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ヘルシーに生きたいから、今日の夕飯はカツカレーうどんにした

「ヘルシー」という言葉から、あなたは真っ先に何を連想するだろうか。私は、「ダイエット」「低カロリー」「野菜」「スムージー」という4つのワードだった。

実際、私の中で「ヘルシーな料理」というと、低カロリーで、野菜やら果物やらがふんだんに使われていて、動物性の食材があんまり入ってなくて、''素材の味が活きてます!''なんて謳い文句を掲げた薄味のごはん…なんて凝り固まったイメージだった。

だから、

healthy(ヘルシー)=健康な、健康的な

って本来の意味を初めて知ったときは、もうめちゃくちゃ驚いた。

なんでかって言うと、きっと世の中の大半が考える「ヘルシー」というのは、あくまで身体の健康について指しており、それ以外の部分はあまり目を付けられていないんだろうな、と思ったから。



例えば!もし私が「ヘルシー料理のレストラン」を開くとしたら、メインメニューのラインナップはこうだ。


 ・背脂たっぷり!コテコテ豚骨醤油ラーメン🍜  ・カリカリ食感がたまらない☆クリスピーガーリックチキン🍗                                                    ・チーズが濃厚♪トロ〜リカルボナーラ🧀                                                               


どうだ。さあどうだ。

春見レストランの開店だ。(メニューのネーミングセンス皆無なのは気にしないで)


もし万が一、美容好きな方や身体を絞っている方や、それこそ普段 健康に気を付けている方々が見たら「コイツ頭おかしいやろ何言ってんの」って思われるかもしれない。いや、そうじゃない方が見ても「コイツ頭おか(以下略)」って感想を抱くのが自然な流れだと思う。


じゃあ、これは一体どういうことなのか。

春見レストランの指す ヘルシー料理の「ヘルシー」は、身体の健康を指している訳ではない。


ズバリ、「心の健康」である。

まだ、「コイツあ(以下略)」と思う方もいるかもしれない。

もちろん、野菜や果物、脂質や糖質の低い食材、濃い味より薄味…など、身体にとってヘルシーな食事を好む人も、たくさんいるだろう。というか、そっちの方が間違いなく色んな意味でメリットが豊富だし、なんとなく印象も良い感じがする。いわゆる「丁寧な暮らし」感がすごい。インテリアと食器は無印良品で揃えてそう。

でも、でも。

バイトでクタクタになった身体に摂取する、背脂ギトギトラーメンの背徳感とか、

明日のことを考えながら食べる、ニンニク臭の ハンパないカリッカリチキンの罪悪感とか、

糖質+脂質のダブルパンチだと分かっていつつ、フォークが止まらなくなっちゃう カルボナーラの クリーミーな多幸感とか、

そういうの全部、立派な心の栄養だと思う。少なくとも、私にとっては!

そりゃあ、毎日がこんな食生活だったら早死に街道もまっしぐらだけど。こういう高カロリー・高脂質・高糖質なごはんの存在意義って、心をヘルシーにしてくれること、なんじゃないかなあ、と。


そんなことを考える、今日の私。

ああ、ヘルシーに、ヘルシーな心になりたい。 ヘルシーに生きたい。

だから、今日の夕飯は、




キミにッッッ!!!!決めたッッッッッ!!!!!!!

 

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