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世界一行きたくない料理店、開店

今回は、映画「ザ・メニュー」をディズニー+で見たのでその感想などを話していければと思います。

この「ザ・メニュー」という映画、見てもらえればわかりますが、「料理」に「恐怖」を重ねた全く新しいジャンルの映画ですが、見ているとグイグイ引き込まれていきます。これは見てて損しない映画だと思います。

 料理と映画、料理とドラマといえば、何を思い浮かべるでしょうか?シェフを目指す主人公が名店で修行を積むサクセスストーリーを思い浮かべる方もいるでしょうし、料理を中心にした登場人物同士の温かい関係を描いた話などを思い浮かべる方がいるかもしれません。つまり料理に恐怖を掛け合わせた映画は今までなかったわけです。

 ということでこの「ザ・メニュー」見どころは何でしょうか?

まずは、シェフが魂を込めて作り上げた、もはや芸術と言ってもいいくらい素敵な料理の品々です。しかもその1品1品に物語があるみたいで、料理が出る度に一つ一つ説明していきます。そしてその料理を出す度に短いショー(?)を行うのですが、それが少しずつ過激になっていきます。もし私がその場にいたら失神して倒れてしまいそうなくらい、レストランらしくない空気が漂います。

 そしてもう一つの見どころといえば、招待された客が、シェフが意図的に招待した客であるということです。なぜ招待されたのか、シェフの目的は何なのか、それらがわかると最後の場面はゾッとします。

 こんなに張り詰めた怖いレストラン、絶対行きたくありません。シェフを筆頭に周りのコックさんたちも、料理を作っている時、一生懸命というより、氷ついた死んだような表情で淡々と作っているのが怖すぎて一層緊迫な空気を作っていました。

 「これは世界一行きたくない料理店」だなと思った映画でした。

 皆さんは、この映画みたいに、印象に残ったレストランや、こういうことをやっていてびっくりしたといったレストランはありますでしょうか?

 以上になります。ここまで読んでいただきありがとうございました!


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