視世陽木

元ブラック企業勤務、微弱なる霊感を持つ社畜だった私が、オカルトジャンルの怖い話と仕事に…

視世陽木

元ブラック企業勤務、微弱なる霊感を持つ社畜だった私が、オカルトジャンルの怖い話と仕事にまつわる怖い話をブログにて書き綴っています。時間が取れればnoteにも書きたいと思いますが、よろしければブログをお読みいただければと思います。 https://miseharuki.xyz/

最近の記事

私は人間です

友達がいない視世「先輩、留学生を紹介してくださいよ!」 学生時代のある日、私は留学生と仲が良かった先輩に訴えた。 現在進行系で友達が少ない私は当時から友達が少なかったため、「日本人がダメなら外国人だ!」という変な考えに走っていた。 ちなみに留学生は数年で国に帰るという当たり前の事実に、当時の私は気づいていない。 「おう、いいぞ!」 快諾してくれた先輩と話を進め、1人のネパール人を紹介してもらうことになった。 ネパール人なんて人生で出会ったことがなかったためワクワク

    • バカ2人

      ダメ大学生「明日〇〇町のパチンコ屋がでっかいイベントやるらしいから、朝から並ぼうぜ!」 学生時代、兄のように慕っていた先輩から誘いを受けた。 「すみません、行きたいけど明日は朝イチの講義が入ってるんです!」 という言葉がダメ大学生だった私の口から出るはずもなく、代わりに 「マジっすか!? 何時から並びます!?」 と、テンションマックスの声が飛び出すのだった。 当時はまだパチンコやスロットの規制が緩く、集客のためのイベントも問題なかった素晴らしい時代だった。 ※ 今

      • ぶん殴りたい!

        料理好きの親+末っ子=料理できる人間中タイトルになっているこの方程式、テストに出るので覚えておくこと。 どうも、元料理人の視世陽木(みせ はるき)です。 親が料理が好き、もしくは得意である場合、そのDNAは50%の確率で自分にも受け継がれている。 その50%を引いていて、なおかつ才能が開花するきっかけがあるかどうかだ。 そして才能が開花するきっかけとして大きいのが「末っ子」。 なぜなら、家で発生するお手伝いの大半を兄や姉から押し付けられ、好きも嫌いも関係なく「やらねばな

        • 初恋は叶わない②

          ※ 前回の投稿を読んでない方は、『初恋は叶わない①』からお読みください↓ 再会転校という形で離ればなれになったが、私の胸にはいつも彼女がいた。 転校先で過ごした中学の最後の1年、高校生活3年間、素晴らしい女性は何人もいたが、恋心を抱くまでには至らなかったように思う。 彼女に縛られていたわけではない。 私達は別に付き合っていたわけでもないし、ただ単に彼女より好きになれる女性と出逢わなかっただけだ。 そうこうしているうちに、女性とは縁遠いままに大学に進学した。 先にも書

        私は人間です

          彼の想いと叫びは 虚しく空へ散った

          ※ 遊戯王ネタちょいあります。 プロローグ「おっ、今日も来てるな」 学生時代のある日の昼休み、構内をぶらぶらしていた私は、とあるものを目にした。 大学構内の中央に、献血バス(フラグ1)が停まっていたのだ。 当時私が通っていた大学には、1~3ヶ月に1回ぐらいの頻度で献血バスがやってきていた。 朝早くやってきて受付などのセッティングを開始し、1限が始まる前ぐらいの時間から夕方まで「献血にご協力お願いします!」と訴えかけていた。 ちなみに私、人生で1回だけ献血をしたこと

          彼の想いと叫びは 虚しく空へ散った

          初恋は叶わない①

          プロローグさあ、たまには真面目に文章を書いてみようか。 嘘偽りなく、脚色なく、ただひたすらに悲しかった話を。 今でこそ、あの悲しい思い出すら自分を形どる1つのピースなんだと苦笑いして話すことができるが、私の今世の時間を止めた、ただただ残酷な運命の話を。 忌々しい言い伝え『初恋は叶わない』 日本には昔からそんな忌々しい言い伝えがある。 しかしこの言い伝えには、ある程度納得できる理由がある。 訳知り顔の大人達がまとめた理由は以下の通りだ。 ・多感な時期に初恋を経験するた

          初恋は叶わない①

          市内の中心で、鼻メガネとさけぶ

          プロローグ夜、街を歩いていて職質(職務質問)されていた。 いつものことだ。風貌が怪しかったのだろうけど、自分ではよくわからない。羞恥心と一緒に、怒りはどこかへ流れていった。 ……と、冒頭から名作中の名作【世界の中心で、愛をさけぶ】を思いっ切りオマージュしてみた。いいですか、オマージュですよ? パクリとか言ってはいけません。汚した、とか言ってもいけません。 今回の話、学生時代の私の体験談だ。 タイトルが実は100%のネタバレであり、某県市内で誰かが「鼻メガネ!」と叫んだだけ

          市内の中心で、鼻メガネとさけぶ

          あの日僕らは魔法使いだった

          多くの人が夢見たこと「空を飛びたい!」と思ったことがある人は多いのではないだろうか? 飛行機に乗るという行為ではなく、自分自身が風を切りながら飛ぶという夢。 えっ? そんなこと夢見たことない? あっ、なんかすみません……。 でっ、でもさ! 特に男性諸君は思ったんじゃないの? 「ドラゴンボールのビーデルは普通の人間なのに空飛んでんじゃん! じゃあ頑張ればオラだって!!」とかさ! ……茶番はここまでにしておこう。これ以上同意を求めたら私の中の中学2年生な部分が溢れ出してしま

          あの日僕らは魔法使いだった

          走って逃げたあのクリスマスの日

          学生時代の私は限りなくアホだった こんな見出しをつけさせてもらったが、30過ぎた今でも十分にアホであることは最初に記しておこう。自分でもわかってる。言わないで。 ただ、学生時代は輪をかけてアホだったということが言いたいだけだ。 なぜアホの子になってしまったかというと、親の厳しさから解放されたことが大きかった。 私には兄と姉がいるのだが、見事に2人とも中学~高校にかけてグレた。 姉はちょいギャル気取りぐらいのグレ方だったが、兄は高校を出てからもグレていて、大人になって更生

          走って逃げたあのクリスマスの日

          元社畜ならではの仕事の心がけ

          頑張りすぎない仕事は頑張るものであり、一生懸命にやるものだけど、頑張りすぎは禁物。 重要なのは「頑張りすぎないこと」で、元社畜の私はこれを仕事の心がけとしている。 経験からの心がけもちろんただ怠惰でありたくて「頑張りすぎない」をモットーとしているわけではない。 私は頑張った。 今もちょっとは頑張ったけど、社畜と揶揄されていた頃の私は厳しく自己評価しても「頑張りすぎ!」と思えるぐらいに頑張った。 頑張った私に残されたものは ボロボロの体 だけだった。 ストレス性胃潰

          元社畜ならではの仕事の心がけ

          ブログを副業にしていつか会社を退職してやる!と考えた私が年収1,000万円を達成できた方法 は達成してないからお伝えできないので日常をちょっと書いてみた

          難しいことはわかってたネットやTwitterを見てたら、月収〇〇万円!とか〇〇〇万円!とか書いてる人多いけど、ごめんなさい、半分以上は疑いの目で見ちゃってます。 5桁ブロガー!とか言っても、1万円だって9万9999円だって5桁だ。 なんて、自分が稼げないから妬み嫉みがちょっぴり沸き上がっちゃいます。 いや、1万円稼ぐのだってめちゃくちゃすごいことなんだけどね! (当たれば)大衆受けしやすいレビューブログはいいなって思ったけど、競争率高いし、そもそも私には「物欲」も「食欲」

          ブログを副業にしていつか会社を退職してやる!と考えた私が年収1,000万円を達成できた方法 は達成してないからお伝えできないので日常をちょっと書いてみた