注がれる輝き
不安がベッドに根付くから
未明に跨ぐ藍色の空を写真に収める
白昼の空に映る青は掴めない
藍色の滲み具合は
円形をなさない私の心に寄り添ってくれる
光が眩しいから
前髪を長くして
笑顔が苦しいから
耽美なものを好んで
そうした心地に慣れた頃
君は私の在り方を知ってか知らずしてか
光を届けてくれた
前髪が長い私を褒めてくれた
バッドエンドな映画を見て感想をくれた
私がこっそり撮る藍色の空に
拙いながらも文字を添えてくれた
君は海に映える輝きのよう
夜を裂いて霧を払い私の所在地を発見して
光が差したんだ
※今回の内容は不定期更新の「藍色の空と君と」シリーズを想定して書きました
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