ナセル

クエートに入社3年目で一人駐在員事務所所長として赴任。海外に16年駐在し、訪問国も87ヵ国になりました。グローバル視点で日本や日本人を観察するといろいろと思う事があります。 スポーツの趣味ブログは https://nasser-blog.com/

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クエートに入社3年目で一人駐在員事務所所長として赴任。海外に16年駐在し、訪問国も87ヵ国になりました。グローバル視点で日本や日本人を観察するといろいろと思う事があります。 スポーツの趣味ブログは https://nasser-blog.com/

    マガジン

    • 初心者のスマートな資産運用~自分の未来は自分でつくる

      資産運用するには、まず「節約」し副業などで「貯め」て、「投資」をするパターンが基本です。その基本を順序だてて説明します。 *投資は自己責任でお願いします。

    • その他

    • 国際政治

      現在の国際的な政治の動きのなかで、まさに歴史の一ページ的な出来事を書き留めておきたいなと思いこのマガジンを作りました。

    • キャリアは自分でつくる ~未来を見据える

      人生100年時代は、非常にラッキーな時代です。時間はかなりあるので、最終的になりたい自分になる可能性が非常に高くなってきました。そのためには、自分でキャリアを構築していく気持ちが大切です。そのための考え方と達成の方法をまとめてみました。

    • アートの世界

      私の趣味の一つが「アート」です。きままに書きます。

    最近の記事

    • 固定された記事

    英語ができないと「安い日本」になる

    英語ができなくて困らない国は、日本くらいでしょうね。ハリウッド映画でもすぐ吹き替え版が上映されるし、海外の書籍もすぐ翻訳本がでます。そんなに、外国人と仕事したりする職場も日本はまだ多くはありません。 30年くらい前、東南アジアなどのいわゆる新興国では、英語を話す人は少なかったのですが、今はかなり話せる人が増えています。なぜかというと、他の国からの本や映画やマンガなどは、ほぼ全て英語の場合が多く、自国には、母国語のそういったコンテンツも少ないので、英語が理解できると楽しむ幅が

      • 2023年の資産運用~米国景気後退か?

        1月 米国では、物価上昇が頭打ちになり利上げも落ち着いてくるとみられ株式市場は持ち直し、NYダウは+1.7%、S&P500は+4.6%、日経平均は+4.7%となりました。円安も基調も130円くらいでとどめています。 私の運用も昨年のロスを上回る+3.4%となり、年初の出だしとしてはGoodStartです。 2月 月初のFOMCの利上げは0.25%と小さめで3月にも利上げ止めになるのではとみられています。しかし、景気は重く、テック企業中心に大規模なリストラが進んでいます

        • ChatGPTの時代がくる

          2040年に技術的特異点(シンギュラリティ)がくると言われていましたが、もっと早く来そうな勢いです。 シンギュラリティとは、人工知能(AI)が自分自身を改良することにより、短期間で劇的な進化を遂げ、人間を超える存在になることを指します。この考えは、未来の人工知能は、現在の技術や知識を超えて、新しい知識や技術を生み出すことができるという想定に基づいています。 近年、人工知能(AI)と自然言語処理(NLP)技術の進化により、ChatGPTという大規模な言語モデルが誕生しました

          • 2040年からの警告~変われるか日本

            以前、1998年に2020年には、何もしないとこうなるという「2020年からの警告」という記事を書きました。 ほとんどの予測が当たっており、予測できたにもかかわらず、残念な結果になってしまったよという内容でした。 短期予測より長期予測の方が当たると言われています。 今回、野口悠紀雄先生が、「2040年の日本」という本を書かれて、同じように20年後の未来を予測されています。 9章立てで書かれています。 「2020年からの警告」でも政府の高齢化予測は、上位・中位・下位予

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            ホワイト企業でのスマートワーキング

            2015年12月の電通事件の頃から「働き方改革」が叫ばれ7年近く経ち、長時間労働の「ブラック企業」が減り、「ホワイト企業」が増えてきました。それと共に、「パワハラ上司」も減ってきたと思います。 また、コロナ禍で、「リモートワーク」も普及し、いわゆる働きやすい環境が整ってきたのではないでょうか。 もう昭和の高度成長期の「ハードな働き方」ではなく、令和時代の「ソフトな働き方」になったということですね。 1988年の栄養ドリンクの「24時間戦えますか?」というCMは、2014

            グローバル人材になるための英語学習法 ~子音を聞き分けろ

            子音聞き分け習得 グローバル人材になるためには、英語力は必須になります。私は、語学は、勉強というより(もちろん文法のようなものは学ばないといけないと思いますが)、英語を聞いたり、話したり、書いたりする訓練だと思います。泳げるようになるためには、息継ぎの仕方とか、多少の泳法を習った後は、ひたすらプールで泳ぐ訓練をすると同じような考え方です。 よって、どのくらいの時間をかけて、訓練すればいいかということになります。米国国務省の外務研究所(Foreign Service Ins

            ルートヴィヒ美術館展~20世紀美術の軌跡 市民が創った珠玉のコレクション

            会社の傍にある国立新美術館で「ルートヴィヒ美術館展」が開催されていたので、会社帰りに観に行きました。 よくわからず観にいったのですが、ドイツのケルン市にあるルートヴィヒ夫妻のコレクションがあるルートヴィヒ美術館の展覧会ということでした。 いわゆる、「パトロン」という芸術の支援者ですよね。昔から貴族とかが芸術家のパトロンとなり、芸術は栄えてきました。 しかし、いいコレクションです。ピカソ、ロシア・アヴァンギャルド、ポップ・アートなど、絵画、彫刻、写真、映像を含む152点で

            2020年からの警告~変われない日本

             1998年2月に日経新聞に「2020年からの警告」というタイトルで、「何もしないと2020年はこうなるかも」という分析がされていました。今から25年前の頃です。  この頃は、バブルが崩壊して、銀行の不良債権問題とかが明らかになり、それまでバブル経済で浮かれていて、「あれ、ちょっとヤバいな」と思い出した時ですかね。  なんせ、96年秋頃から、米英の優良銀行(JPモルガン、クレディスイスなど)が、「倒産保険(クレジットデリバティブ)」を邦銀にかけだしたくらいですから。 【

            2023年の経済動向~日本の景気は後半から上昇!?

            毎年、年末の雑誌の特集を読んだり、ネットで調べたりして、今年の予想を元旦に発表するのですが、あまり当たらないですね。 特に2022年は、「経済的には、回復基調にあるのではないかという予想で、しかも、中国では共産党大会、日米で選挙もあり、現体制が景気刺激策をとると思われます。ということで、日経平均も3万円台になり、米国株も後半には、2桁の上昇。」 と書きましたが、その2か月後には、ロシアがウクライナを侵攻し、経済的には、厳しい一年になりました。 さて、性懲りもなく、今年の

            2022年振り返り

            1月 スポットコンサルタントを始めました。リモートでできるので非常にやりやすいですね。 2月 コロナは第6派で、3月一杯続きます。 ロシアがウクライナに侵攻しました。2~3日で終わるかと思いきや、この後ずっと続きます。ありえないことが起きたという実感です。その後、物流の混乱やインフレの加速など世界経済にダメージを与えます。非常に考えさせる出来事です。 ランニングのフォーム改善をやっていたら、左膝を痛めてしまいました。結局4月に病院に行き、「半月板損傷」と診断され、ずっと

            学年誌100年と玉井力三〜描かれた昭和の子ども

            子供の頃、小学一年生には一年生用の雑誌がありました。小学館はそのものずばりの「小学一年生」などで学研は、「学習」と「科学」というタイトルで、それぞれの小学生の学年毎の雑誌を発行していました。小学館の学年誌は、1922年、学研は、1946年に創刊され、小学館のそれは「100周年」となりました。 ということで、その表紙を描き続けた玉井力三の原画とその雑誌の表紙が展示されており、懐かしさのあまりに日比谷図書文化館で開催されている展示会に行きました。 私が小学一年生の時に「東京オ

            「サラリーマンは気楽な稼業ときたもんだ」という時代は終わった

             1962年のクレージーキャッツの植木等の歌で、映画にもなりました。 サラリーマンは気楽な稼業と きたもんだ 二日酔いでも 寝ぼけていても タイムレコーダー ガチャンと押せばどうにか格好が つくものさ チョッコラ チョイとパアにはなりゃしねェ アッソレ”  という歌です。高度成長期に入った頃ですかね。団塊の世代の一つ前の世代の頃の世代が活躍していた時期ですね。私の両親の時代です。学生の頃に戦争を経験している世代ですね。  暗黒の戦争を経験し、高度な成長の中で昭和を必死で

            大英博物館 The British Museum

            15年前のロンドン滞在の時は、National Gallaryに行き、その帰りに大英博物館に行こうと思いましたが、時間切れでいけませんでした。今回は、是非ともということで、訪問することができました。 イギリスの美術館や博物館は無料なんですよね。その代わり寄付を受け付けるというシステムです。気が利いていますよね。 100くらいの展示コーナーがあり、世界中のすべての時代の貴重な物が展示されていました。まさに「大英帝国」という感じで、世界中の富がイギリスに集中していたのでしょう

            マダムタッソー館 Madame Tussauds

            ロンドン滞在中に、ホテルからそばのところにマダムタッソー館があるので行ってみました。この蝋人形館は歴史が古く、1835年にマダムタッソーが息子らとロンドンで始めました。 等身大ですので、非常にリアル感があります。約190年前だと相当最先端の技術だったのでしょうし、一般市民は驚愕と共に観覧していたのでしょうね。 今は、スマホで簡単に自画撮りができるので、世界的に有名人と写真が撮れます。 今、マダムタッソー館は、世界中にあり、東京にもあるそうです。

            ロンドン旅事情

            3年半ぶりに出張で海外に出ました。行先は、15年ぶりのロンドンです。欧州一の大都市のヒースロー空港は、あまり綺麗ではなかったですが、今回は、リノベーションされていて綺麗になっていました。EUや日本や他の数か国は、電子ゲートが利用できて、簡単に入国できましたね。そういえば、羽田でも事前チェックインをしておくと、国内線と同じように、チェックインカウンターに行かなくてもいいのですよね。便利になりました。 さて、街並みは、建物の外観は保たないといけないので、見た目は昔とあまり変わり

            定年後のシニアの友達作り

            定年後は、会社の付き合いもなくなってしまうので、仕事をしないと人の付き合いがなくなってしまうシニアが特に男性には多いようです。 女性は、特に専業主婦の人たちは、はなから会社付き合いはなく、近所付き合いやらPTAでの付き合い、または習い事とかのでの付き合いを維持してたくさん友達がいるという人が多いようです。 男性は、会社などでいろんな人と接触する機会が主婦より多いので、人付き合いが上手なはずですがそうでもないようです。以前、平日昼間にフィットネスジムのプールに言ったら、楽し