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「混ぜるな危険」を混ぜてみると・・・

こんにちは。なおきちです。

「混ぜるな危険」はどこかで聞いた事あるフレーズだったりしませんか?
パイプユニッシュ、キッチンハイターなどのアルカリ性の洗剤に貼られているラベルです。
実は最近まで酸性の洗剤とアルカリ性の洗剤を混ぜると危険な事を知りませんでした。
無知って怖いですね・・・。

それで、
混ぜると実際どうなるのか、調べてみました!

混ぜると?

1. 人体に悪影響を及ぼす、有毒な塩素ガスが発生
2. 独特的な刺激臭、ヤバイ臭いが発生する
3. 緑色のような色の液体になる

視覚と嗅覚で判断できるようなので誤って混ぜてしまった場合でも、危険性を知っていれば気づく事はできそうですね。

対処法

1. 逃げる
2. 塩素ガスは空気より重いので立ち上がる。
3. 換気する
4. お風呂限定。立ち上がってシャワーの水を回りに掛ける

意外と簡単な対処法でした。
塩素ガスは「空気より重い」という事を覚えておいたほうが良さそうです。

参考サイト




話は変わりますが、
「混ぜるな危険」と書かれていると実行してみたくなる心理が働きませんか?
僕は理性があるのでやりませんが、実行したらどうなるんだろう?好奇心にそそられます。
このように、禁止されているのにやりたくなる心理を「カリギュラ効果」と言います。

カリギュラ効果とは?

禁止されるほどやってみたくなる心理現象のことをいう[1]。例えば、「お前達は見るな」と情報の閲覧を禁止されると、むしろかえって見たくなる心理現象が挙げられる
出典:wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%AA%E3%82%AE%E3%83%A5%E3%83%A9%E5%8A%B9%E6%9E%9C

禁止されるとやりたくなるのは、誰でも一緒なのです。
ここからは実際の事例を紹介していきます。

文言やフレーズの例

・閲覧注意
・心臓が弱い人は見ないでください
・効果が大きいので、使用しないでください
・絶対に言わないでくださいね

webサイトのタイトルやテレビのテロップでよく見かける言葉ですよね。
僕はこれらのキーワードが含まれると、無意識のうちに反応してしまいます。
僕らが気づかないうちに意識を向けるように仕掛けられていたりするのです。
このようにカリギュラ効果は身近な心理学だったりします。

物語の事例

・鶴の恩返し
・浦島太郎

両方の物語に共通するのは「箱を開けてはいけない」と注意されたのに、開けてしまうお話です。
それだけ禁止されると、逆にやりたくなってしまうものなのです。

マーケティングの事例

モンスト
CMで「絶対にやるなよ!」と強く推して、ユーザーを多く獲得しました。
うるさいCMなので、僕は気になるような気にならないような微妙なCMに感じました。
あなたはどうでしょうか?



まとめ

「混ぜるな危険」で混ぜると有毒ガスが発生する。
ガスは空気より重いので、立ち上がるのも一つの手。
禁止されるほど、やりたくなる心理を「カリギュラ効果」と言う。
記事のタイトルやフレーズ、マーケティングにも多く使用される心理学の1つ。

いかがでしたか。
参考になれば幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございます!

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