見出し画像

今日は革命記念日|2020.07.14(tue)

朝起きてANAの8月運航状況を確認したら、欧州便のダイヤが発表されていた。パリ・羽田間の直行便が再開。待ってました。

我が家はANA派だから、これまではロンドンかフランクフルト経由じゃないとダメかなと思ってけど、なんとかパリから直接帰れることになり安堵。長距離便だからこそ、使い慣れた航空会社がよい。

不動産会社と鍵の引き渡し日を調整してからチケット予約を確定させるので、近日中に帰国日が正式に決定。さみしいようなワクワクするような。

とりあえず8月の機内食メニューや映画リストなどを見まくる。


7月14日は祝日。革命記念日。フランス革命っていったら「ベルばら」「レ・ミゼラブル」「1789」といった漫画や映画、宝塚くらいの知識しかないけれど、午前中からテレビで軍事パレードを鑑賞。

今年はコロナの影響で観客はなく、医療従事者へ感謝する名目で行われた。行進してくる軍人の制服が素敵すぎる。国歌とトリコロールの国旗も絵になるし、それにパリの上空から街並みまで織り交ぜちゃって、普段道端にう○こやおし○こがそこら中にあることを忘れてしまうかっこよさ。こりゃみんな愛国心持つわ。見せ方が本当に上手。


応募するエッセイを修正する。ようやく完成形まで来た!と思っていたのに、突如全面的に書き直したくなり、とりあえず加筆してみたら、頭も原稿もカオス状態に。余計なことをしてしまったかも…と思いながら、とりあえず今日は作業を中断。


夕食は革命記念日という理由だけで、牛ステーキ。フランスはステーキ肉がとっても安くて、お皿いっぱい300gが2枚でも8ユーロほど。一生分をフランスで食べておこうと思ってる。

ただお肉は顎をよく使う。昔怪我した顎の古傷が痛み、食後はイブを飲んだ。帰国したらペインクリニックに通いたいと本気で考える。


夜のお散歩はリュクサンブール公園内。やっぱりいつもより人が少ない。みんなパリにいないのかな。

ここの公園は、パリの中でも独特な匂いがする。これまでかいだことのないようなむわ〜んとした緑の香り。ちょっと重め。決して爽やかではないんだけれど、悪くない。目をつぶっていても、この匂いを鼻にしたら絶対リュクサンブール公園だとわかる自信がある。


23時からは革命記念日の花火をテレビで鑑賞。エッフェル塔を舞台にド派手な花火パフォーマンス。すんごく綺麗でダイナミック。窓をあけると花火の音が聞こえ、テレビの中の出来事が急に身近に感じられる。

5分もすると、飽きてくる。たしかに豪華なんだけれど、パフォーマンス系花火をみると、日本のものはなんて粋で季節性を感じさせるものなんだろうとしみじみ実感。

そんなことを思いながらも、もう革命記念日をフランスで過ごすこともないだろうと思い、テレビ中継を動画で撮る。


寝る前に映画を観た。堺雅人さん主演の「鎌倉ものがたり」。原作者の西岸良平さんは三丁目の夕日の作者として有名で、私は親の影響で小学生の頃から彼の漫画を読んでいた。

なんかイメージと違うと思い避けてたんだけど、ふと観たくなってみてみたら、これはこれでよかった。鎌倉のまちや江ノ電の映像に心癒される。SFチックな話なんだけれど、相変わらずふんわりとした気持ちにさせる作品だなあ。でもやっぱり私は漫画派だわ。


この記事が参加している募集

おうち時間を工夫で楽しく

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?