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【映画感想90】オンネリとアンネリのおうち/サーラ・カンテル(2014)


100本目指して映画の感想を書き続けてやっと90本目になりました。
あと10本!あと10本!!

今回フィンランドの絵本が原作のかわいすぎる映画をみました。

仲良しの女の子、オンネリとアンネリが
ある日「ちいさな女の子ふたりのために作られた」素敵なおうちを手に入れて、2人だけで暮らし始めるストーリー。

北欧カラーで子供サイズの家具が並ぶちいさや家は外国のドールハウスをそのまま大きくしたようで、子供心を鷲掴みにされました。
クローゼットの中にはおそろいのドレスやアクセサリーが並んでてオンネリとアンネリは大興奮でファッションショーを始めるのですが双子コーデがとんでもなくかわいい。

ポッピンシャワーのアイスのようにバチバチと弾けるカワイさをただただ浴びる映画でした。

ただちょっと特殊なのが素敵なおうちと対照的に
妙にリアルな設定がちらちらあって、
スロットにお金を注ぎ込み毎日孫の職場にお小遣いをねだりにくるおばあちゃんがいたりします。
さらに孫はアイススタンドを経営してるのに資金なく、メニューを改善することも増やすこともできない。お客さんが増えないので資金もないと言う悪循環。
これ息子じゃなくて孫なのがなんかこう…よりなんかダメな感じがするというか……

かと言って家をくれた謎の女性の正体や小さな女の子ふたりだけで生活いることもなんとなくスルーされているゆるい空気感が不思議な温度感がありました。

そういえばムーミン原作も不思議な世界観と死生感が独特の空気感を出してる時いたことがあるので、他のフィンランド映画はどうなのかちょっと気になりました。

最近寒くなってきたので、疲れがたまってきている方も多いと思いますが、
この映画は小さい女の子みたいになってかわいいものにひたすらきゃーー!!ってなれるのでおすすめかもしれません。みんなで幼女になりましょう?

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