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悪母の哲学

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いい母になれなくて悩む、女性のための哲学帖
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記事一覧

魔の2歳児対処法――子育てをシステムでハックする(1)

たいそうなタイトルにしてみたけど、まだわたしも小学生の母。現在進行系で子育て中なので、なにか結果を出したわけでもない。また、子どもによって性格は千差万別。すべての子に当てはまることではないだろう。ただ、子どもに限らず人を動かすのは結局システムであるので、多少参考になればいいなと書いてみる。あとこの記事は2歳児の親が読んでもちょっと遅いかもしれない。いや、間に合うかな?

ちなみに「システム」という

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やりたくないことなんか、やるな

Twitter大好きなんだけど、いつも殺伐としている。子どもが小学生になった身としては、育児系のとかつらくて見ていられないものも多い。たしかにわたしも当時はこの大変さが終わるものだなんて想像もつかなかったし、出産育児でたくさんのものをあきらめて、カリカリもしていた。

「やめてよかった家事3選」という記事を見かけたりする。『やめてみた。』なんて本が流行ったりした。ライターさんを責める気はまったくな

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占いと家庭マネジメントの話

わたしは、しし座のAB型である。AB型だと知ったのは出産以降なので、基本的に占いは占星術をもっぱら見てきた。

しかし、これである。しし座はとにかくナオト・インティライミ的に書かれがちで、超内向的でインドアでネガティブなわたしには、ほとんど響いてくるものがない。

ところが最近、十二星座を「活動宮、不動宮、柔軟宮」の3つに分類する見方があると聞いて、ひさびさにグっときた。しし座の字面的に、「活動宮

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出産で涙を流す芸能人と自分のお産の話

芸能人の出産ニュースで必ずと言ってみられるのが、「新しい命を抱いた瞬間、感動の涙が出ました」というコメント。これって、定型句なのでしょうか。みんな言うから気持ち悪いです。それともマジなんでしょうか。えっ、産後、感動して泣けます?

さっそく話がそれるが、結婚すると「まだまだ未熟者の私たちですが…」みたいなコメントを芸能人もふつうの人もFacebookで発表する。個人的にこれは大嫌いな定型句のひとつ

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離乳食が大変? ならミルクパンを買えばいいじゃない(ほうじ茶ラテレシピつき)

離乳食が大変? ならミルクパンを買えばいいじゃない(ほうじ茶ラテレシピつき)

よく「離乳食が大変」って聞くのだけど、そりゃあ離乳食だけ作ってたら大変だと思う。ズボラなわたしなりの、離乳食への対処法を書いてみたいと思います。

1. 離乳食なんかやらない
という猛者が知り合いにたくさんいました。ギリギリまで母乳&ミルク、たまに固形食、そのまますんなり普通の食事ってな感じでした。「米粒がまんまウンチで出てくるからウケるよ」とか言ってました。お子さん、大丈夫です。元気です。二人目

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もし電車内で赤子が泣いたとして「うるせえから降りろ」と責めてくる奴がいたら、「あなたも臭いので降りてください」と言えばよい。だいたいの人間は臭いから大丈夫。

小さいうちは、小さいほうがいい

新婚当初、夫にはよくこんなお願いをしていた。
「おじさんみたいなことしないで。おじさんみたいなことは、おじさんになってからすればいいから」

よく「うちの子、成長が遅くて」みたいな話をされることがある。うちの息子はとくに問題がないので、そういう方には何言っても嫌味になってしまう気がして、とても気をつかう。夫が「同僚の子、まだ歩いてないらしいよー」なんて言ってくると、無神経な男親同士の会話が相手の奥

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