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本の自炊について

私はこの夏から本の自炊を始めました。

夫に誕生日プレゼントは何が良いかと聞かれ、自炊セットと答えました。
前々から自炊をしたいと言っていたので、夫は奮発して買ってくれました。

それがcanSnap iX1600というスキャナーとコンパクト裁断機PK-213です。

私は最初から裁断機アリの、それによって高速で両面スキャン出来るタイプの機種を求めていました。

本好きだからこそ、本を裁断するなんてという思いはあります。
けれど私は売ったり、捨てたりして自分の手元からその本が無くなる方が辛いのです。

なのでデータ化してでも手元に残る方法を選びました。本好き歴も長いので家には本が溢れています。
今住んでいる家だけじゃなく、実家にも本が溢れています。
そんな状態でも、まだまだ本を買い続けたい。
そういう私に、この方法はピッタリだと思ったのです。

やり始めてみると、我が家にとっては本の自炊は合っていました。
文芸誌好きで、単行本は多分10冊以下。
裁断がやりやすい本が多いのです。

そして我が家では夫が自宅サーバーをやっているというちょっと特殊な環境のため、自炊したデータを自宅サーバーを介して端末送信出来るので、多分一般の方よりも楽にデータ送信が出来ています。

著作権の問題もあるので、データを外に介さず送れるのも良いです。

その上、プログラマの夫はちょっとしたプログラムを組んでくれてスキャンしたデータを簡単に名前を揃えてくれたり、連結してくれるようしてくれたので、50を過ぎているおばさんの私でも楽に自炊出来ています。

長い目で見たら、本好きの方は自炊はとてもオススメです。
ちゃんとしたスキャナだと高額だとか、本を裁断するなんてとか、そもそも電子書籍はあまり好きじゃないという思いで躊躇されてる方もいると思います。

でもね電子化しておくと色々便利なんですよ。
PDFで文字検索できる形式だと、読めない漢字はすぐに調べられるし、文芸誌などは「あの作家のあの作品はどの号だったかな」というのもデータ検索で見つけられるのです。

そして何より、本棚に常に余裕ができるのでどんんどん本が買えるんです。
既製品の電子書籍はサービス終了や、消えてしまうかも問題がありますが、自分で電子化したものは消してしまわなければずっと手元に置いておけます。

もう一つ良いことがありました。
最近アマゾンで買って失敗した、状態の悪い本たちも電子化してしまえば、ちょっと悲しい思いをしないで快適に読めるんです。

というわけで、まだまだ自炊初心者ですが私で分かることはお教えするので遠慮なく聞いてくださいね。

本好きのみんなで遠慮なく本を買って、本屋さんが閉店してしまう悲しさを無くしていきましょう。

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