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izumi
2020年11月29日 07:41
あるところに小さなカナリアが居ましたカナリアは、遠くのお山の向こうに居る、神様に逢いたい!と逢いに行くことを決心しました同じように神様に逢いたいという、仲間のカナリアとともに旅をしましたその山は、とても、とても遠くて、険しく未知の世界へと行く道中は楽しさもあったけど恐怖や不安もついてきましたある嵐の日、小さなカナリアは空から落ちてしまい飛べなくなってしまいましたカナリア
2020年12月21日 11:45
サクサク、サクサク白くなった道を歩いていると静かな足音が聴こえてくる寒くて丸めた背中シーンという音にならない音家が近くなり、自然と足が早まる木の扉を開く暖かなオレンジ色の室内暖炉からパチパチと弾けるような音温かいミルクをもらい、フーフーと息を吹きかけながら冷えた手を暖めるゆらゆらと揺れる炎をボンヤリと眺める冷たくなっていた手足が暖まりジリジリとした痛みが走る