日経平均株価の歴史的転換点:失われた30年の終わりと新たな展望
2022年2月22日、日経平均株価がついにバブル時の最高値(1989年12月29日の3万8,957円44銭)を更新し、3万9,098円となりました。これは「失われた30年」の終焉を告げるものと言えるかもしれません。
バブル時代には、主婦や学生など、普段は投資をしない人々までが投機に走りました。私は当時、海外赴任中であり、直接的なバブル景気の中に身を置くことはありませんでしたが(私の性格からして、それは幸いだったかもしれません)、知人たちは感覚が麻痺して投資が暴走したと語って