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ゆるゆら音楽映画放談

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レビューやつらつらっと書いた感想置き場的マガジン。音楽関係はだいたいここ。
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2022年3月の記事一覧

フレンドリー、そして愛

フレンドリー、そして愛

 サカナクションのアルバム「アダプト」より「フレンドリー」、そしてshowmoreの新曲「I」が同時に世に放たれる20220330、どうなっているんだ、なんていう日なんだろうか。

 未知の感染症禍を経て生み出された「フレンドリー」、世界情勢を受けて生み出された「I」、どちらも断絶から踏み出す楽曲であり、ひとつの美しい祈りだと思う。
 

フレンドリー - サカナクション

 物事について無数の視

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little trip

little trip

 お休みを利用して、楽山園(群馬県甘楽郡甘楽町)と臨江閣(同・前橋市)へ。
 そもそもこのお出掛け、言い出したのはロケ巧者の某氏。「お団子を食べたいよね?」と聞くので訝しがっていたら、案の定MVの影響との旨。

まつり/藤井風

 実は初めての訪問ではなく、昔お仕事で立ち寄らせていただいたことがあった場所。しかしかなり前の話になるので、詳細な記憶はあやふや。
 何はともあれ、現地との行き来はすべて

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showをもっと

showをもっと

 先日eggmanで行われたshowmoreとBlue Vintageによるツーマンライブの配信アーカイブを繰り返し観ている。

 showmoreのセットリストは

red
1mm
恋をした(cover)
baby
37℃
circus(with special dancer)
I love you

 大変素晴らしかった。
 showmoreの音楽には、滑らかなのにどこかざらりとした手触

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本日は藤井 風さん「LOVE ALL SERVE ALL」を実店舗でフラゲ。
楽曲、歌唱演奏、フィジカルならではのアートワーク、そして前回同様に香るブックレット(これはインクの仕様なのだろうか)。どこをとっても流石の才能、非常にクオリティの高い一枚でした。
初回限定カバーも逸品。

今日も音楽三昧。
Blue Vintage & showmoreライブ(配信)→藤井風さんLASAリリパ→LASAアフパ→一郎さんインスタライブという隙間なき流れ。
ツーマンライブは両バンドとも素晴らしかった。そのうち書くかも。
写真の花は、あまりに可愛らしかったので。

review まつり

review まつり

 藤井風さんの新曲「まつり」が、アルバムに先行して音源・MV同日リリースとなった。
 先駆けて公開されたMV Teaserの段階で、既にかなりネイティヴ/プリミティブな印象の強かったこの楽曲。
 実際にリリースされた音源も、祭囃子に欠かせない篠笛や音頭など和の要素を存分に取り入れた一曲となった。それでいて彼の持ち味であるR&Bのテイストやトラップを巧みに融合させ、まさに和洋折衷、ボーダーレスといえ

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光を放つ音楽 個人的15選+α

光を放つ音楽 個人的15選+α

 優れたメロディーのうち、「これはまるで発光しているようだなあ」と感じるものがある。
 ポップの魔法と言ってしまうとあまりに雑で陳腐なので、前置きはさっさと切り上げて挙げていくことにしよう。Spotifyにある邦楽縛り、80's後半以降限定、ゴスペルなし。敬称略。
 思いつきで突発的に選んだけれど、思いつきでさらに追加するかも。

Do You Believe In Magic? / Cymbal

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音楽三昧:芸術選奨,MVほか

音楽三昧:芸術選奨,MVほか

 仕事終わりの夕方、藤井 風さんが芸術選奨新人賞を受賞されたとの報道を目にした。
 正式には芸術選奨文部科学大臣新人賞、これは宇多田ヒカルさんや米津玄師さんも贈られた栄えあるもの。
 各年度ごと、芸術の各分野で業績により新生面を開いた芸術家に贈られる。ポピュラー音楽は大衆芸能部門に含まれるが、所謂お笑い(落語・漫才含む)やジャズなど幅広いジャンルに跨がるカテゴリーで、その中から選出されるというのは

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ワン・ノートで奏でて

ワン・ノートで奏でて

 そして夜は藤井空さんのライブ「藤井空Special Live~22/2/22~」配信のアーカイブを再び視聴。オリジナルもカバーも非常に楽しいラインナップ、攻めのセトリを存分に堪能した。
 その中から、そらトリオ「ワン・ノート・サンバ」(Samba de Uma Nota Só)がとても素敵だったので、本日は様々なカバーを。

フランク・シナトラ

言わずと知れたレジェンド・シナトラ

エラ・フィ

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