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【睡眠読書会#16】『睡眠の常識はウソだらけ』を読む -二度寝はどうする?-

目が覚めた後に感じる布団のぬくもりほど、気持ちいいことはありません。

そして、そのまま二度寝をすること。

スヌーズ機能の目覚ましが鳴り、
「もう9分たったのか」という残念な気持ちと、
再び感じる布団のぬくもり。

そしてそのまま三度寝を始めて、9分後にスヌーズ機能で目を覚ますと…。

とても心地よい繰り返しループです。
ある意味、眠りの極上の取り方、とも言えるでしょう。

しかし、気持ちいいものほど、身体にはよろしくないのです。


1.二度寝をすると起床ホルモンが減少する

二度寝をすると、起床ホルモンの分泌が減少します。

イメージしてみてください。

締切のために、頑張って仕事している時ってありますよね?
でもそれを提出した時に、
 「一週間先でよかったのに」
って、言われたら「えっ?」ってなりませんか?

せっかく苦労して取り組んだのに…。

まぁ1回くらい我慢するか、と思っていたら、
2回、3回と締切の先延ばしが繰り返されます。

色んなことを犠牲にいて、エネルギーを注いで頑張った仕事。
でも、提出しようとすると締切の先延ばし・・・。

あなただったらどうでしょうか?
「やったー!まだまだ締め切りあるぞー!」とウキウキしますか?

私だったら「なんだよ…」っとなり、やる気を失います。
そして、どうせ締切が延びるんだから、適当にやればいいや。
と思います。

このやる気を失う感じが、「身体で起きている反応」です。
二度寝を繰り返すと、起床ホルモンを分泌する機能が何度も肩透かしを食らいます。

ですから、「分泌しなくてもいいや」っとなり、起床ホルモンの分泌量が減っていくのです。


2.影響は寝起きだけではない

起床ホルモンの分泌が少ないことで、寝起き以外にも影響がでます。

たとえば、メラトニンです。

起床ホルモンの分泌量低下につられて、シミやそばかすの原因となるメラニン要素を抑えるホルモンである「メラトニン」の分泌も抑制されてしまいます。

ですので、二度寝することで、シミやそばかすができやすくなります。


また、起床ホルモンが分泌されないことで、「GABA」というホルモンの影響をモロに受けてしまいます。

このGABAというホルモンは、ドーパミンやノルアドレナリン、といった行動を促すホルモンの受容を抑えるホルモンです。

結果、起きてもボーッとするようになり、二度寝スパイラルへの突入です。


3.まとめ

二度寝は気持ちいいが、身体が準備してくれている起床ホルモンを台無しにしていまいます。

結果、起床ホルモンの分泌量が減り、起きにくいだけでなく、シミやそばかすの原因にもなりえます。


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