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短編

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#歴史

続・札幌でサッポロ一番を食べる ~彼女と過ごした奇跡の三日間

一日目  こうして僕はまた北海道に帰ってきた。勿論また札幌でサッポロ一番を食べるためだ。…

秋(空き)時間
8か月前
135

豊臣兄弟!

 清州の城下町でとある猿回しが評判になっていた。その猿回しは芸で猿を兄者と呼び、自らを弟…

秋(空き)時間
2か月前
17

言語芸術

 とあるボロアパートの一室の前に立った二人の男は、ドアに釘つけられた紙を見て思わず目を逸…

秋(空き)時間
5か月前
26

歴史のIF:江戸開城

 慶応四年、田町薩摩邸にて明治新政府軍の総大将西郷隆盛と、旧幕府の陸軍総裁との間で江戸城…

秋(空き)時間
6か月前
18

ライバルたちの真実 第一回:レオナルト・ダ・ヴィンチとミケランジェロ

 そんなわけで次はどうなるかわからないシリーズが始まりました。とりあえず歴史上のライバル…

秋(空き)時間
8か月前
21

グーグルには絶対に載らないうどん屋六選

 私が無類のうどん好きである事は普段私の記事を読んでいる人ならとっくにご存知のはずだ。こ…

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偉人たちが眠る場所

 電車の窓から雨がシトシト降っているのが見えた。その雨が彼の涙のように見えてこっちまで悲しくなる。とっくの昔に死んだ人の墓参りなのになんでこんなに悲しくなるんだろう。私は駅を降りて雨降るバス停で彼の墓がある場所行きのバスを待った。目の街には彼が生きていた痕跡など何もない。ただのありふれた地方都市でしかない。維新の志士などどこにもおらず、今目の前を歩いているのは私たちと同じ現代人だ。  バスがやってきた。ドアが開いて何人かの人たちが降りてくる。私はその古ぼけたバスを見て目が潤

つまらない歴史漫画の現代オチを予想以上に面白くしてみました。

 歴史漫画、まぁドラマでもそうですが、個人的に一番つまらないと思っているのが、ラストが現…

21

さぬきの森の奥にあるうどん屋は何故ジャズをかけているのか

東京~高松 グーグルで讃岐うどんの本場であるさぬき市の森の奥に一日中ジャズをかけているジ…

120

小説指南

「君の小説が何故アクセス数が増えないかわかるかね」 「わかりません。いえ、わかります。そ…

9

天かす生姜醤油全部入りうどん初めて物語

 現在我々がよく知っている天ぷらが日本に伝来したのは戦国時代以降にポルトガルから長崎に伝…

22

歴史の真実:平清盛

 平清盛がマラリアで亡くなった事は歴史をちょっと齧った人だったら知っていてあたり前の事実…

20

真実の北条義時

 あの、まぁ、大河ドラマに便乗するわけじゃないけど、いや本当は思いっきり便乗しまくってる…

13

歴史の真実:鎌倉幕府誕生!

 皆さんは恐らく知らないでしょうが鎌倉幕府ってかまくらで誕生したんですよ。だけど皆さんはこんな事を言われてもこう思うでしょう。かまくら?何が知らないだよ。鎌倉幕府が鎌倉で誕生したなんて当たり前じゃん。お前ひょっとしてバカ?違うんです。いや、そっちの鎌倉じゃないんです。私の言っているかまくらというのは雪のかまくらの事なんです。後の征夷大将軍源頼朝は平家に反乱を起こしたんですが、彼はもうありえないぐらい戦が下手だったんで結局全然全敗で泣きながらとりあえず洞窟に逃げようとしたんです