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環境を整えると読書が捗る話

日々、読書をしている。

この時間がとても好きである。

読書は雨の日でもできるし、ひとりでも十分に楽しめる。

何よりも、会った事もない人の頭や心の中を知って自分の血肉にできる事が面白いと思える。

もう既に亡くなっている偉人たちに触れられるのも本がある事が大きいだろう。

既に何かを成し遂げている人、つまり成功者は皆、読書の習慣を有している。

そんな成功者たちに憧れた人達は行動の第一歩として読書から始める人が多いようだ。

とても素晴らしい事だと思える。

僕も読書を始めたのは大学生の時なので、決して幼少期から読書が好きなわけでなかったが、もう10年以上は読書が習慣になっている。

だからと言って、自分は成功者でも何でもないただの読書家だ。

それでも、SNS等でやり取りをしていると、こんな僕にでも質問が来る事がある。

「読書を習慣化する方法はありますか?」と言うものだ。

どうやら読書を始めてみたものの、どうしても続かないので、どうすれば習慣化できるのかと言う悩みである。

正直なところ、僕の場合、読書が続いたのは自分が面白いと思う本や作者に出会って、読みたいなとなるからだったので、方法も何もないと思っている。

しかし、それだけ伝えておしまいにするのはあんまりなので、せめてどう言う環境で読書しているのかをお伝えしたい。

実際のところ、環境を整えた事で読書が捗って、より生活になじんだ経験もあるので、参考程度にはなるのかもしれない。

読書生活を快適にする方法

ここから紹介するのは、実際に僕が行っている読書環境の作り方である。

4項目あるが、個人的に環境作りに重要かなと思われるものから順に紹介しようと思う。

だから、紹介する全てを行う必要は全くなく、必要だと思うものを選択してもらえれば良いし、何も参考にしないものまたひとつである。

環境を整えるのにもお金が掛かるし、正直なところ、環境を整えるお金で新しい本を買った方がよっぽど良いかなとも考えているので、念頭に置いて見て欲しい。

①照明を設置する

僕にとってはこの方法が一番環境作りと言う事ではしっくり来る。

すごく単純な事だが、暗いところでは本は読めない。

後に紹介する電子書籍だけを使っている人は、まだ軽減されつつある問題でも、紙で読む派の人や、僕のように併用する人、元ある書籍を読む人にとっては大きな問題である。

特に僕は寝る前の数時間に本を読む事が多かったので、照明を設置する事は容易に思いつく事だったし、設置と言っても簡単でお財布にも優しい方法だと思う。

僕と同じように考えている方もきっと多いだろう。

僕が今でも使っているオススメの照明を2つ紹介したい。

ひとつ目は以下のものである。

これは、元々寝室で使っていたもので、今ではデスクライトととして利用している。

固定はクリップ式で、挟めるところがあればどこにでも設置可能だし、リモコン付きで、根元から光源部分までの長さが100cm以上になるので、設置場所が少し遠くても、快適に使う事ができる。

また、これの気に入っている所は支え部分が自由に曲がるので、使用したい形で使用可能な事である。

好みによって明るさと色を調整できるため、読書以外にもベッドサイドランプのように使う事もあったので、オススメである。

ふたつ目は今、寝室で利用している以下のものである。

これは、先程紹介したものよりも調光の機能が優れている。

自分の読書に最適な光量や光色を、自由に選択できる事が非常に嬉しい所だ。

僕自身はそんなに細かい設定は滅多に利用しないと考えているが、こちらもベッドサイドランプとしても利用可能で、その切り替えが容易だ。

スマートスピーカーとの連携も可能で、既にそれらを持っている方は音声による操作も可能である。

また個人的に気に入っているのが、アプリをインストールすればスマホがリモコンとして使え、さらに複数台のスマホで操作が可能な事であり、ご夫婦で寝室が同じと言う方にもオススメである。

②紙・電子書籍は併用する

読書家の方は、既にやっている人が多い方法かもしれない。

僕は、全く最初の頃には紙の書籍のみで読書をしており、読書が習慣化した後に電子書籍を使い始めた。

その理由は、⑴持ち運びが簡単、⑵店に行かなくとも購入可能、⑶スマホ等でどこでも読めると言う3点だった。

利用初期の頃は電子書籍になっているコンテンツ自体が少なかった事もあって、利用頻度は紙:電子書籍=9:1程度だった。

しかし、ここ5、6年でコンテンツが充実してきた為、利用頻度は上がり、最近の利用頻度は紙:電子書籍=3:7程度にまでなっている。

しかし、電子書籍にはデメリットもあると感じていて、僕が特に嫌なのはスマホなどで長時間読書していると目が疲れてしまう事だった。

これは、先程の照明を利用しても疲労感はあまり変わらなかった。

そのデメリットを払拭してくれたのが「Kindle Paperwhite」である。

この商品は高額だが、照明以上に読書の相棒になってくれることを保証する。

まず、Kindleにはいくつか種類があるが、僕はこの「Kindle Paperwhite」一択だった。

その理由のひとつは目に優しいと言う事である。

普通スマホやタブレットはバックライト方式で画面を光らせている為、目への負担が大きい。

このKindle Paperwhiteはフロントライト方式のため、目への負担がかなり軽減されている。

スマホやタブレットを用いて寝室で読書していた時は、目が疲れてしまい30分と保たなかったが、Kindle Paperwhiteにしてからは2時間読書してもなんら気にならなかった。

しかもKindle Paperwhiteは読書専用機なので、スマホと違い通知などが無く、読書の邪魔をされる事がないのもオススメである。

また、読書専用機ともあって、紙の書籍さながらのインクのような表示になっているので、目が慣れているようである。

充電も週に1回程度行えば十分だろう。

しかし、デメリットと言うか、注意事項がある。

ひとつは容量の増設ができないので、可能であれば大きい方の容量を購入した方が良い事で、これはこの端末の中にかなりの本を入れて持ち運べると言うメリットを最大限に活かすための選択と言える。

ひとつは広告なしのものを選択した方が良い事で、些細な事であるが広告ありのものだと利用開始時に広告が挿入されてしまう。

紙の本を読み出そうと言う時に、必ず宣伝広告が入るようなものなので、僕は煩わしいと思い、広告なしの方を購入したので、こちらがオススメである。

また大きいタイプのものもあるようだが、Kindle Paperwhiteでも文字サイズを変更できるし、本体そのものが約180g(WiFiモデル)なので片手で持っても腕が疲れにくいので、重量の面からもこちらがオススメだ。

現在のKindle Paperwhiteは第10世代と言われており、先代までのものよりも軽量化が図られているので、メルカリなどで購入検討する人は、品質だけでなく、世代が最新のものかしっかりと確認した方が良いだろう。

ちなみに、先程のリンクか、下のリンクから飛べば、「容量32GB」・「広告なし」・「WiFiモデル」が選択された状態なので、これを選べば間違いないという設定にしてあるので、選び方がよくわからないという人は活用してみて欲しい。

先に言ったように、Kindle Paperwhiteは少し高価だったが、これだけストレス無く読書できることを実感してからは、もっと早く購入してもよかったのかなと思ったぐらいだった。

初心者の読書環境づくりにはもちろん、既に読書家の方にもオススメできるアイテムである。

③読んでもらう

これは人に朗読してもらうと言う事である。

これなら暗い寝室で目を閉じていても、狭い電車の中でも、車を運転している時でも、ランニングをしている時でも、本を読める。

まさにどんな環境下でも本が読めるのである。

それを可能にしてくれるのが、オーディオブックである。

アマゾンのAudibleとaudiobookの2つが有名だが、どちらもそれほど使い勝手に差はないと感じている。

個人的な利用頻度はaudiobookの方が多く、その理由は扱っている本の種類が僕好みだったためである。

ここについては個人差が大きいと思うので、ぜひ1ヶ月の無料期間を有効に使って試してみると、どちらが自分に合っているか確かめる事ができるだろう。

ちなみに僕はAudible・audiobookの両方を使って何度も同じ本の内容を繰り返し聞いている。

しかも、これらは一度読んだことのある本が多く、面白かったあるいはタメになった本を復習するように聞いている。

これは既に読書家だと言う人よりも、初心者の方が取り組んでみると面白いかもしれない。

分厚くて、中身も重厚な本をどうしても読みたい時などには、音声が作られているものならば、思い切って本と一緒に購入して、読んだり、聞いたりすると、読書するよりも効率よく本を読めるかもしれない。

まあ、僕としては急がずにゆっくりと一歩ずつ熟読する方がオススメではあるが、効率を優先するビジネスパーソンには良いかもしれない。

④サブスクリプションの使用

最後のオススメはサブスクリプションの使用である。

これはAmazonの月額制読書し放題のサービスであるが、薦められる人は限定的かもしれないと思っている。

僕がこのサービスをオススメできる人は、⑴熟読よりも速読のような読み方をメインでする人、⑵雑誌を見るような感覚で読書できる人、⑶手当たり次第に読んで読書経験を積みたい人である。

つまりは、読書に効率とか、とにかく量を求める人のみに旨味のあるサービスだと思っている。

だから初心者の中でも、とにかく数を当たって読んでみて、自分はどんな本が好きなのかを探したい!と言うような人にしか勧めることができない。

また定額で読めるものの中に、読みたいものが含まれていない場合もあるので、無料期間に体験してみるのが良いだろう。

終わりに

読書は人生を豊かにしてくれると言うが、それはまだ31歳の僕でもそうだと言い切れることである。

僕はひょんなことから読書をするようになって、たまたま僕が内省家であることに上手くマッチしたことで、10年以上の習慣になってくれている。

僕の好きな司馬遼太郎さんが「歴史は友達だ」と言っているが、それと同じ感覚を覚える。

本を読むことで沢山の友人に出会えたような感覚になる。

今は時代が進んだから、本など読まなくとも、テレビやYouTubeで動画を流しておけば人の考えに触れることはできる。

それで満足するのも結構だし、僕自身それで満足する情報も十分ある。

しかし、動画を見ても友人に会ったような感覚にならないのは不思議だ。

どこかエンターテイメント感が見え隠れしてしまうのだろう。

僕もお笑い好きで、エンターテイメントは好きだが、友人に会う時にエンターテイメント感が必ず必要かと言えばそうではない。

だから読書は読書で良いのである。

環境を整える事で読書をより良くできることを書いたが、10年以上の趣味とあっては一日では語り尽くせぬものがある。

だから、今後は読書についても質問をいただきたいと考えている。

僕で良ければオススメの本をお教えしたいし、フォロワーさんからオススメをしてもらうなんて夢のようである。

質問や要望などあれば、気兼ねなくお声がけいただけると、本当に嬉しく感じる。

長文をお読みいただきありがとうございました!

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