さっちん

素直な食材を一枚のガレットに乗せて。旅する料理人です。

さっちん

素直な食材を一枚のガレットに乗せて。旅する料理人です。

最近の記事

気が付けば。。。

お店を閉めてスイスに来てコロナで帰国出来ずに1年過した。 そして、2021年になって帰国。その時に書いたっきり。。。なんとも、3年過ぎてしまっていた😅。 その間には、翌年の2022年に帰国の3ヶ月前に知り合ったフランス人の旦那さんと結婚して、またスイスに在住することになり。 2023年には始めて正社員として働いたり、父が他界したり、私が足を骨折したり。。。強制終了。いつどうなるのか、何が起こるのか、人生は本当にミラクルである🌀 そして今、改めて自身の在り方と、旦那さんとの暮ら

    • 帰国した日

      2月半ばに帰国した。 PCR検査を羽田空港で受け、陰性の結果を待って、そのまま幼なじみにお願いした部屋での2週間の自宅待機。 当初は数日過ごしての移動も考えていた。けれど、リスクを引き受けてくれた幼なじみや何よりも自分自身に嘘はつけない。 一年振りに迎えた日本の朝は、時空を超えていた。 目が覚めて、見慣れない景色。ましてや日本ではあるけど、初めて訪れた場所。。。。 夢か現実か。そんな時間を数日過ごす事になった。

      • 鬱と隣り合わせの今。 自己肯定って難しい。

        • 2021年

          新たな年明け。 まさか此処にいるとは予想もしていなかった。 2020年の2月の終わりに日本を出て。 色んなしがらみからの脱出。 最初は本当に気分転換のつもりで3ヶ月をヨーロッパで過ごすはずだった。 そうして辿り着いた見慣れた街。 La Chaux-de-Fonds .(スイス🇨🇭) 一週間過ごしてフランス🇫🇷に行こうと列車のチケットを取った矢先に、CV19で足止め。 台湾経由で購入した往復チケットは、片道だけの仕様のまま。 一向に就航の目処が立たないまま日が過ぎている。

        気が付けば。。。

          11、12。

          早いもので、11月最後の日は満月🌕。 自粛生活の中、静かに月夜を過ごす。。。。。ハズが、 サプライズカレンダー作り🗓をお手伝い。 ドイツ人の母親を持つマダム云く、クリスマスは家族にとって本当に大切な日、と言うより期間で、子供達は、12月1日の朝から毎日のサプライズをみつける為にちょっぴりの早起きをして、魔法の様な日々を過ごすんだと。 今年のミッションはLEGO。 子供達が寝静まるのを待って、1日分のミッションを袋に詰めて行きます。 。。。が、これがなかなかの頻雑作業。 マ

          スイス

          しばらく記録しない間に第二波の流れがやってきた。 明日からレストランでの食事や集まりごとは出来なくなる。 一つの部屋に5人(12歳以上)まで。 そんな前の日だもの。こぞって皆んな外食するよね。。。。 それなりのところは、満席で予約待ち。そして明後日からは出張しますよ!的な打ち出しも同じ。 スイスに来た当初から、「やりたい!」と言っていたことが、今や当たり前に始まろうとしている。 遅い?遅かった? ううん、これからは所有しないで、共有するするって事。そんな世の中になって行く。

          夜中

          秋分の日、『ただいま〜』の時間、23:48分。 書きたい事は日々あるけれど。。。 いや、沢山ある中で、全部飛び越えて今の気持ち。     「何かがおかしくね?!」 誰もが、きっと、個人から会社から、組織から町から国から。ひょっとしたら、自分の家族の中からさえも。 自分を守るため、恐れから来る自己防衛なんだろう。悪くはない。相手が悪い訳ではない。でも、もっと根本的な、 「心」。。。。。。 あっ、タイトル写真は、ご近所の苦情から駆けつけたポリス。(美男なので😊) 今はスイ

          〜La manufacture_〜其の三〜

          いよいよ当日。 朝7時からの入店で、仕込みを開始。 野菜を洗い、米を研ぎ。幸いにも炊飯器があったがおかげで、此処はマシーンにお任せ出来る。 サラダソース、卵焼き、野菜をボイル、スープ、 と提供する手際と、出来るだけ作り置きをしたくないから、最小限の仕込みを考えながら準備をする。 時間はあっという間。サービスの方を気遣う余裕すら無い。 「あぁぁ、そうだ、そうだ、基本的に、私は手鈍いんだった!」「今気付く?」 「いやいや、その分丁寧なんだよ。」 「手際良く丁寧が一番でしょ。今更

          〜La manufacture_〜其の三〜

          ~La Manufacture_~其のニ~

          いよいよ8月。仕事モード? 打ち合わせの頻度が増す毎に、自分の語学力不足を痛感する。 既存のレストランは、当日迄営業する為、仕込みは一切現場では出来ない。 試作やイメージ写真を撮るのも自宅。 幸い、新たに借りた部屋が歩いて5分とかからない場所だった為に、貸し出してくれた食器を運ぶのも苦ではないけれど。 彼女は、最初から見越して、携帯のトラディクションを片手に、日本語対応をしてくれるのの、場合によっては変換した方が分からない。 英語に変換する方が分かりやすかったり、伝えやすか

          ~La Manufacture_~其のニ~

          〜La_Manufacture_〜

          夏至が過ぎて、身の回りが動き始めた。 ビザを習得する頃に仕事の話が舞い込んで来て、隣町にある寿司屋に通うもものにならず(笑) 期待し過ぎ?いやいや、採取から雇うつもりでは無かったって。 二日間だけど、タダ働き。でも、長いこと現場を離れている私には、刺激になった。←(前向き) そして、落ち着いた頃に、バカンス中のレストランを借りて、デザイナーとコラボしたイベントで食事を提供すると言う。 場所があって、拘束されない働き方を考えていた私には、又どないチャンス!(..,.より何よりビ

          〜La_Manufacture_〜

          仕事

          来月、イベント的な仕事を引き受けた。 めちゃくちゃ理想的で、且つ楽しみ! 詳しくは、改めて書くとして、メニュー決めの今。 ふとベランダから外を眺めて思う。 何故此処なのか。此処じゃなきゃいけないのか? 見慣れた景色が、日本語の無い世界。  何気にホームシック⁈ 照らす月は、何処から見上げても一緒なのに。 いつだって、答えは自分中にある。 さぁ〜て、今日中に仕上げなきゃ‼️

          引っ越し

          七月も半ば過ぎて,そろそろ自分の行動を開始しなきゃ。 と思いつつ、お金や今後を考えると余裕は無い。 …と、思っていたところに、友人でもある経理さん (以前のお店の経理関係をお願いしていた為) から連絡が入った。 個人経営者に持続給付金がおりると。 年内に申請すれば良いらしいけれども、やっぱり今、受け取っておきたい。 全て必要な書類は預けてある。 『お願いします。』速攻で応えた。 実際に、スイスに来てからはずっとシェアルームで友人家族と一緒だったので、さほど出費も無かった代

          引っ越し

          山羊座の満月から。

          スイスに来て、気がつけば何度かサイクルが過ぎている。  月の流れに何を願う? 何がしたいか? 自分は何の為にいるのか? ずっとそんなことばかり考えていた中に、たまたまダンスで知り合った彼は、キューバからの移民。 そして、話す言葉は、スペイン語。 彼と同じ街に住む友達はメキシコから来ていて、話す言葉はスペイン語。 そして、この街の共通言語はドイツ語。 ◉Fribourg(プリブール) 7月に入ってから私は、フランス語の教室に通いはじめた。 そして、初日に出来たお友達が、ス

          山羊座の満月から。

          ダンス

          久々の更新😅少〜し過去の話しになっちゃうけれども、新月を迎えた日に、二次会のダンスホールで、キューバ出身の彼に声を掛けて貰った。 全く踊れない、踊る気も無かった私をリードしてくれて、何とか合わせつつも、何度も足を踏んでは、誤り。 おまけにコロナ規制後、人との接触を制限され、挨拶のビズも殆ど身内以外無かった日々なのに、増してやかなりの密着度にも冷や汗💦 でも、何故か嫌な気持ちがしなかった。 そして、改めて保守的な自分を感じた。って言うか、文化?日本人? いやいや、意識し過ぎ?

          夏至に向けて〜其の二〜

          まとめて作る酵素玄米。この日は残っている端っこ野菜と共に和風リゾットに。 考えてみれば、今迄、日本人で良かったと思った事が無かった。むしろ言葉に対する自分の覚えの悪さからも、コンプレックスさえ抱いていた。自分が好きじゃ無かった。 それが、ここに来て、全ての自分の感情や思考を受け入れ、静観する。そんな瞑想と、リアルに記載するノートをはじめてから、かなり変わった。 大袈裟かもしれないけれど、今は、日本人として、自分の両親の元に産まれて来て良かったと思う。 そんな事を思いながら

          夏至に向けて〜其の二〜

          ◎夏至に向けて〜第一歩〜

          相変わらず瞑想(迷走)の日々を過ごす中、身体の反応が道標の様に起こる様になった。 激しい動悸で目が覚めて、溜まっていた怒りが出て来たり、と、すれば、新しい出会いにワクワクときめいたり。同じ鼓動も奥にある私の感情で如何様にも反応する。 例えるならば、風鈴の様な〜ʕ⁎̯͡⁎ʔ༄ そして、その度に瞑想する。 怒りや憎しみの時は、全てを紙に書き出して、読み上げて(感情込めて)、燃やす。火が燃え尽きる迄見届けて。 ちなみにその日は、幸いに、ホストファミリーが出掛けた週末だった。 そ

          ◎夏至に向けて〜第一歩〜