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結果、英文法しか勝たん。

こんにちは 那珂です。

今日はもう11月。高校受験の面談が佳境を迎えております。

ここしばらく活動休止していたので、何してたんだ?と思ってくださる方がいればいいのですが、行事が忙しかったのと、9月に購入した英文法の本にかかりきりになっていたからなのです。

 それが、こちら。

 900ページもある英文法の本なのですが、最後までちゃんと読んだ文法書は初めてだったかもしれません。

そしてすごいのは、読んで理解した分だけ、自分の授業が変わるということ。教えている本人が実感するのだから、すごいです。
生徒の反応も明らかに変わります。
 授業の後とか、自学でめっちゃ質問に来ます。
 それにちゃんと答えられるようになります。

 「何となく」とか「センス」とか、よくわからない理由付けをして教える先生がいまだにいる中学校界隈ですが、これを読むと、ちゃんと「根拠づけ」をして説明することができます。
 大学入試対策の高校生や大学生に向けて書かれた本ではありますが、英語を教える人必読の本だと思います。

 中学校英語でも、今まで高校で教えてきた仮定法や完了進行形などを教えるようになりました。この辺りを自信を持って教えられる先生はあまり多くないのではないでしょうか。
 わかりやすい授業をするためには、自分の教える内容の根拠づけがとても大切です。そして、ある程度のレベルまで達した学習者には、英文法習得は欠かせません。
 コミュニケーション力とか何とか言っていますが、大量の英文を読みこなし、さらに自分のことを英語で表現させる(まあ、書かせることがメインなのですが・・)ためには、文法の理解が必須です。

 英語で授業しなさいとか、コミュニケーションとか言われてますが、私は受験生に対して、2学期からがっちりと英文法を教えるようにしています。1、2年の学習内容が定着していないこともありますが、ある程度のレベルに達さないと理解できないこともたくさんあるからです。

 英文法は、何ヶ月間で集中して教えた方が良いような気がします。
 そして、教える内容を吟味して、最低限にすること。

 今まで自分のやってきた授業が、関先生に全肯定してもらえたような気がして嬉しかった。それを確かめたくて、毎日毎日、コツコツと読み進め、ようやく読了しました。

 きっと、これからも英文法の本は、これだけで大丈夫だと思えます。

 今は、公教育の中にいますが、その「やりにくさ」を課題として持ちつつ、自分自身次の段階へ進みたいと思っています。
 そのために、再度英語の検定試験に挑むつもりです。

 フリーランスでやっていくためには、資格が必要です。自分に対して厳しくやっていかないといけないなと思っています。

 6年のうちの1年がもう終わってしまいます。残り5年。自分がなりたい自分になって、今のステージを卒業できるようにしていきたいです。

 関先生のあとがきにも励まされました。

本当に「プライスレス」の価値ある一冊です。
 英語学習者、英語に関わるお仕事をされている方、
 これ絶対読んだ方がいいよ。



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