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食べるから「幸せ」になる

皆さま、こんにちは♪

これをどうしても先に書かないと
なかなか先に進めないので(笑)
少し長いですが自己紹介がてら
ダイエットの歴史を…

私が栄養士を志した大きなきっかけが

「美人はこれを食べている」という
うっとりするタイトルの本との出会いでした。 

この本に出会う前までは
痩身することに執着していましたが、
太っていたにも関わらず
実は必要な栄養素が足りていませんでした。

太るメカニズム

栄養学に興味がなかった頃の私は、
栄養が足りない=痩せてヒョロヒョロな体
というイメージしかありませんでした。

または
歯がボロボロ、髪がスカスカ、骨がもろい…
そんなイメージでした。
これだと明らかに栄養不足だと言えそうです。

ではなぜ、自分は栄養が足りていなかったのか。

答えは

偏った栄養素ばかり摂りすぎて、
代謝が上手く機能していなかったから


です。

甘いもの、白ご飯から摂取できる主な栄養素は
炭水化物と脂質。

糖質は脳や筋肉のエネルギー源になります。
脂質は細胞や神経細胞の構成成分に必要です。

私の場合は
糖質(炭水化物)と脂質の代謝を助けるサポート役の
ビタミンB群が足りていませんでした。

中でも糖質と脂質の代謝を助ける
ビタミンB1とビタミンB2は
お肉、豆類、卵などのタンパク質に
多く含まれています。

実家暮らしで母が作ってくれた食事は
食材に気を遣って栄養バランスが取れたもの
ばかりです。

それだけでは満たされず、
食事のほかにスイーツドカ食い、
白米ドカ食いといった
糖分を過剰に欲してしまう状態でした。

甘いもの、米、麺類はあまりに多く摂取しすぎると
過剰摂取した糖質と脂質の代謝が追いつきません。

さらに困ったことに、
太るだけでなく
「疲れやすさ」や「肌荒れ」といった症状まで
引き起こしてしまいます。
太る、疲れ、肌荒れのトリプル要素が
結果的にストレスとなり、

食べないとストレスが溜まる→糖分を食べる
という
負のスパイラルに陥ってしまっていたわけです。

カフェに入ればスイーツは必ず2個以上食べ、
白米はおかわり3杯。(おかずを食べ終えても)

体に悪いとわかっていても、
白米とスイーツのおいしさは私の癒しでした。

実は激痩せしたこともある

意図的ではなく、激痩せしたことがあります。 
真夏の野外フェスに行った時。
人生MAXの体重で人と会うのも怖かった頃です。

その日は猛暑日で、
持参した水分を開演前にすべて飲みきってしまいました。

目当てのアーティストの登場まで6時間ほど。
水分補給ができないままずっと
人混みの中にいました。
後半は意識朦朧となっていましたが、
途中で抜けることもできずに脱水症状を起こし、
顔面蒼白に。
その日から約一ヵ月間ほとんど飲食できず、
一ヵ月で-10㎏の減量に至りました。

食べないで痩せたことは良かったのか 

食事もまともに取れないぐらい
ひどい熱中症になったにも関わらず、
たった一ヵ月で10㎏も痩せた!!
という奇跡に大喜び。←単純

周りからも痩せて綺麗になったね〜と言われ、

「食べないだけでこんなに痩せるなんて!
ミラクル✨」
と、世界が明るくなったような気がしました。

しかしそんな喜びも束の間。
頬から胸にかけて化膿した吹き出物が
突如現れました。
広範囲に及ぶ激しいアトピー性皮膚炎。
痒くて掻きむしり化膿し、治りかけて痒くなる…の
繰り返し。

原因は、激痩せ以前に
過剰摂取していたお菓子やパンです。

特に外食や市販の加工食品には
酸化した油やマーガリン、外国産の小麦粉や白砂糖
などが多く含まれています。

それらが体内で代謝されずに蓄積されたものが
吹き出物として出たのです。

アトピー性皮膚炎
これは拾い画像ですが
実際はもっとひどく化膿していました

痩せて嬉しいどころか、
綺麗じゃない自分に嫌気がさし
メンタルはとても荒んでいました。

代謝されない不必要(余分な)栄養素の害は体も心も
傷つけてしまっていたのです。

心と体は繋がっています。

見た目の痩身にばかりとらわれていると、
腸内環境も悪化し、血液や細胞も汚れてしまいます。

体が傷ついていれば心も不安定になるのは
避けようがありません。

自炊のおかげで心と体が回復に

一人暮らしを始め、自炊の必要性が出てきました。
最初の頃は炊飯器でご飯だけ炊いて、
お惣菜とか、市販のソースをかけるパスタ生活。

人の役に立てる生涯の仕事として
看護師になりたいと思い、受験勉強していましたが
正直のところ勉強はうまくいきませんでした。

そんな中で前述の本に出会ったのです。
そして栄養学の奥深さに感動しました。

「自分の進むべき道はこれだ!!」と思い、
大阪の栄養専門学校への入学を決意

そこからメラメラやる気が出て、
インスタのおうちごはんブームにあやかり(笑)
食卓が色とりどりに取り揃えられるようになったのです。

その頃には心も穏やかで
お通じや月経もきちんと整うようになっていました。

その後も生活や住む環境が変わるたび
新しい環境に馴染むのに時間がかかって
たびたび不調が起こしていますが…

食べないダイエットは幸せになれない

あの頃よりはだいぶマシになった自分を見て
そう思います。

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