牧野 一志

詩作のほか、分野を問わず音楽を聴くことが好きです。読書も時々します。よろしくお願いしま…

牧野 一志

詩作のほか、分野を問わず音楽を聴くことが好きです。読書も時々します。よろしくお願いします。

マガジン

  • HzVerses

    詩と曲との干渉を楽しんでいます。ことばの少し砕けた感じを、ささやかな息抜きとして聴いていただければと思います。

  • 流転の宴 (るてんのうたげ)

    身近な自然と日々の生活で感じたことを記しています。ふとした合間にご覧いただければ幸いです。

記事一覧

聞いてあげるよ ♫

00:00 | 00:00

どんな悲しいことでも いつでも聞いてあげるよ 気にせず、ゆっくり話してみな 悲しみが和らいでいくはずさ どんな悔しいことでも いつでも聞いてあげるよ 気にせず、ゆっ…

牧野 一志
1か月前

壁 ♫

00:00 | 00:00

一人じゃ越えられない壁がある 越えようとして頑張っても壁は高い 壁を見上げて手をかざしてみる 超えられない壁の高さを見ている 一人じゃ越えられない壁がある 仲間、大…

牧野 一志
1か月前
1

邂逅

一塊に身を潜め 無明を飛翔するあなたは 此岸に降り立つ 月明かりの砂丘に 目覚めた佳人の 緩やかで誇らしい歩み 見上げた無辺の星空に 再びの変転を映し出す

牧野 一志
1か月前
3

邂逅 ♫

00:00 | 00:00

一塊(ひとくれ)に身を潜め 無明(むみょう)を飛翔するあなたは 此岸(しがん)に降り立つ 月明かりの砂丘に 目覚めた佳人の 緩やかで誇らしい歩み 見上げた無辺…

牧野 一志
1か月前

暑いぜ ♫

00:00 | 00:00

暑いぜ と言っている間に ほんとに暑いぜ 炎のホイールでぐるぐる回る気分 いい加減にしろというだけ 暑くなる 暑いぜ と言わなくても ほんとに暑いぜ 滝の流れをどんど…

牧野 一志
1か月前

いつまでも ♫

00:00 | 00:00

ふと立ち止まり、思い出した なにごともなく 毎日が過ぎていく いつの間にか、痛みも消え あの笑顔だけが 残っている ふと立ち止まり、まわりをみると なにごともなく 街…

牧野 一志
1か月前

そんな気分さ ♫

00:00 | 00:00

見上げると雨が 曇り空から落ちてくる そんな気分さ、今は  だろ? 見上げると雲が 風に押されて流れていく そんな気分さ、今は  だろ? あしたには、空も晴れて いい…

牧野 一志
1か月前

ドキドキ ♫

00:00 | 00:00

通りでバッタリ 同じクラスの人と目があい 急にドキドキが ジーンズショップの立て看板、チカチカ バーガーショップのスタッフがにこにこ 路上の話し声、店内BGM、自転車の…

牧野 一志
2か月前
1

陽炎 ♫

00:00 | 00:00

目先の仕事を無心でこなし 泥のように眠り、また仕事 仲間をいつも背後に 止めたままでやり過ごし いつかは立ち止まり 笑顔で向き合えると いつか、その日がくると 心のど…

牧野 一志
2か月前
2

夜明け前 ♫

00:00 | 00:00

あとどのくらいで、夜明けなの 暗い外を窓越しに見ていると 街の灯りが静かに点り続けている 窓辺で微睡んでいる今は 心を解き放す穏やかなひととき あとどのくらいで、…

牧野 一志
2か月前
3

蛍 ♫

00:00 | 00:00

水辺に散る月明かり 流れる雲が薄闇を広げ 静寂に蛍がそこここに 話は途切れ途切れ 影だけが立ち尽くす 気付くと 微かな光が 微笑みを映している

牧野 一志
2か月前
1

ナルシスト ♫

00:00 | 00:00

私は天才よ Any questions? なにか質問はある? 面倒なやつでしょ、私は でも、みんなから頼りにされているの だから、いつでも全力で向き合い がんばっているの 本当よ

牧野 一志
2か月前

仕事終わりの ♫

00:00 | 00:00

仕事終わりの一っ風呂が最高さ 手足の隅々まで、伸び伸びととしていく 湯舟のじいさんの鼻歌がぐっとくるね 仕事終わりの冷たい一杯が最高さ 五臓の隅々まで、酔いが回っ…

牧野 一志
2か月前
2

メリーゴーランド ♫

00:00 | 00:00

陽が沈むと 月が夜空に浮かび 星空が深く広がる 無限の宇宙に 輝き続けている メリーゴーランド 遠い星から 海に浮かぶ雲は 見えているのだろうか 無限の宇宙に 輝き続…

牧野 一志
2か月前
1

少年よ ♫

00:00 | 00:00

空虚さに打ちのめされ 為すべきを知らず 複雑さの怒濤の中で ただ立ち竦むばかり 身構えよ 斥候のように身を伏せ 黙視せよ 未来に伝えるために おまえのひ弱な迷いなど …

牧野 一志
2か月前
1

ある川の風景

 夏に白石川の「六本松」で、よく泳いだことを思い出した。その上流の右岸から流れの一部が隧道に取り込まれている。その隧道が江戸時代に作られたことを、小学生時に教わ…

牧野 一志
4か月前
4
00:00 | 00:00

どんな悲しいことでも
いつでも聞いてあげるよ
気にせず、ゆっくり話してみな
悲しみが和らいでいくはずさ

どんな悔しいことでも
いつでも聞いてあげるよ
気にせず、ゆっくり話してみな
悔しさが消えていくはずさ

あなたが元気を取り戻し
笑顔をみせてくれれば
受け留めていたままの
悲しさや悔しさが私からも消えていく

だから、いつでも聞いてあげるよ
そして、はやく笑顔をみせてほしい

壁 ♫

牧野一志 Collaboration with Ta

00:00 | 00:00

一人じゃ越えられない壁がある
越えようとして頑張っても壁は高い
壁を見上げて手をかざしてみる
超えられない壁の高さを見ている

一人じゃ越えられない壁がある
仲間、大切な仲間が集まり
壁の前、横一列、見上げてる
行くぞ、の声でみんなが壁に手をかけた

突起に手をかける、グリップをきかせる、足場を確保する、体をおこす、仲間に声をかける、手を差し伸べる、みんなで乗り超えていく

壁の向こうの新しい未来

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邂逅

邂逅

一塊に身を潜め
無明を飛翔するあなたは
此岸に降り立つ

月明かりの砂丘に
目覚めた佳人の
緩やかで誇らしい歩み

見上げた無辺の星空に
再びの変転を映し出す

邂逅 ♫

牧野一志

00:00 | 00:00

一塊(ひとくれ)に身を潜め
無明(むみょう)を飛翔するあなたは
此岸(しがん)に降り立つ

月明かりの砂丘に
目覚めた佳人の
緩やかで誇らしい歩み

見上げた無辺の星空に
再びの変転を映し出す

暑いぜ ♫

牧野一志

00:00 | 00:00

暑いぜ
と言っている間に
ほんとに暑いぜ

炎のホイールでぐるぐる回る気分
いい加減にしろというだけ
暑くなる

暑いぜ
と言わなくても
ほんとに暑いぜ

滝の流れをどんどん受けてみたい
思ってみたあとで、どっと
暑くなる

00:00 | 00:00

ふと立ち止まり、思い出した
なにごともなく
毎日が過ぎていく
いつの間にか、痛みも消え
あの笑顔だけが
残っている

ふと立ち止まり、まわりをみると
なにごともなく
街はにぎやかなまま
いつでも聞くよといってくれた
あのことばだけが
残っている

いつまでも残っている

そんな気分さ ♫

牧野一志 Collaboration with Ta & Yo

00:00 | 00:00

見上げると雨が
曇り空から落ちてくる
そんな気分さ、今は
 だろ?

見上げると雲が
風に押されて流れていく
そんな気分さ、今は
 だろ?

あしたには、空も晴れて
いい風が吹いてくる
 だろ?

ドキドキ ♫

牧野一志

00:00 | 00:00

通りでバッタリ
同じクラスの人と目があい
急にドキドキが
ジーンズショップの立て看板、チカチカ
バーガーショップのスタッフがにこにこ
路上の話し声、店内BGM、自転車のブレーキ
すべてがドキドキ

キックオフで始まり
ゴール裏のあの人と目があい
別のドキドキが
敵はがんがん出てくる、ボールは転々
声がでない、走りはスローモーション
監督の怒鳴り声、ホイッスル、応援の悲鳴
すべてがドキドキ

陽炎 ♫

牧野一志

00:00 | 00:00

目先の仕事を無心でこなし
泥のように眠り、また仕事
仲間をいつも背後に
止めたままでやり過ごし

いつかは立ち止まり
笑顔で向き合えると
いつか、その日がくると
心のどこかですがっていた

夢みる先は、陽炎のように
遠くへ逃げていくばかり

そうさ、陽炎は陽炎さ
追いかけても、逃げていくばかり

slowdown 今こそslowdown
slowdown 今こそslowdown

流れていた景

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夜明け前 ♫

牧野一志

00:00 | 00:00

あとどのくらいで、夜明けなの
暗い外を窓越しに見ていると
街の灯りが静かに点り続けている

窓辺で微睡んでいる今は
心を解き放す穏やかなひととき

あとどのくらいで、笑顔になれるの
薄闇の外を窓越しに見ていると
街の灯りが一つずつ消えていく

窓辺で夜明けを待っている今は
心が解き放される好きなひととき

蛍 ♫

牧野一志

00:00 | 00:00

水辺に散る月明かり
流れる雲が薄闇を広げ
静寂に蛍がそこここに

話は途切れ途切れ
影だけが立ち尽くす

気付くと
微かな光が
微笑みを映している

ナルシスト ♫

牧野一志 Collaboration with Ta

00:00 | 00:00

私は天才よ
Any questions?
なにか質問はある?

面倒なやつでしょ、私は
でも、みんなから頼りにされているの

だから、いつでも全力で向き合い
がんばっているの
本当よ

00:00 | 00:00

仕事終わりの一っ風呂が最高さ
手足の隅々まで、伸び伸びととしていく
湯舟のじいさんの鼻歌がぐっとくるね

仕事終わりの冷たい一杯が最高さ
五臓の隅々まで、酔いが回っていく
となりの若者の笑い声が楽しいね

あしたも暑くなりそうだな

00:00 | 00:00

陽が沈むと
月が夜空に浮かび
星空が深く広がる

無限の宇宙に
輝き続けている
メリーゴーランド

遠い星から
海に浮かぶ雲は
見えているのだろうか

無限の宇宙に
輝き続けている
メリーゴーランド

少年よ ♫

牧野一志

00:00 | 00:00

空虚さに打ちのめされ
為すべきを知らず
複雑さの怒濤の中で
ただ立ち竦むばかり

身構えよ
斥候のように身を伏せ
黙視せよ
未来に伝えるために

おまえのひ弱な迷いなど
誰も待ってはくれない
自分を信じて進み続けろ

ある川の風景

ある川の風景

 夏に白石川の「六本松」で、よく泳いだことを思い出した。その上流の右岸から流れの一部が隧道に取り込まれている。その隧道が江戸時代に作られたことを、小学生時に教わった。
 後に、資料で江戸時代後期に、白石城主片倉氏の家臣であった片平観平親子が中心となり、私財を投じ、十年がかりで隧道を完成させたと知った。
 その隧道は、白石城跡の西側で、二方向に分かれる。一方は館堀川として城山の内堀のように北から東、

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