Nao Ohwada

MUSIC / TRIP / NEWS / EAT / CULTURE をテーマに…

Nao Ohwada

MUSIC / TRIP / NEWS / EAT / CULTURE をテーマに思っていることを交えながらお送りします。

最近の記事

【34】ラーメン体験 | 三藤

久しぶりにラーメンを食べたくなって、気分の醤油味を食しに。 まずは、目から感じる印象。 う、うつくし、い。 チャーシュー、メンマ、カイワレ、ミツバ、麺、スープ。 ちょうどいいバランスで、一つにおさまっている。 舌からはなにを感じるだろうか。 スープをひとくち。 ハッキリ言って、そこまで感動をしなかったが、何故だろう。なにも主張をしてこない。醤油の甘味を感じる。 チャーシューは、上品、優しい。 メンマからは、嗅覚。 燻製の香りと、台湾で食べたなにかを思い出す味。 お

    • 【33】HK#4 竹で作られた足場のなぞ

      モンスターマンションに興奮し過ぎて、ハッとした頃に一気にお腹が空いた。香港に着いてから時間を無駄にしたくない気持ちから、なにも食べていないことに気づく。日本から移動してきて少し疲れていたこともあり、銅羅湾にあるごはん屋さんにさくっと行って、歩いてホテルまで帰ることにした。夜は少し気温が下がって気持ちの良い風が吹いている。 旅に出ると街の雰囲気を感じるために、よく歩くようにしている。ガイドブックには載っていない発見や気づきを得るために。 香港に行ったことがある人はご存知だと

      • 【32】HK#3 圧倒的存在感モンスターマンション

        モンスターマンションとは、太古駅(タイクー)にある、カオスな集合住宅のこと。 映画「トランスフォーマー」のロケ地になったことから有名になり、フォトジェニックな場所として人気の場所になっている。世界最高の人口密度の地域のひとつ、この香港には、超高層マンションがたくさんある。そしてこのモンスターマンションは、360度この集合住宅に囲まれるという建物フェチのわたしにはたまらなくワクワクする場所なのだ。カオスな集合住宅に囲まれて、その圧倒的な存在感を感じ、匂いを嗅ぎ、パワーを感じる

        • 【31】HK#2 香港着 ミニマムホテル「TUVE」に向かう

          行きの飛行機の中では、これから始まる未知の世界に思いを馳せる。ぼーっとしたり、映画を見たり、わたしにとって極上の時間。 あっという間に3時間半のフライトを終え、香港着。石垣島に来たような飛行時間で物足りなさを感じていたが、空港に降り立つと湿気と異国の独特な香りを感じ、すぐに海外にきた感覚を取り戻した。 空港でやることは3つ。 【①両替②交通機関で使うオクトパスカード②レンタルwifiのピックアップ】 を順調に済ませ、(言葉は通じないけど、何とかなった)、香港エアポートエク

        【34】ラーメン体験 | 三藤

          【30】HK#1 旅は計画から始まっている

          なんだか呼ばれている気がする。 一人旅の計画は、意外と念入り派。オシャレなホテルはないかしら、どこのコーヒーショップに行こう、香港のどのエリアを回ろう、何を食べよう。とワクワクが止まらない。 Google、Instagramを駆使して下調べをし、もうこの時間から旅は始まっている。6割ほどの計画を立て、あとは思うがままに過ごすのがわたし流。もちろん決めていなかったことで、時間の無駄使いも起きるけど、それはそれでいいじゃない。 さて、現地通貨と言語に不安を残しながら、羽田行

          【30】HK#1 旅は計画から始まっている

          【29】SG#9 失敗もトラブルも含めて旅

          最終日の朝は、コンビニまで歩いて地元民の気持ちになった。相変わらず車の数は多い。街の雰囲気を五感で感じ、なんだかシンガポールに住める気がした。チェックアウトまでの時間はゆっくりすることに。 帰りのフライトまでは、コーヒーショップに行って早めに空港に行こうという予定だった。いつも通りGrabをサクサク呼び出し、着いたら行きたい場所と違う所にいたわたしたち。やってしまった、と思いつつもこれも旅。トラブルや失敗は逆にラッキー!と考え方をシフトし、どうせだったらここがどんな街かは知

          【29】SG#9 失敗もトラブルも含めて旅

          【28】SG#8 Singapore Botanic Garden

          チャイナタウンでランチを済ませた後、ツアーが終了。午後はシンガポール植物園(Singapore Botanic Garden)へ行くことになっていたが一旦ホテルに戻ることにした。戻って着替えて新しい場所へ、というスタイルがちょうどいい今回の旅。そしてひとり旅なら訪れることはなかっただろうこの植物園はシンガポールで唯一の世界遺産登録されている。ということを、帰ってきてから知ることになったのだが。 結果、見たことのない植物や花が見られて空気も美味しく、観光スポットをアレコレ回る

          【28】SG#8 Singapore Botanic Garden

          【27】SG#7 観光ツアーに参加してアレコレ

          2日目の朝は気持ちがいい目覚めだった。体調も快方に向かい、睡眠もしっかり取れたようだ。むくみで顔がパンパンだったけど。睡眠を削ってまで遊びたい年頃はもうとっくに過ぎたから、ゆっくり体を休める。午前中は、旅行会社のツアーを予約していた。 カトン地区プラナカン移住地(車窓)→ ラッフルズ卿上陸地点 → マーライオン公園 →タンジョンパガーのショップハウス散策 → マリーナベイサンズプロムナード散策 → エスプラネード劇場・富の噴水(車窓)→ チャイナタウンでローカルフードのラン

          【27】SG#7 観光ツアーに参加してアレコレ

          【26】SG#6 Po Restaurant

          シンガポール川沿いに「The Warehouse Hotel」は、行きたいホテルリストに入ってるホテルのひとつ。1895年に倉庫として建てられた歴史ある建物をリノベーションして2017年にオープンした。写真で見かけてからずっと訪れてみたいホテルだったここにやっと来たか、と感極まり。 大型ホテルとは違って、デザイン性と親密性に富んだブティックホテルがわたしは好き。世界のブティックホテルを泊まるという企画を組んでほしいぐらい(笑) ディナーはこのホテルの中にある「Po Rest

          【26】SG#6 Po Restaurant

          【25】SG#5 Tiong Bahru

          横になるだけで、体って復活するんだ。 喉の痛みは引かないものの、体はすっかり軽くなっていた。予定していた散策の時間を削ってしまったが、遅らせてでも仮眠してよかったと思えるほどの回復だった。早速ディナーの予約に間に合うよう準備をする。 チョンバル(Tiong Bahru)という場所は、最近の行くべきおしゃれ観光スポットとして取り上げられていて、予約したレストランもこのエリアにある。時間があまりなかったが、行きたかったおしゃれ本屋「BooksActually」へ向かった。

          【25】SG#5 Tiong Bahru

          【24】SG#4 ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ

          ホテルから10分ぐらいで到着した目的地「ガーデンズ•バイ•ザ•ベイ」は、写真で見たことのあったスーパーツリーがお出迎えしてくれた。巨大な植物園のこの場所は、異世界というかSF感すら感じてしまう未来都市かのよう。 そういえばガイドさんが「シンガポール航空の搭乗券を見せると特典を受けられるところもあるよ。詳しくわからないけど、あはは。」と言っていた曖昧な情報を信じて、チケット売り場で見せてみた。「テンパーセントオフ!」と言われ、ラッキー気分になった。 テンションが上がらないわ

          【24】SG#4 ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ

          【23】SG#3 Grabの洗礼と便利さ

          移動手段として、飛行機・電車・タクシー・バス・徒歩とあるが今回はGrab(配車アプリ)一択と決めていた。 Grabは東南アジア版Uberのことで、Uberはアメリカで使い慣れていたから余裕だろうと思っていた。 おや?アプリを立ち上げても現在地がうまく入らない。住所も出てこない。焦る。慌てると余計に混乱するのはわかっていたから、「落ち着こう」とホテルのフロントへ戻った。困った時のGoogle先生の助けを借り、ようやく作動。こんなアクシデントも旅ならではだ。 Grabの使い方は

          【23】SG#3 Grabの洗礼と便利さ

          【22】SG#2 到着の高揚感

          1年3ヶ月ぶりの飛行機にワクワクが止まらないはずだったが、深夜便だったためすぐに眠りについた。 シンガポールのチャンギ空港に着いたのは朝の9時過ぎ。羽田からは7時間ほど、長くもなく短くもなくちょうどいい飛行時間だった。 空港に降り立った瞬間から、夏の匂いと熱気に思わずニヤリとする。外の椰子の木に胸がときめく。暑い国(あたたかい)にやって来るとどうしてこんなにもテンションが上がるのだろうか。眩しい太陽の光と空気にそんな気持ちにさせられる。 送迎バスからホテルまでの街中の様子を

          【22】SG#2 到着の高揚感

          【21】SG#1 シンガポール出発の日

          2日前までは元気だったのに。出発日はそんなことを思いながら、羽田空港に向かった。前日から喉の違和感があり、空港に着いてからも熱っぽい気がしてた。出発を止めるということは微塵もなかったのは、元々熱が出ない体質(ほんと謎)のおかげかも。熱を計るという行動が頭にない。暑い国に行くわけだし、楽しみな旅のワクワク感とアドレナリンで乗り切れる自信だけはたっぷりあった。 旅の仲間は妹との初2人旅。シンガポールの植物園に行きたい妹と国が豊かな印象があり、東南アジアに興味が出てきたわたし姉の

          【21】SG#1 シンガポール出発の日

          【20】ヒップホップ70年代80年代

          ヒップホップの始まりってあんまり知らないかもと思い、調べたことを共有したい。 ヒップホップは、1973年にクールハーク(ジャマイカ出身のDJ)が当時住んでいたサウスブロンクスのマンションでファンクやソウルの音楽でDJしたパーティーが始まりとされている。このクールハークのようなDJとDJがかける音楽で踊るブレイクダンサー、ラップするMCそしてグラフィティーの要素が加わり、ヒップホップという文化が生まれた。このヒップホップという言葉は、アフリカバンバータによって名付けられた。

          【20】ヒップホップ70年代80年代

          【19】旅と旅行の違い

          旅に出たい。旅行に行こう。このふたつには大きな違いがあるのはご存知だろうか。わたしがしてきたのはほぼほぼ前者の「旅」のほうだ。具体的に何が違うと思うのか、書いていこうと思う。 大きく違うと感じるのは、旅は「どこへ行くか」で、旅行は「だれと行くか」ということ。これは、ハラハラドキドキして自分の成長や自分探しをすることが旅に対し、旅行はワクワクしたり、リフレッシュをしに行くという点に違いがあると行きついた。旅行の楽しさももちろんわかるけれど人数が多くなるとどうしても他人任せの時

          【19】旅と旅行の違い