【転職エントリ】 25歳で創業・事業統合・組織崩壊を経験した結果、創業エンジニアだったプレックスに出戻りしました。
25歳で創業・事業統合・組織崩壊を経験して、キャリアが1周しました。ここまで姿勢や覚悟が足りなかった部分が数多くあったと思います。赤裸々に振り返ります。
特に事業と技術の両軸でキャリアを考えている方の参考になれば幸いです。
私のキャリア像=「事業と技術」の両軸
子供が「早く大人になりたい!」と思えるような良い世界に近づく力になりたいという思いが原点にあります。そのために事業と技術の両方の理解が必要だと考え、事業検証のたびに開発依頼をするなら自分で実現できる力を得ようと考えて情報系の学校に進学したのがエンジニア人生の始まりです。
原点の解像度は度々変わっていますが「事業と技術」という軸は変わっていません。
学生時代プレックスの創業エンジニアに
20歳(3学年)のときにプレックスが創業されました。社長の黒崎さんに誘っていただき、創業エンジニアとして初期の開発をほとんど行いました。
事業の軸となるWEBサービスの開発、LPの開発、社内システムの構築など幅広く行いました。「ほとんどのことはなんとかなる。やればできる。WEBサービスは実装できる。」を実感しましたが、会社や事業が大きくなるにつれて「自分はエンジニアとして一人前なのか」「正しい良い実装をできているのか」「会社に見合うエンジニア組織を作れるのか」などの「自分の技術力の限界が事業と会社の限界になってしまうのではないか。」という不安と実感が大きくなりました。
当時のプレックスは正社員のエンジニアがおらず、私自身がフィードバックをいただいたり、学べる対象がいなかったことから「エンジニアとして1つ誇れる領域をつくる」ことを重視して、新卒ではDeNAに入社しました。
新卒でDeNA入社、事業統合を経験
新卒入社の前にDeNAの内定者インターン時代の話を少しだけします。当時はオートモーティブ事業部で半年ほどインターンをしていました。AIを活用した新規事業の部署で非常に技術力が高く、事業検証の速度が早いため、やりがいを感じていました。その最中に他社との事業統合が起こりました。
志望部署がなくなった状態で新卒入社となりましたが、配属には恵まれて世界規模のゲームの開発と運用に関わることになりました。技術力とビジネス力が高いチームで本当に多くのことを学ばせていただきました。技術や仕組みの当たり前の基準の高さの重要性と、その理想を実現できることを体感しました。
私自身がゲームが好きなこともあり、楽しくやりがいもありましたが、同時に「自分の人生を賭すなら、より大きな社会課題と向き合いたい。」という思いも大きくなっていました。
また、社内の事業提案コンテストに優勝したことをきっかけに「自分の力を試したい」と思うようになり、転職をすることにしました。
私の原点の思いと合致すること、勢いがあったこと、(働いた経験がなかった)ビジョナリーな組織であったことから、YOUTRUSTに転職しました。
YOUTRUST入社、組織崩壊を経験
思いと合致していて、やりがいもあり、働きやすい組織で本当に楽しかったです。
新しい環境で働くことで「慣れたから仕事ができるようになったのではなく、能力が上がった」ことを実感できました。
また、創業メンバーでないスタートアップで働くことで、スタートアップを正しく知ることができました。
そして、入社して1年弱の頃、大量離職が起きました(この件はYOUTRUST CSOの金子さんもnoteにされています)。この機会でキャリアを見直すことにしました。
「今まで理想を描くことはしてきた。”自分ならこうする”という仮説をいつも持っていた。事業提案コンテストも優勝できた。でも実現したことはあったか? 事業を自分で立ち上げて売上を作ったか? 自分の理想は絵空事なのか? 自分はただの斜に構ボーイではないか?」といった問いが日々大きくなっていました。
「迷ったときは大変な方を選ぶ」という自分の考えのもとに「どの選択が逃げなのか?」という答えのない問いと向き合いながら、色んな方に相談しました。
その中で黒崎さんと話した際に言われたことが深く突き刺さりました。
結果として「SaaS事業を立ち上げる」という課題と共にプレックスに3年ぶりに戻ることにしました。
ふたたびプレックスへ「事業で勝てるエンジニア」を体現する
3年ぶりのプッレクスは社員数も25名から120名になっており、知っているプレックスではなかったです。ただ私が好きなプレックスのままでした。
私にとって、このプレックスでの挑戦は「自分の理想」との勝負であり、自身の「人間としての資質」との勝負であり、「事業」との勝負です。
ここで折れれば今までの自分の考えが「斜に構ボーイ」で終わります。事業と技術の両軸は幻想で終わります。そういう勝負の場に立っています。
「事業で勝てるエンジニア」を体現していきます。
▼実際に私が1年目にやったことは、以下の記事をご覧ください。
最後に
創業・事業統合・組織崩壊を経験した結果「結局は、自分で理想を体現するしかない」とわかり、キャリアが1周してようやく勝負の場に立っています。
「事業で勝てるエンジニア」「事業と技術の両軸」を志している方は、ぜひ連絡をください。
折れないで、一緒に闘いましょう。私はまだ闘い続けます。
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