山田 夏子

グラフィックファシリテーション協会 と しごと総合研究所 の 代表  クリエイティブな…

山田 夏子

グラフィックファシリテーション協会 と しごと総合研究所 の 代表  クリエイティブな手法を使って「組織開発」を展開。携わった組織は1000社以上。育成講座は延べ2000人が受講。深い理解を育む対話の支援をしている。2021年『グラフィックファシリテーションの教科書』を出版。

最近の記事

【 役割を脱いだ先にある自分 】

ここのところ、組織開発やワークショップ、 パーソナルコーチングにしても、 50代〜60代 男性のセカンドキャリアや ビジョン構築にまつわるご相談が、とても多い。 今日も、立て続けお二人のビジョンに関する パーソナルコーチングだった。 今までがむしゃらに頑張ってきて、 ・仕事の技術や力量は十分に培われている ・誠実に紡いできた信頼関係、仲間もいる ・ささやかかもしれないが蓄えもある 後は、自分が何をしたいのか? ビジョンなんですよ。  このビジョンを見つけたいんです

    • 【 その時代の流れの中で、  自分が形成されてきた 】

      力さんが冒頭に仰っている言葉 「自分が60代にならないと  わからないことだったんだなって今思うんだけど、、  その時代を生き抜いてきた中で、  その時代の流れの中で自分は形成されてきているんだよなぁ〜って。」 って、話がしびれるんです!! 今日から配信されている市川力さんとの対談2話目。 今回は「おっちゃん(力さんの呼び名)」が どのように形成されてきたのか? おっちゃんがお兄ちゃんだった頃の話を、 イキイキと語ってくださっています。 や〜、これがもう最高で、 その時

      • 【 常識や他人がどう思うか、じゃなくて、自分がどう思っているのか? 】

        先日の研究会で「人の持つ境界線」についてお話したのだけど、 「境界線」と言う言葉に対して、「相手との線を引く」と言う意味で 「ネガティブ」に捉えられている方もいたのが私的には新鮮だった。 お話をした私としては、健全な境界線は必要で、 お互いちゃんと示し合えると良いよね!という趣旨の話をしたのだけど、、 もう少しここで言語化しておくと、、 自分の境界線を自覚して、 自分を主語にして、 自分はどう感じたかを語れれば良いんだけど、 相手を指差して、相手を主語に指摘しちゃったり

        • 【 組織内の「父性」の未熟さ 】

          「組織」よりも「個人」の方が取り扱いは難しい。 なぜなら、「組織」は嫌だったり合わなければ 最終的にはそこから出れば良いのだけど、 「個人」はそこから出ることは出来ないから。 そんなこんなで、 「個人」を整えるために 細々とですが心理療法を学んでいます。 (by 富士見先生と岸原先生) で、個人の開発の中で特に 日本人の「〜依存症」と言われる 精神疾患について学んでいくと、 (数が多くてメジャーだから、軽く見えがちですが、  精神疾患の中で「〜依存症」はかなり重度だそう

        【 役割を脱いだ先にある自分 】

          【 知らないことの罪悪感 】

          俳優の東ちづるさんにお誘いいただいた Get in touch の 一夜限りの「まぜこぜ一座」を観に行きました。 コレが、めちゃくちゃクオリティ高くて、 素晴らしい公演だった!! 紅白歌合戦を生で観てるみたい。 マイノリティと言われる方々のプロのパフォーマンス公演。 正直、障がいのある方への想像も知識も足りないと自覚してる中、 そこへの罪悪感が、 公演を観に行くには、勇気を伴うなぁと、今までは、なかなかスンナリ足が向いてなかったのが本音だ。 いろんなことに言えるけど、

          【 知らないことの罪悪感 】

          【 地方自治体での住民対話会 】

          軽井沢町の住民対話会。 土曜と日曜の対話会で、約100人の住民の皆さんが公民館に足を運んでくださいました! 3歳くらいのお子さんから90歳くらいのおじいちゃん&おばあちゃんまで! 最初は、途中で帰る!と言っていた方が、3時間に及ぶ話し合いに、結果最後までいてくださったり、、 参加してくれた小学生の女の子が、 「未来はどうなるか分からないから、こうやって皆んなで話し合って作るんだね。お母さん!」と、話していた事にいたく感動しました。 新庁舎建て替えの 基本方針を立てる前の

          【 地方自治体での住民対話会 】

          【 自分の能力のピークが過ぎてきていることへの自覚と、成し遂げたいことの期限が迫っている焦り 】

          久しぶりに、 自分が持ち合わせたテクニックやスキルではどうにもならない現場でした。笑 こここそ 「おゆみ、見といてね。」と心の中で思いながら、 ファシリテーションしていましたよ。笑 ファシリテーションをやって来て、 もしくは、教員や学校長時代にも、 とんでもない修羅場は山ほど経験して来まして。 なので、 今回の現場を、 それほどまでに修羅場とは思ってはいないけれど、 それでも、ここ数年の中では、 自分のスキルや経験や手札ではどうにもならない、 丸腰で人としての誠意以外

          【 自分の能力のピークが過ぎてきていることへの自覚と、成し遂げたいことの期限が迫っている焦り 】

          【 組織より個人の方がよっぽど難しいよ。】

          『創り出す思考』のロバート・フリッツが言った この言葉が気になって、 5年ぶり3回目のロバート・フリッツの学び。 3回目と言っても2回目は、受講中に父が亡くなり学び中断。 それを覚えていてくれたDannaが 「久しぶりにおいで」と誘ってくれた。 結論から言うと、スケジュール的にも体力的にもギリギリの中で、 何とかこじ開けて3日間通って、本当に良かった。 ロバート・フリッツは、作曲家や映画をつくるアーティストであり そして、ピーター・センゲが学びを乞う天才的なコンサルタン

          【 組織より個人の方がよっぽど難しいよ。】

          【 自分にとってインパクトのある出来事は、自分に対して「大事なこと」もしくは「必要なこと」をお知らせしてくれる機会だろうなと思う 】

          出来事自体は大したことではなくても、自分にとってインパクトが大きければ、それは大事なお知らせ。 だからこそ、ちゃんと振り返る(リフレクション)する必要があるんだと思う。 忙しかったり、頑張らなきゃと思ってる時ほど、 見ないようにして振り返らずに振り切って前に進もうとするんだけど、 そうすると、更にインパクトのある出来事で、 自分にお知らせして来る。 仕事での出来事や 人間関係や はたまた身体の症状として。 グラフィックファシリテーションのプロコースでは、 見ないフリを

          【 自分にとってインパクトのある出来事は、自分に対して「大事なこと」もしくは「必要なこと」をお知らせしてくれる機会だろうなと思う 】

          【 自分の至らなさに身を置く 】

          結論を先に言うと、 自分の至らなさをちゃんと自覚しておかないと、 年齢的にも、立場的にも、私の場合、 調子に乗りがちだよなぁ。。って話です。 「かーちゃんって、仕事の得意な分野以外のことは ナーンにもできない人だよね。」と、 子ども達に指摘され、 鋭すぎて、あぁ、まぢでその通りだよ。 バレてたね。。やはり。。。 と、 膝から崩れ落ちる。 私の場合、日常生活含めて、ほとんどのことが 至らないことだらけなのです。。。 昨日も、近所のモスバーガーにネット注文して、 子ども達と

          【 自分の至らなさに身を置く 】

          【 死んだ後の入棺体験 】

          渋谷で行われていたデスフェス。
最終日に滑り込んできました。 そこで行われていた、入棺体験ワークショップに参加。 死んだ後に入るお棺に入って、 自分への弔辞を読んでもらうというもの。 この体験が、とんでもないインパクトでしたよ!! 「弔辞のワーク」(自分への弔辞を書いて読み上げる)は、 自分自身の潜在的な価値観やニーズに気付くワークとして、 研修やワークショップで運営することはあるのだけど、 ここに、 入棺という儀式が付くと、 更に、とんでもなくパワフルなものになるん

          【 死んだ後の入棺体験 】

          【 入学式の校長の挨拶みたいに。笑 】

          今日は、5期プロコーススタートの日。 オリエンテーションでした! よく晴れて、 桜も咲いている4月初旬ということもあり、 私にとっては、入学式みたいな感じもして、笑 8年前からプロコースを創立してきた人間として、 入学式の校長先生みたいに、冒頭ご挨拶させていただきました。 . 『プロコース5期生の皆さん  ご入門おめでとうございます!!』 世の中は大きな変化の只中にいます。 これまでのパラダイムでは、 勝つか、負けるか、生き残るには!と、 私たちは、能力など一人一人

          【 入学式の校長の挨拶みたいに。笑 】

          【 入学式の珍事件 】

          長男ダイキ入学式。 いきなりの珍事件。  入口で配られたクラス名簿を何度見てもダイキの名前が無い…。 下駄箱で立ち尽くす本人。 自分の靴はどこに入れればいいのか? どの教室に行けばいいのか? 問合せて、先生方も大慌てで クラスを指定。 本人に伝える。 さすが、話題に事欠かないね! ネタにするしか無いなコレは!と、 ダイキの背中を笑って叩いて送り出した。 【後日談追記】 ママ友やダイキの小学校からの友達が、名簿にダイキの名前がないとザワザワ。 心配の連絡飛び交う中、

          【 入学式の珍事件 】

          【 新人研修に金髪講師 】

          今年の新入社員研修がスタートしました! 私は、入社一発目の初回研修に ご指名でオーダー受けることが多くて、 緊張してる新入社員の皆さんとのご対面によくなるのですが、 今年は、開けたら金髪のおばさんが笑顔で手を振っている!という… 新入社員のびっくりした顔が面白かった!! 若いって良いなぁ〜 今年は軽やかで明るい! きっとコロナ解除で対面で会えたり、 飲み会出来たりが影響してるかな? 私は彼等の親御さんくらいの歳。 もー、カーチャンの気持ちだわよ。 入社おめでと

          【 新人研修に金髪講師 】

          【 死を意識すると仕事はどう変わる?】

          前回テーマ配信分の紹介です!! 今回のテーマを振り返ると、 自分の死と向き合った時に、 何が大切か?何が譲れないのか?の 人による違いが、 よくよく分かる思考実験の回でした。 私は、患者さんの心の内の声をグラファシすることがあるので、 お葬式に、グラフィックを飾っていただいた事が何度かあります。 残された人達が、グラフィックを眺めながら泣き笑いして、 故人を偲ぶ光景を見て、 あぁ、私もこんな風に笑いながら 思い出を語ってもらえる生き方がしたいなぁと 思います。 ⚫︎死を

          【 死を意識すると仕事はどう変わる?】

          【 全力少年 】

          長男大喜。 卒業式でした。 式を終えて、皆んな笑顔で 校庭に出て来る中、 彼は沢山涙をこぼして泣いていた。 あぁ、泣けるくらい全力で 過ごした小学校生活だったね。 . 漫才やコントのネタ作りや 頼まれるイラストや黒板アートの制作に、 卒業間際は「正直疲れた」と ぼやくこともあったけど、、、 . どんな涙だったのか、 後から本人に聞いてみたら、 小学校にありがとうって 思えて泣けたと。 そんな貴方に私も泣けました。 おめでとう    ありがとう

          【 全力少年 】