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偽物は淘汰され本物だけが生き残る時代

もう顧客を騙すことはできない。そして、顧客に必要とされている店(ファンが多い店)だけが今回のコロナでも売上減を最小限に留めている。

偽物は消えていき、本物だけが生き残る時代になる。あなたは本物?それとも偽物??これまでは資本(資金)があれば新規のお客様を次から次へと呼ぶことができた。評判なんて関係ない。広告費が利益を生むのであれば広告費をかければかけるほど売上も利益も増加していった。

たとえ評判は最悪な偽物だとしても・・・

ここ数年で一気に新規の集客コストは上がってきている。理由は、そう簡単に顧客は騙されなくなったからである。

消費者は日に日に賢くなり、あなたの店に足を運ぶかどうか(あなたの会社の製品を購入するかどうか)を冷静に「見極める力」を持った。

評判の良い店(会社)=本物
評判の悪い店(会社)=偽物

本物になる条件なんて単純だ。評判が良ければ本物である。

では顧客に支持される本物の店を作るためにはどうしたらいいのか?必要なのはお金じゃない、なんだと思う???

それは「アイデア」だ。

世の中には「うまい店」は沢山あるし、メーカー商品を仕入れて販売する「店舗」はいっぱいある。

それでも今回苦境に陥った店とそうではない店に分かれるのはなぜだろう。

理由は「滞在空間」にある。(世紀の大発明くらいの興奮を今感じている・笑)

「商品価値→お客様満足」であればオンラインショッピングで良いし、テイクアウトして宅飲みで十分だ。

今回のコロナで実はネットはこんなに便利なんだ!意外と家飲みも楽しいじゃん!(ZOOM飲みいいね!)と新しい文化をコロナを機に受け入れた人は多いはず。

もちろん一時的に人の温もりを求めて短期の爆買いは全国的に起こると思うが、店舗で購入する・食事をするというのが一般化(日常)になると人はより楽を選択するようになる。一度オンラインの味をしめてしまった人はまた行動に移すようになる。

今後店舗を利用してもらうためには、

商品価値×滞在空間=お客様満足

と、滞在する空間の価値を高めることが重要となるだろう。

商品価値を高めることはもちろんなのだが、それと同じくらい店内で過ごす空間の満足度(ワクワク・感動)を作ることが重要だと私は言いたい。

ただ商品を買うだけ(欲しい商品)ならネットで十分、今回のコロナで初めてオンラインショッピングをした人も高齢層でいるはずだから店舗を習慣的に利用するお客様の数は減少するのではないかと個人的には思っている。

商売の難易度は今回のコロナで爆上がりした

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これまで比較的にコンスタントに来店してくれたお客様は、「いく理由」を考えるようになる。「やっぱやめてそれなら宅配でいっか」と踏みとどまる人も増えるようになるだろう。

つまり、来店までのプロセスに障壁が増えた、ということになる。選択肢が沢山ある世の中だからただでさえ選ばれる難易度が高いのにさらにコロナを機に高まる。

では、いったいどうしたらいいのか?

そう「独自化」である。

他店舗(他社)と比べられると最安値で顧客は購入するためオンラインが相手だと勝てない。だから、滞在空間で「想定外」の演出や潜在ニーズを表面化する仕掛けが必要になる。

必要なのは、顧客を感動させる「アイデア」だ。

欲しいものを買う、ではなく、欲しい以上の商品を手に入れられる環境を作ることで間違いなく独自の価値を提供することができる。

そうなるともはや、オンラインがある、近隣が安いというのは関係ない。

お客様は滞在空間を想起し、「やっぱり買うならあそこにしよう。ワクワクするし」という感覚を作り出すことが今後の店舗ビジネスでは欠かせない。

店頭でボーッとして「暇だなぁ・・・」とぼやく店は速攻で潰れていく。商品をきれいに陳列しているだけの店も潰れていく(コンビニを除く)。顧客が欲しいものがあって来店してくれた貴重な機会に「えっこんなのもあるの?」「えっそういうのずっと前から欲しかった」と顧客のライフスタイルや人生をもかえてしまう想定外が求められる。

店舗ビジネスの難易度は間違いなくこれからも上がり続ける。どうしたら一度来てくれたお客様が何度も通い続けてくれるのか?

のヒントに今日のnoteがなったらとても嬉しい。

本物は己を磨き続ける。

あなたもあなたの店(会社)も磨き続けることが大切。

昨日より今日、今日より明日、新しいアイデアで溢れ顧客を熱狂の渦に巻き込むような店を作っていこう。

私はクライアント先で、顧客が熱狂する店をデザインすることを仕事にしているので、今後もどうやってファンを爆増させていくのか?をテーマに書いていくのでどうぞお楽しみに。

ぜひ、今回のnoteが勉強になった!共感した!という方はご自身のSNSで紹介してくださると泣いて喜びます!

追伸

そもそも、なぜ今このnoteを書いているのかというと、昨日のPUJのオンラインサロンセミナーで北岡さんと話をしていて、アフターコロナ何に取り組むべきか?というテーマで話をしていて「本物になること」とクライアントに伝えていることを話した後に、「まとめたいなぁ・・・」と思って書いた。

もし興味のある方はぜひご入会をお勧めする。

毎月、業界トップのコンサルと言われる私(自分で言ってる)も、首がもたげるほどうなずきながら北岡さんのインタビュアーを務めているのでぜひあなたにも体感してもらいたい。



小売・サービス・飲食業専門コンサルティング会社を経営している成田直人です。元ABCマートアルバイト個人売上日本一/PCデポ個人売上7か月で1億円/東久邇宮文化褒章受章/ビジネス書作家/研修講師/コンサルタント