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新学期が来てほしくない子どもたちへ。

トキです。

僕はアラサーのおばさんで、性別を定めていません。
小〜中ではいじめられている期間があり、高校でも嫌なからかいを受けることがよくありました。
そんなおばさんのひとり言です。
良かったら読んでいって下さいね。


お正月が終わって、また学校が始まりますね。

お正月、親戚と会うと「学校はどう?」なんて聞かれるのがあまり好きではありませんでした。
上手く言っていない時はそんなこと言えるわけないし、上手く言っていても僕が好きなことなんて大人がそんなに興味があるわけないし。わかったように話されるとどうせ自分がイライラするだけだから。
当時は物分りのいい「良い子」にしていたので、良い子の顔の奥でお年玉さえくれればいいよ、なんて考えるクソガキでした。
大人になると、久しぶりに会った子供にどう話しかけていいかわからない時の定型句だと気付いたのだけど。
そんなのは大人になってから気付けばいいから、学生のうちは心の中で毒づいていていいとおばさんは思う。

学校に行きたくない理由は、色々だと思います。
家族にも「行きたくない」って、言いにくいですよね。

僕は高校生の時、家庭の事情がゴタゴタしていて学校にも行きたくない時がよくありました。
実際、学校で授業を受けるふりをして一日中所属していた演劇部の部室に居たことも何度もありました。

学校に行きたくない時、学校に行ってみた際の結果として2パターンあります。

・行くまでが嫌だけど、行ってみたら「なんてことなかったなぁ」と思えるパターン
・「やっぱり行かなきゃ良かった」としか思えなかったパターン

前提として、学校に行くことを促してくる人は前者だと考えています。
でも実際は後者の場合もあるよね。

学校に行きたくなかった時期のクラスでの授業は、後者でした。
授業の内容よりも考えてしまうことの方が多くて、先生の声が耳に入らない。授業に集中できない。
1時間座って授業に出ていたはずなのに何も得られない。出た意味がない。
結局1日の途中から部室でサボることも少なくありませんでした。

そんなわけで、部活と部室は好きだったので面倒な時もあったけど参加していました。
「なんで学校に行かないの」と聞かれたくなかったから、行っている風にしたかったのもあります。

そんな風に、「学校に行っている風」にしてみたらどうかな。無理ですかね。
僕の場合は部室だったけど、図書室とか。お小遣いがある子は思い切って映画館とか。正直、保健室は気まずいよね。

そういう風にできたら、その時間でいろんな人の言葉に触れてみてほしい。
本でも、映画でも、Webの記事でも。誰かに出会うことが出来たらその人でも。
心に響かないものは忘れていいから、とにかく心に響くものをたくさん集めてみて欲しい。
その時に感じて集めたものは、おじさんになってもおばさんになっても宝物として覚えていられるものだから。
おばさん、学生時代よりも、大人になってからの方がずっとずっと人生が楽しいです!
生きてみるもんだな、生き続けて良かったなと心から思えることが何度もありました。

上に書いたパターンの前者だったら良いよね。
でも自分でそう思えないなら誰がなんと言おうと後者なんだよ。
そう訴えた時に「なんで?」なんてくだらない事を聞かれるかもしれない。でも後者でいて良いんだよ。
前者だったらラッキー!そのくらいでいいんだよ。

自分が苦しいかどうかは、いつだって自分が決めること。

たくさん悩んで、心に響く言葉を集めて自分がどうしたいかを探してください。
どうしたいかも、自分が決めること。決めて良いこと。

自分のことを考えるために、教室以外に居る選択をしていいとおばさんは思います。

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