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パーソナルトレーナーは『料理人』

こんにちは!

今年の梅雨は良い天気の日が多くて最高ですね〜!

さて、
今日は

『パーソナルトレーナーは料理人』

と言うお話です。

今回のお話を理解するだけで

トレーナーや営業職でお困りの方でしたら
お仕事のキャリアアップは間違いないと思います。

理論や知識よりもさらに深いところにある本質的な部分に触れる
そんなお話になります。

初めに、
この言葉がどのような比喩を指しているのか。
そこからですね。

ーーー

今現在、健康意識の高まりなどから

優秀なパーソナルトレーナーが必要とされる時代になりました。


そしてもう一つ
ソーシャルメディアの発達などで

たくさんの情報が世間に蔓延する時代になりました。



つまり、

誰でもある程度の質の高い情報を手に入れられる時代


になったと。

これを踏まえて何が言いたいか、

今後どのようしてに同業者と差別化するかを明確化して考えていないと
パーソナルトレーナーとしてキャリアアップしていくことが難しい状況になる
ということです。

先ほど、世間に情報の蔓延しているというのは話を出しました。

情報が世間である程度出揃っているというのは

『技術面』でのトレーナーの差別化


が難しくなったということを表しています。

ここで題名を振り返りましょう。

『パーソナルトレーナーは料理人』


料理人というのは

①素材を厳選
②調理
③提供

ざっくり、このような過程を行なっています。

これをパーソナルトレーナーとして表してみましょう。

①素材を厳選→身体的な理論、知識
②調理→プログラム構築、最適化
③提供→環境、雰囲気、心理面を満たす


もちろん全て大切ではありますが
先ほどの話から、
①、②で差別化を図るのは難しいのがわかっていただけると思います。

例外は少しはありますが
情報が蔓延し、パーソナルトレーナーになる人が増えている今
トレーニングなどに対する知識、理論によってできるトレーナーとしての差は
そこまでありません。

つまり差が出るのは

『③提供』

の部分なんです。

ある程度同じ素材や調理法を持っている人が多勢いて
その中で差別化を図り、一つ抜けたトレーナーになるには

自分だからこそできる『提供』を見つける他ありません。


では、『③提供』を磨くにはどうすれば良いのか

私自身が売れなかった時代にここで躓き

迷い疲れていた時

ある一流のトレーナーにこう教えてもらいました。

『正しさより、優しさ重視』


皆さん、セッション中に
フィットネス系、トレーニングの話ばかりしていたりしませんか?
正しいフォーム、動作改善を伝えることに必死になっていませんか?

この言葉の『正しさ』とは
フォームや理論に過度に拘るトレーナー
この言葉の『優しさ』とは
最低限の安全性の中、お客様目線で物事を考えるトレーナー

つまり、お客様が正しいフォームや正しい知識に『感動』を覚えないのであれば
そんな話はさっさと切り上げて、他の楽しい話しましょうよ
ということです。

意外と、これができないトレーナーが多い。(元、私もそのひとり)
しかも真面目に頑張っている人ほど。
大抵は正しく、効果的なものを伝えることが相手のためになると考えている
気持ちの表れなんです。

ただ残念。

どんな知識や理論も
お客様が求めていなければ意味がないのです。


この例は、
仕事の質を高める=知識、理論を増やす
に走った人たちがよく陥るケースです。

あなたの目の前の人は、
あなたが話すことで笑顔が溢れていますか?
楽しそうに自分の話をしていますか?

どんなに良い素材を使っていいても
どんなに上手に料理が作られていても
お店の居心地が悪い、料理の出し方が雑、量が多すぎる などなど

このような料理人(トレーナー)にはお客様は感動しないのです。

ちなみに、逆もあります。

安いどこでも手に入る素材で
料理の腕前もそこそこで

だけど、

お店に来ると元気になる
気遣い、おもてなしが丁寧
取り巻く環境がとっても明るい

皆さんはどちらに行きたいと感じますか?

改めて、

『提供』


の大切さ、分かってもらえたかと思います。

目の前の人は何に感動するのか
目の前の人は何に触れて欲しいのか
目の前の人を幸せにするにはどうすればいいのか

常、これを考えられるパーソナルトレーナーが一流だと
私は思います。

本日も記事を読んでいただき、ありがとうございました!
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ナツトレ




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