見出し画像

海外へ行く前に知っておきたいこと① アメリカで警察に捕まった!

テキサス州のハイウェイで何もない直線道路を走っていたときのこと。パトカーのサイレンが鳴り、運転していた友人が土の側道に車を止めると、警官に「3名とも車から降りて、3人が距離をあけて立ち、車に背を向けて手を上げるよう」に言われました。

私は警官が話した内容を他の2人に伝え、3人とも言われた通りに行動しました。警官は3人のボディチェックで銃などを所持していないか確認。その後、スピード違反のため、パトカーのあとに車でついてくるように言われました。

テキサス州だったので、若い警察官はカウボーイハットをかぶり、制服もカウボーイの服装と同じ色でした。格好良くて一緒に写真を撮ってほしかったのですが、不謹慎なので我慢……警官は運転手の友人のパスポートを預かり、私たちは警察のパトカーに続いて、近くの簡易裁判所まで車を走らせます。

簡易裁判所につくと、平屋の建物から一人のポロシャツを着た裁判官が出てきました。警官から事情を聞いて、裁判官はその場で罰金の判決を下しました。私が通訳に入り「キロとマイルを間違えて計算した。反省しています」と本人は言っていないのにとっさに英語で言うと、少し罰金を減額してくれました。

ちょっとした思い出話のようですが、銃の使用が認められている国や地域に行く場合は、相手の指示に従わないと発砲されることもあります。学校内は比較的安全ですが、自由行動をするときは、自分の英語力に責任を持つ覚悟が必要です。

特に、日本では警察がスピード違反した人と同乗者に手を上げさせる習慣がないので、銃社会では警察に捕まったらまず手を挙げさせられると覚えておくといいでしょう。

拙著『世界一わかりやすい海外留学ガイドブック』には、安全面についての章があります。留学でも、海外旅行でも、海外出張でも、『安全面の章』はぜひ読んで頂いて、自分の身を守って頂けたら嬉しいです。
(Kindle Unlimitedは無料でお読みいただけます!)

また、海外では英語が少しでもできたら、自分の身を救うことがあります。年齢に関係なく英語を勉強しようと思ったら、ぜひお勧めの一冊です。英語力がつく勉強法が分かります!
(Kindle Unlimitedで無料でお読みいただけます!)


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?