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「パタハラ」の認知度をあげよう!

こんばんわ、ナツキのパパです。

今日は誰に向けてという訳でもないのですが、ふと、今ってパタハラという概念・認知度を広めることが結構大事なんじゃないか?と思ったので、忘れるまえに書いておこうと思います。

昨今、政策にしても議論にしても、「女性の社会進出」をどうこう言うよりも「男性の家庭進出」を推し進める事の方が、社会変革という意味では意義も効果もより高い位置にあるんじゃないかなぁと個人的に思っている訳ですが。

そんな中で、イクメンプロジェクトよろしく、2022年4月1日からは改正された育児・介護休業法も施行されるので、段階的とはいえ、男性もこれまで以上に「育児をする存在」になっていく…はずなんですよね、本来は。

・・・とはいえ、欧米では至って日常的なレベルのことでも称賛されるような日本では、とにかく男性の家庭進出へのハードルは高いのも事実。

実際のところ、今の社会の空気感というか風潮を思うと、中々そう簡単にはならなそういう感じだし、ボクが地方住まいだから特にそう思うのかもですが、中小企業や地方零細企業になるほど、その意識や動きの浸透は遅い気がしています。

意識の高い男性、あるいは気付きを得たり「その気」になった男性がいても、企業または上司や同僚が無理解であったり、ダイバーシティやインクルージョンに対する意識が低いままだったりすると、個人の「その気」も報われませんよね。

つまり、個人の意識が高まっても組織の意識の低さによって邪魔されてしまう構図がある訳ですよね。

男性が育児に関する「父性」を発揮しようとした時に、それを侵害する言動を「パタニティハラスメント(パタハラ)」といいますが、このパタハラが「起きる」ではなく「常に隣りにある」のが今の社会のよな気もしています。

それでね、思う訳です。

これまでを振り返ると、セクハラ、パワハラ、モラハラ、マタハラ(は認知度が低そうだけど)といった言葉にしてもそうだけど、その他の社会的な大きなうねりが起きる時を思うと、言葉が市民権を得ると社会への伝播速度があがる、というのは間違いないと思うので、そういった意味で、日本に蔓延る男性社会の変革には今、パタハラというワードを流行らせる事が戦略的に有効なんじゃないかなぁって。

なので、パタハラという言葉をどんどん普段から意識的に皆で使うことで、認知度を広めていきませんか?

悲しい言い方でもあるけど、正確な意味や内容よりも、まずは耳馴染み優先でどうでしょう。

※「パタハラ」という言葉を誰もが知ってるよってって言える時がきたら、その頃にはきっとイクメンなんて皮肉でしかないような言葉も、世間一般で「恥ずかしい呼称」に変わってるんじゃないかなと思います。



過去のボクは昭和の固定観念や慣習に縛られ、自分や家族を苦しめていた事に気付きました。今は、同じ想いや苦しみを感じる人が少しでも減るように、拙い言葉ではありますが微力ながら、経験を通じた想いを社会に伝えていけたらと思っていますので、応援して頂けましたら嬉しいです。