創作は孤独になることから

創作するとは、とても孤独な事である。

これはあくまでも僕の所感だ。

僕にとっては文章を書く事が今は創作のほとんどを占めている。

つまり作家なので、このように感じるのかもしれない。

しかし、創作と言う言葉はもっと広義である事はみんな知っているのだと思う。

映像・音楽・物作りなどなど、人間が何かを作り出すものは全て創作なのである。

例えば、漫画家にはアシスタントや、編集者と言う協力者がいて、側から見ればおおよそ孤独には見えない。

どんな創作についても、ひとりではこなせなくなったものを手伝ってもらって作る事になれば、誰かに協力を依頼するものだ。

創作者、つまりクリエイター自身は、根幹の作品を作る事に専念するために分業するという事である。

だから、結局のところ、創作自体は極めて孤独なものだと思える。

それが悪いと言いたい訳ではない。

むしろ、創作の場にあっては孤独な方が良いとさえ思えるのだ。

創作とは外部にある事象を一旦自分の中に取り込んで、自分の中で咀嚼したものになんらかの形を与え、再構成する事である。

自分の中から溢れ出るものを、そのまま形にしていると言う人もがいるかもしれないが、多分その根元はどこかで摂取した事象なのだろう。

いずれにせよ、内なるものを自分の外に出す事に違いがない。

自分の内なるものを表現しようとすれば、孤独な方が都合が良い事は想像できるだろう。

ソクラテスのように人と対話する事で思考を形にする、つまり創作する方法もあるだろうが、人との対話ではなく、自分との対話として思考を形にしていけば良いのだ。

自問自答するという言葉にすると、わかりやすいかもしれない。

やはり孤独である事は、創作する事に向いている。

何も生活の全てを孤独にせよ、とは思わない。

家には家族がいてくれる方が良いし、話す事も創作と同じくらいに楽しい事だ。

大切なのは、孤独になる時間を作る事である。

会社員で仕事をしている時も、孤独になれる時間を作った方が良いのだが、なかなか難しいだろう。

サラリーマンなのだから、それは仕方がない。

だったら、私生活ぐらいにはちゃんと孤独になれる時間を設けた方が良いのだ。

家に孤独になれる物理的な空間がないのなら、散歩するでも、公園やカフェでもどこかに出かけて、意図的に孤独になる時間を設ければ良いのである。

出かけた状態では創作ができない、と思うようになったら、家で創作ができるようにすれば良いのだ。

まずは孤独になる時間を作ってみて欲しい。

自分に秘めた面白い部分を発掘できるかもしれない。

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