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~La Manufacture_~其のニ~

いよいよ8月。仕事モード?
打ち合わせの頻度が増す毎に、自分の語学力不足を痛感する。
既存のレストランは、当日迄営業する為、仕込みは一切現場では出来ない。
試作やイメージ写真を撮るのも自宅。
幸い、新たに借りた部屋が歩いて5分とかからない場所だった為に、貸し出してくれた食器を運ぶのも苦ではないけれど。

彼女は、最初から見越して、携帯のトラディクションを片手に、日本語対応をしてくれるのの、場合によっては変換した方が分からない。
英語に変換する方が分かりやすかったり、伝えやすかったり。まぁ、とにかく駆使しながらのやり取りの中で、週末を迎えた。
もともと切羽詰まらないと閃かないタイプなんで、まぁなんとかなるかな、と思いつつ、やっぱり5日前くらいから、めっちゃ緊張して、眠りも浅かった。
そんな私を見兼ねた(?!)のか、会場店舗のシェフが前日、中休憩時間のみだけど、店を使った仕込みの許可をくれた。

朝のうちに買い物を済ませて。

いざ中に入ると、シェフの仕事が見える。
最低限の道具しか、むしろ、通常はある火口ですら無い。
たぶん、建物の関係でか、今や全て電気。
コンベクションオープンと、熱源は、電気ヒーター一台。
これでメニューを創り出すには、仕込みと、提供の手際が大切。
改めてシェフを尊敬!
そして、切れない包丁😂
これは良くある事なのだけれど、魚を捌くのには‥かなり苦労した。

スイスは、海から遠い為、川魚、湖魚が主。
生食するには、一度冷凍しておきたい。
下処理に塩と酢で軽く締めておやすみなさい😴
そんなこんなで、あっという間に時間切れ。

当日は、朝7時から仕込みに入るということで、片付けてお店を出ました。〜つづく〜

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