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他者イジメは非難するのに自分イジメに気づかない人
こんにちは。
高野直人(こうのなおと)です。
「イジメは良くない」なんてことがよく言われますが、世の中には他人をイジメていなくても、自分をイジメている人がいます。
例えば、
・本当はやりたくないことを自分に無理強いする
・苦しい環境にいつまでも身を置き続ける
・やりたいことを諦める
・「自分はダメだ」などと自分に対して人格攻撃する
などです
自分をイジメることは社会的な問題にはなりません
苦労をするのは何かが間違っている?
「苦労するのは、人生が間違った方向に進んでいる証拠」
というフレーズを、むかしある本で目にしました。
私は親の世代から、
「苦労は買ってでもしろ!」
「まだまだ苦労が足りない!」
と言われて育ったので、
人生のある時期までは、
「苦労はした方がいい」
「苦労は必要」
と思っていましたが、
この本に出会った時、真逆のことを言われているのに、妙に納得した覚えがあります。
今の私は、
「メンタル不調になるのが普通」の時代
私は日頃から、免疫力を高めるような生活を意識していて、毎日しっかりと睡眠をとり、なるべく日光を浴びたり、自然の中を歩くようにしています。
風邪を引いた時は、あまり薬に頼ったりせず、しっかりと熱を出して、ウィルスを撃退するようにしています。
別に現代医学を否定するつもりはなく、必要があれば、それらを利用することもありますが、
人間にはもともと、病気を治す力が備わっていますし、免疫力を高めれば病
気力や体力を人と比べない
敏感な感覚を持つ人の中には、疲れやすい人がよくいます。
疲れとは、脳が感じているものであり、それほど体を動かさず、体力を使っていなかったとしても、
色んなことを感じとって心配したり、不安に思ったり、気を遣ったりしていると、それだけで疲労感を感じたりします。
ですから、感じやすい人というのは、日々を生きるだけでヘトヘトになってしまって、やりたいことがあってもなかなか前に進められない、ということ
一喜一憂しないメンタル
同じ時代、同じ環境に生きていても、楽しく生きられる人もいれば、そうでない人もいます。
それには様々な要因があると思いますが、その人のメンタルの状態、すなわち考え方や受け止め方も一つの大きな要因かと思います。
同じ出来事に遭遇したとしても、その人の受け止め方によって、その出来事の印象は大きく変わるからです。
「塞翁が馬」の故事をご存じでしょうか?
ある村から飼っていた馬が逃げ出して、村人が悔
ストレス解消よりも大事なこと
私は、自分のクライアントさんに対して、様々なストレスの対処法をお伝えしているのですが、
そもそもの前提として、ストレスは対処するよりも、ストレスの原因に対して手を打つことが大事です。
ストレスを感じる場所にいたり、ストレスを感じることをするから、ストレスの対処が必要になるわけで、わざわざストレスに触れなければ対処は不要になりますよね。
とは言え、人それぞれに色んな事情がありますから、人生から
良き話し相手がメンタルを安定させる
多くの人は、生きているかぎり、何らかのストレスを抱えているかと思いますが、
このストレスに上手に対処できないと、どんどん疲弊していって心を病んだり、身体を壊したりします。
このストレスを和らげるための一つの方法が、「自分の話を誰かに傾聴してもらうこと」です。
傾聴とは簡単に言えば、
「丁寧に話を聴く」「真摯に話を聴く」ということであり、
相手の話に集中して共感的に理解を示し、相手を否定せ
理想の実現に頑張りすぎない
コーチングを学ぶと、「努力をしてはいけない」ということを教わります。
努力という言葉の意味は、「ある目的のために力を尽くして励むこと」であり、そのこと自体に特に問題はないのですが、
この言葉が使われる際に、
「我慢をする」
「堪え忍ぶ」
「無理をする」
といったイメージや感覚を想起してしまう人がいます。
つまり、「精神的苦痛を伴わなければならない」と感じてしまうのです。
何かの目標を達
なかなか力を発揮できない時
人生というのは、あらゆるものが繋がっていて、どれも疎かにはできないな、と私はよく思います。
例えば、仕事で成果を上げようと思ったら、継続的な努力が必要なわけですが、そのためには身体が健康で、メンタルも安定している必要があります。
身体が健康であるためには、良質の睡眠や食事をとったり、適度な運動をする必要がありますが、
そのためには、ある程度の健康に関する知識と、それを実践するための時間的・経
知らずにハマる0-100思考に注意!
色んな人の相談を受ける中で、私がよく感じるのは、
「極端な0-100思考にハマっている人が多いな」ということです。
0-100思考というのは、
「100点でなければ0点」
「白でなければ黒」
というように両極端のどちらかの結論しか出せない思考ですね。
例えば、0-100思考の人たちは、
人を見る時には、
「良い人か悪い人」
「善か悪」「敵か味方」
「使える人か使えない人」
というよ
知識よりも考え方が問題解決を阻んでいる
今の時代、自分が抱えている課題を解決しようと思ったら、
ネット検索でいくらでも、解決策を見つけることができますし、解決策を知ってる人を探すこともできます。
お金を稼ぐことも、やりたい仕事をやることも、必要な知識を得ることも、必要な人に出会うことも、
ネット以前の時代に比べたら、はるかに簡単になりました。
それなのに、私のところには色んな方が相談に来られます。
それは、「知識を得ても動けな
「時間がない」「お金がない」の処方箋
「時間がない」「お金がない」「自信がない」
これらを「世界の三大言い訳」と言うそうですが、
やりたいことや解決したいことがあるのに、上記を理由にして先延ばししてしまう人が多くいます。
私が色んな方たちの相談を受ける中でも、これらの言い訳は、本当によく耳にします。
私は言い訳することを特に悪いことだとは考えませんし、それぞれに事情があるのでしょうから、そういう人たちにそれ以上、余計なことは言
一貫性のなさが許せない人
人は幸せを求めて、犯罪を犯さないかぎり、好きなことを選択すれば良いと思いますが、
そんな幸せを求める他人の行動を、その人の過去の発言によって否定する人がたまにいます。
例えば、むかし言ってたことと違うことをしようとすると、
「以前はこう言ってたのに、それをするのはおかしくない?」と言ってきたり、
以前、好んでいたものと違うものを選んだりすると、
「昔はこれがイイって言ってなかったっけ?」
良い環境や良い仲間が見つからない人の問題
「良い出会いがない」
「良い環境が見つからない」
と言う人がよくいます。
私は今までに、たくさんの良い人や良い環境に出会えてきたので、不思議に思ったのですが、
そのように言う人たちは、もしかしたら完璧主義に陥っているか、物事の悪い面にばかり着目しているのかもしれません。
この世の中には、完璧な人間はいませんし、完璧な環境もありません。
どんな人間にも欠点があり、どんな環境にも問題があるも
不調の時は自己中心的でOK
人間関係は幸福を左右する大きな要素だと言われます。
「良い人間関係に恵まれている人ほど、幸せを実感している比率が高い」という調査は有名ですね。
良い人間関係を維持するには、相手の立場に立って考え、感じの良い振る舞いを心がけることが大切などと言われますが、
余裕がある時にはそれができても、疲れている時や体調が優れない時には、誰しもが自己中心的になりがちです。
疲労時や不調時には、「自己保全」