朝のお守り「りんごのスープ」。これを食べれば今日も1日がんばろうと思える
|この経験がいつか活きるはずだから
「ご病気の兼ね合いだと思うのですが、歯茎の回復がかなり遅いです…。」と先生に言われてすごく凹みました。
術後7日が過ぎ、抜糸のために通院したはずが、抜糸できずに帰ってきたんです…。
あぁ、おいしいものを食べたい気持ちがどんどん前のめりになっていきます。
でも、思うようにいかないことや、しんどい思いをする度に「この経験がいつか活きるはず。だから、今日もがんばろう」と言い聞かせるんです。
人の痛みがわかるようになるし、そういう経験をしたからこそ紡げる言葉とか表現がある、と思うようになりました。
|元気も時間もない日の朝ごはんにぴったり
手術前の朝ごはんは、りんごに甘酒をかけて食べるのが日課だったのですが、固いものを避けるライフスタイルの中で生まれたのが今回ご紹介する「りんごのスープ」です。
スープという名前ですが、要するに「ゆるい葛練り」。
口当たりはおかゆとスープの間のイメージで、とろっとしています。お腹が温まるし、少し満たされるので元気も時間もない日の朝ごはん代わりにぴったりなのです。
りんごのスープを食べたくって、毎朝起きるのが楽しみなんですよ。そのくらい、欠かせないものになりました。
では、作り方をご紹介しますね!
|材料
りんごジュース 180ml
(できればストレートタイプ)
葛粉 大さじ2
水 大さじ3
シナモンパウダー 適量
|作り方
小鍋にリンゴジュース180ml、溶かした葛粉(水 大さじ3+葛粉 大さじ2)を入れます。リンゴジュースはストレートの方が濃厚で美味しいです。
*)葛粉はからだを温めてくれますが、片栗粉は冷やす性質があるので、今回のレシピはぜひ葛粉で作ってみてくださいね。
▼わたしが愛用している葛粉はこちらです
▼リンゴジュースは重いので、ネットでまとめ買いが便利。
弱火で熱しながら、2〜3分絶えずヘラなどでかき混ぜます。ここでサボるとダマになるので気をつけてくださいね。わたしも、この時だけは、ちょっとがんばってます。
出来上がったら、うつわに入れてアツアツのうちに召し上がれ。
葛粉を増やせば、食べ応えがある感じ(おかゆや雑炊のイメージ)にもできますし、葛粉を減らせば、よりさらっとしたスープになります。
お好みでシナモンパウダーを振って召し上がってください。りんごとシナモンの組み合わせのおいしさをこれほどまでにシンプルに味わえるレシピってないかもなって、感動しますよ…!
▼忙しい時、元気がない時の「スープ」って、やっぱりホッとします。
|発酵調味料・旬ごはんの食材別レシピ索引
ここまで読んでいただきありがとうございました。
昔、わたしが人間関係で悩んでいた時に、何も言わずにそばにいてくれた人がいて、心底嬉しかった。
きっとその方は、過去に同じような辛い経験をされたのでしょう。言葉にしなくても溢れるほどの優しさが伝わってきて、ずいぶん助けられました。
もし作ってくださる方がいらしゃれば、コメントやインスタグラムで教えてもらえたら、とっても励みになります。
発酵調味料・旬ごはんの食材別レシピ索引、作りました。今日のご飯作りにお役立ていただけたら幸いです。
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