考えだったお母さんが、「そのために貯めてきた」とこれからの人生のために家具を買い換えていくのがワクワクしてきた。 こんなに人生を楽しんでいこうとしているお母さんだったら娘は安心だろうな。 この小説とお母さんがすきだ。 『ライク ア ラズベリー』大滝のぐれさん 冒頭から「何これ、もう面白過ぎるんですけど」という登場人物。なのに淡々と進んでいく日常的展開がまた最高に心地良かった。そしてなんとも言えない切な

          閑窓vol.6『常しなえの佳日』感想

          SLOW WAVES issue1 感想

          『新宿海底』人子一人さん 「そろそろーこの世とあの世の境目もここだと思うー足がつかない」 が一番好きでした。 『“小さな”人々のストーリーを、海を越えて届ける』 土橋美砂さん 甲谷さん93歳現役漁師さんなのも凄いけど、過去の事ももっと知りたいと思うぐらい凄かった。 『バンコク辺りで』佐々木美佳さん めっちゃいい。お二人が素敵な未来が続いていきますように。 『君と海の放送局』小舟祐輔さん 大宮民の私は普段なら浦和は敵だ(笑) けれどこんなふうに浦和が出てくると、

          SLOW WAVES issue1 感想