菜花

教員をしています。 仕事で感じること、生活の中で考えること、女性として思うこと、30代…

菜花

教員をしています。 仕事で感じること、生活の中で考えること、女性として思うこと、30代として思うこと・・・いろいろな思いをここで徒然なるままに書いてみようと思います。

最近の記事

自分の感受性くらい、自分で守ればかものよ

悩んだ時、何かもやっとしたものを自分自身に抱えている時、私はこの詩にいつも叱咤激励してもらう。生きていたら会いたかった人ランキング1位の茨城のり子さん。そして私が一番好きで、一番読んでいる詩。物事や出来事にモヤっとした時ではなく、自分自身にモヤっとした時、私はいつもこの詩に帰ってくる。 悪くないスタート  新しい環境、関係の中に身を置いて4ヶ月(詳しくは前回の記事ですが、見なくても大丈夫です)。たくさんの人と出会い、たくさんのここでの「常識」を知り、今の場所に合う「自分の

    • 一歩前進

      うまく今の気持ち、心境を表すことは、きっとできないと思う。それでも、残しておこう、まずは言葉として出しておこう、そう思うので書いてみる。タイトルは私の学級通信のタイトルでもあった「一歩前進」。子どもたちにむけていたことが、今は自分に必要な言葉な気がする。 私の大好きな歌の歌詞とも、100%共鳴しているわけじゃないけど、近いな、こう思いたいなと思って、貼り付けておく。 日々を積み重ねるということ 昨日、たくさんの人に見送られ、想いを伝えてもらい、私は4年間生きた土地を離れた

      • 胸がいっぱいの昨日と今日に感謝。温かいうちに言葉で残したいけど、私の体力も、時間も限界なので、ちゃんとした投稿は近いうちになんとかしたいな。 忘れないようにキーワードだけ。日々の積み重ね、私の道、それでも今が幸せ、誰かの心に残る、出会い、種まき、バトン。残りの4日と半分。

        • 学生時代、なんて呼ばれていましたか?

          私は職業柄、「先生」と呼ばれることが多い。けれど、同僚から先生と呼ばれるのはあんまり好きじゃない。だって、その人の先生ではないから。本当は、仲良くなりたい人ほど「先生」と呼ばれたくない。「〇ちゃん・〇ちゃん先輩(苗字の方)」「〇〇さん(下の名前の方)」と仲良い先生に呼んでもらったり、「おい、〇〇〜げんきしてるか?」と前の職場の先生から連絡が来ると、嬉しいな〜なんて思っている。まあ、なかなか呼びにくいだろうし、職場では生徒の手前「先生」で呼び合うので、しょうがないことだとも思っ

        自分の感受性くらい、自分で守ればかものよ

        • 一歩前進

        • 胸がいっぱいの昨日と今日に感謝。温かいうちに言葉で残したいけど、私の体力も、時間も限界なので、ちゃんとした投稿は近いうちになんとかしたいな。 忘れないようにキーワードだけ。日々の積み重ね、私の道、それでも今が幸せ、誰かの心に残る、出会い、種まき、バトン。残りの4日と半分。

        • 学生時代、なんて呼ばれていましたか?

          世界中の人と友達になったら、戦争なんてなくなると思うんだよね

          2020年7月から3月まで、うちの学校でコーディネーターをやっていたお姉さんが言った言葉だ。異色の経歴の持ち主で、今も海外を飛び回って生活している。たった9ヶ月しか一緒に働くことはなかったが、私にとってたくさんの刺激をくれた人であり、今もそれは継続中。私が都会に用事があるので車で行くと言ったところ「〇〇ちゃん(私のあだ名)、乗せてって〜」と。まだそんなに仲良くなっていなかったので、少し緊張して運転していた私だったが、この六時間半の車内トークで、あっという間に仲良くなった。そん

          世界中の人と友達になったら、戦争なんてなくなると思うんだよね

          今じゃない! なんて、自分勝手な考えだけど

          ついに出たコロナ陽性うちの学校でも、ついにコロナが本領発揮。いわゆるクラスター状態。蔓延防止対策条例の解除目前で、学級閉鎖である。自分だって保菌している可能性大。近々の予定を全てキャンセルし、家でおとなしく過ごしている。自分のちょっとしたくしゃみにも、「大丈夫かな?」と不安になる。 時間が惜しいあとちょうど10日でこの町を離れる。会ってお礼を伝えたい人、最後に会いたいと言ってくれる人、引き継ぎをしたい人、名残を惜しみあいたい人、毎日のように大事な予定を入れていた。私もこの期

          今じゃない! なんて、自分勝手な考えだけど

          「異動」という選択

           前回、noteの再開を公言した。この記事を書けていることで、まずは一歩前進。良かった、あれっきりにならなくて。  私は今、ソワソワMAXである。こういうソワソワすることは初めてではないけれど、なかなかの具合である。不安と呼べばいいのか、期待と呼べばいいのか、まあとにかく、落ち着きがない。今日は、「教員として」とかそういうことではなく、とにかく自分の気持ちを整理するために文章を書く。ほほう、noteってこういう使い方もできるのね。なるほど。  ソワソワするのは、そう、私は

          「異動」という選択

          言葉で残す〜note再開〜

           前任校で後ろの席に座っていた定年間近の先生が、何の気なしに呟いた言葉。「何歳になっても、教員にとって3月って特別なもんだなあ。心が忙しいなあ。」それから4回目の3月を迎えているが、毎年3月になると、この言葉を思い出す。  学校で大きな存在だった3年生の卒業。次に学校を担っていく新入生との出会い、高校入試。教職員の異動。担任かそうでないか、自分と親交の深い先生が異動なのかどうか、新入生に関わる立場かどうか、色々な立場で毎年3月を迎えるので、この「教員にとって特別な3月」への

          言葉で残す〜note再開〜

          学校祭

          先日、学校祭がおわった。昨年度はコロナでできなかった学校祭。1・2年生は初めての学校祭、3年生は1年生ぶりの学校祭。 今年度はなんとか実施。ただし、模擬店や一般公開は中止となり、生徒のステージ発表がメインだったので、生徒からしたら、「想像していた学校祭」ではなく、不満や戸惑いが多かっただろう。 私のクラスは、本当に色々な特性を持った生徒がいる。そして、幼稚園から顔ぶれが変わらないにも関わらず、人間関係が結構拗れている。学校祭なんていらないと唱える生徒も多く、準備期間は毎日

          学校祭

          自己紹介

          noteを始めて半年くらいですが、ずっと読む側でした。 日々気づくことや考えることをアウトプットしたいなと思ったり、言葉にすることで整理したいなと思ったりする今日この頃。書くことにもチャレンジしようと思いました。 仕事 北海道で公立高校の理科教員を8年やっています。初任の高校は函館の進学校でした。初めての担任、受験に関わる指導、大きな組織の一員として働くことを学びました。初めての一人暮らし、社会人だったので、あっという間のバタバタの4年間でしたが、今でもここで出会った先生方

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