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【アラフィフ×離婚】どんなことも表裏一体②

結婚生活20年目を目前に離婚しました。
まさか自分が離婚することになるなんて数年前には考えられなかったこと。
人生は何が起きるか分からない。

今回は前回の続き。
離婚してまで挑戦したかった仕事に思い切って飛び込んだものの上手くいかなかった話と、その後の私に何が残ったのかを書きます。

正社員として雇用してもらった会社でしたが、言葉の壁などの理由によるコミュニケーション不足で1年経たずして退社。
次に決まった仕事は、なぜか未経験のライターの仕事でした。笑

今まで写真の構図だの色だのしか考えてこなかった自分が、まさか
取材したり原稿を書くことになるなんて。
自分でもびっくりです。笑
面接時に、「写真とは違う発信だけど人に喜んでもらえるものなので挑戦してみますか?」と聞かれた時に、私は「やったことがないのでできません、自信ありません。」とはとても言えませんでした。
この時は既に就活の書類選考で数社から落ちていたからです。
唯一面接まで進めた会社「生活のために絶対に受かりたい!泣」と、気持ちも相当焦っていました。笑

結果、新たな自分の「好きかも!」に出会うことができました。


今となっては、未経験なことを承知でメディア運営を任せてもらえたことに感謝しています。これまでやっていた写真や動画編集でも会社に貢献することができました。

慣れない取材や原稿の執筆に四苦八苦しながらも、初めて一人で取材し、記事を書き、掲載までを一貫して任していただけたことは大きな経験値となりました。こうしてライターを始めて約半年間で50社ほどの取材記事を担当することができました。
日本語を正しく理解できていないことで相当苦労しましたし、記事を添削してくれた上司からも常に辛辣な言葉がありました。
悔しくて何度も泣きながら修正したり、休み返上して徹夜で書いた日もありました。

どんなことも表裏一体。
最悪だと思う状況をどうプラスの視点で見ることができるか。
人生は選択の連続です。
選択したその全てがハッピーな結果にはならないのです。
人は往々にして失敗します。
ですが、諦めない限りどんな失敗も後から取り戻せると思えば希望しかありません。

私は離婚してまでやりたかった仕事で失敗しました。
しかし、そこから得たものは
「どうせ、私なんか何もできない。」、「でも、だって」を使って土壇場で
逃げなかった心です。

どんな状態であっても今の自分を受け入れる。
自分がどうしたいか、どうなりたいのかを考え抜く。
絶対にその道でなければならないという謎のバイアスを打ち砕く。

人生はまだまだ長く、世界は広いです。
地図を広げて歩いていない、まだ行ったことのないところを歩く。
そこには必ず「発見」があります。
知らなかったことが知れて、できなかったことができるようになる経験や喜びは大きな財産になります。

この記事で、頑張っている誰かの背中が少しでも押せたなら嬉しいです。
それでは、また。





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