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良き話し相手がメンタルを安定させる

多くの人は、生きているかぎり、何らかのストレスを抱えているかと思いますが、

このストレスに上手に対処できないと、どんどん疲弊していって心を病んだり、身体を壊したりします。

このストレスを和らげるための一つの方法が、「自分の話を誰かに傾聴してもらうこと」です。


傾聴とは簡単に言えば、

「丁寧に話を聴く」「真摯に話を聴く」ということであり、

相手の話に集中して共感的に理解を示し、相手を否定せず、安心して話してもらえるような話の聞き方ですね。

人は自分の話を傾聴してもらうとカタルシスを得ることができ、マイナスの感情から解放され、不安や緊張や悲しみが和らいだりします。

また、自分の考えを誰かに話し、それを自分の耳で聞くと、自分のことを客観視できて頭が整理されるので、アドバイスをされなくても課題や問題の解決法を自分で思いついたりします。

なので、不安やストレスを抱えている人ほど、丁寧に話を聞いてくれる話し相手を持った方が良いのではないかと思います。


ただ、ほとんどの人は傾聴ができません。

コーチングやカウンセリングを学んだ人なら、傾聴の訓練を受けていますが、普通の人は、人の話を丁寧に聞くという習慣を持たないので、

途中で相手の話を遮って自分の意見を言ってしまったり、上の空で相手の話をちゃんと聞いていなかったり、途中でコロコロと話題を変えてしまったり、相手を否定して余計なアドバイスやお説教をしたりしてしまいます。

このような場合、人に話をすることがリスクになってしまい、繊細な人たちだと傷ついてしまったり、余計にストレスを溜め込んだりしてしまいます。

なので、話をする相手はよく選んだ方が良いでしょう。

コーチやカウンセラーでなくても、話を聞くのが上手な人はいますので、そういう人を見つけて、相手の負担にならない程度に、ちょくちょく話を聞いてもらうのは良いことかと思います。

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