【話題のチャットAI】文章が得意な人工知能にストーリーは作れるのか？？
今回は、前回投稿した記事の発展編として、Chat GPTをどのように日常生活に活用するかといった事例を「記事の推敲」を例に紹介していきます。またストーリーの作成も依頼してみました。
第一にChat GPTとは、2022年11月に公開された最新型のチャットAIです。この人工知能を使うと、聞いたことになんでも答えてくれます。その精度の高さのあまり、あのGoogleが創業者を集めて緊急会議を開いたり、Microsoftが1兆3000億円ものお金を投資したりしているほどです。
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編集者いらず、チャットAIのChat GPTに記事の推敲をお願いしてみた
実験①：チャット人工知能に記事の推敲を依頼
用意したのは没にしたNoteの記事原稿。
Chat GPTの回答がこちら。
Chat GPT：「Apple製のMacbookは修理費用が高い」という内容をまとめた原稿を改善するために推敲を行います。
「Macbookの修理費用は高い」
Macbookの修理を行うためには、Apple公式の正規プロバイダーを利用するのが一般的ですが、こちらを利用することによって費用がかかる場合があります。例えば、バッテリー交換だけの場合でも、公式よりも約6,000円高くなることもあります。また、ディスプレイの交換やキーボードの修理などを含めたフル修理の場合、合計18万円近くかかることもあります。
一方で、製品の故障程度が深刻な場合、画面の交換だけでも18万円近くかかることもあります。このように、修理費用は故障程度によって大きく異なることがあります。
このような状況から、Apple製品の修理費用は高いということが確認されました。このため、新品のMacbook Airと同額の総額18万円を支払って修理することもあります。このような状況においては、Windows搭載のノートパソコンなどの別のオプションも検討することが有益です。
Appleは不良部品をすべて修理する方針を取っていますが、単体修理する方法は提供されていないようです。Windowsのノートパソコンは起動の必要があり、起動の遅さも問題となることがあります。しかし、修理費用に関しては低く抑えられる可能性があります。
より丁寧で客観的な文章になったことがわかると思います。翻訳に不自然なところもありません。ただ唯一目立つところとしては、「あります」が多用されている点でしょうか。
実験②：条件を与えてチャット人工知能に記事の依頼をしてみる
次はより細かい依頼文で推敲を依頼してみます。
NoteのCXO、深津さんが提案した『深津プロンプト・システム①』を使ってみます。下記がそのテンプレになります(深津さん、Chat GPT研究所の方ありがとうございます)。
# 命令書:
あなたは[プロの編集者]です。
以下の制約条件と入力文をもとに[最高の要約]を出力してください。
# 制約条件:
• 文字数は300文字ていど。
• 小学生にもわかるように。
•重要なキーワードを取り残さない。
•文章を簡潔に。
# 入力文：
[入力文章]
# 出力文：
質問はこんな感じ。
Chat GPTの回答。
Apple製のMacbook Airを修理すると18万円もの費用がかかることがわかりました。バッテリー交換だけでも公式に頼むよりも6,000円高い見積もりが出ています。ディスプレイやキーボードの修理も含めて全て修理すると10万円になります。本体が水没したりした場合は画面だけでも18万円もすることもあります。
新品のMacbook Airを買った方が費用的には良いというアドバイスももらいました。しかし、Windows搭載のノートパソコンも検討する価値がありますが、Windowsは起動に時間がかかるという問題もあります。
最終的にはお店に並んでいるMacbookの営業をかけられて帰ることになりました。Appleは不良部品を修理する方針を取っていますが、単体修理する方法は提供していないようです。
ちょっと情報に間違いがありますよね。太字で強調したところが間違いです。長い文章で複雑な内容になるとミスが目立ちます。
記事の推敲能力はある程度あるということが判明しました。流石に記事の推敲ばかりだとつまらないので、角度を変えた質問をします。
【スマホの買い替え相談】Appleストアの店員にもなれる
さらに深津さんの提案した命令文を使ってみます。どうやらこの命令文を入れると、Chat GPTの性能を最大限に引き出すことができるようです。
このタスクで最高の結果をだすために、追加の情報が必要な場合は、質問をしてください。
僕なりにオリジナルの質問を考えてみました。
こんにちは、私はApple Storeの店員です。あなたが最新型のiPhoneにアップグレードしようと考えていることを聞きました。私たちの最新型のiPhoneは、高速なパフォーマンスと、鮮やかな新しいカメラ機能を提供することで、お客様のスマートフォン体験を大幅に向上させます。また、防水性能も向上していますので、雨や水中でも安心して使用することができます。さらに、長時間バッテリーを使用できるため、一日中使用することができます。お客様のニーズに合った最適なモデルをお選びいただけますので、詳細にお尋ねすることで、より良い選択をすることができるかもしれません。お客様にとって最適なモデルがどのようなものか、お聞きすることができますか？
それでは、15万円以下でバッテリー持ちが良いiPhoneをお勧めします。最新型のiPhoneであるiPhone 13シリーズには、大容量バッテリーを搭載したモデルがありますので、その中からお客様のニーズに合ったものをお勧めすることができます。また、iPhone 13 miniもありますので、お客様が長時間使用することを想定する場合にはこちらも検討することをお勧めします。是非、お客様のニーズに合ったモデルをお選びください。
ここでiPhone14が最新のモデルじゃないの？と思った方もいるでしょう。実はChat GPTのデータは2021年をベースに作成されているため、2022年のデータではまだ回答できないんです。
回答自体としては本当に素晴らしい質だと思います。
古代エジプトの王になりきる
Chat GPT(古代エジプトの王、ツタンカーメン)：
王として、私は建設に必要な資源を集めるために、国内の農民と商人から税を課します。また、外国からのトレードや貿易によっても資金を調達します。
労働者に関しては、国内にいる農民や役人たちに労働を強制することができます。また、外国からの労働者を招いても良いです。これらの労働者には、報酬として糧食や住居を提供することが必要です。
さらに、建設に必要な石材や材料は国内や周辺諸国から調達します。また、建設技術者や設計者も雇用することができます。
以上が、ピラミッド建設のために必要な資源や労働者を集める方法です。
どうやら古代のエジプト王にもなりきり、判断を下すことができるようです。
さあ最後に爆弾級の質問をしましょう。Chat GPTに小説を書かせてみます。現代の政治家、過去の王様などなど登場人物はさまざまです。
実際の政治家を使って喧嘩するストーリーの作成
質問と条件、キャラクター情報を与えてみました。どんな回答になるか楽しみです。
人工知能は自分で創造性を発揮することができないと僕は思ってるのですが、さてどうなのでしょうか？？
Chat GPTの回答がこちら。
「帝国の争い：アレクサンドロス大王、ナポレオン三世、岸田文雄の戦い」
アレクサンドロス大王とナポレオン三世は、古代ローマ帝国とフランスでの軍事力と影響力において対立する立場にあった。一方で岸田文雄は、日本で政治的な影響力を有する内閣総理大臣であった。
3人は、国際会議の舞台で出会い、互いに強硬な立場をとった。アレクサンドロスは、「私たちは古代ローマ帝国の王であり、誰も私たちを超えることはできない」と自信を持って話しかけた。しかし、ナポレオンは「私はフランスの軍人であり、私の軍隊は誰も打ち負かすことができない」と反論した。
岸田は、「私は日本の内閣総理大臣であり、私の政策は国民からの信頼を得ています」と返答した。このやりとりを繰り返しているうちに、3人は喧嘩を始め、怒りを露わにして互いに挑戦するようになった。
「私はあなたたちの言葉を聞きません！」とアレクサンドロスが叫んだ。「私は古代ローマ帝国の王であり、誰も私たちを超えることはできません！」
「それは馬鹿げています！」とナポレオンが反論した。「私はフランスの軍人であり、私の軍隊は誰も打ち負かすことができません！」
「私たちは平和的な解決を望みます」と岸田が話しかけた。「この喧嘩は何も解決しません。私たちは話し合いを通じて解決策を見つけるべきです」
しかし、アレクサ
文字数制限が来てしまったので、「お話の続きが聞きたいです」と聞くと…。
二人が喧嘩を始めたのは、アレクサンドロス大王とナポレオン三世が同じ女性に恋をしたことが原因だった。彼女は美しく、智慧も豊富であり、二人の王にも愛されていた。この恋のために、アレクサンドロス大王とナポレオン三世は激しい喧嘩を始めた。
「お前が彼女を奪ったから、今や俺が彼女を手に入れる！」アレクサンドロス大王が叫んだ。
「彼女は俺のものだ！俺が彼女を選んだ！」ナポレオン三世が反論した。
岸田文雄は、二人が喧嘩を始めたのを見て、驚いた。「こんなことは起こさないでください！」と彼は言った。「彼女は二人とも手に入れるべきではありません。彼女は自分の意志を持っています。彼女が選ぶことになれば、それが最善です」
アレクサンドロス大王とナポレオン三世は岸田文雄の言葉を聞いて驚いた。彼らは彼女の意志を尊重することを約束し、再び仲良くなった。彼女は最終的に彼らのいずれかを選ぶことになり、二人はそれを受け入れた。二人は、彼女の愛することを大切にし、仲良く暮らした。
最後にタイトルを付けてもらいました。
タイトルは「帝国の争い：アレクサンドロス大王、ナポレオン三世、岸田文雄の戦い」。
今回は実験として歴史の政治家が喧嘩するストーリーの作成をChat GPTに依頼してみました。Chat GPTは使い方次第によっては、嘘のニュースもねつ造できてしまいそうな気がします。
今回の記事は「色んな人にChat GPTの凄さを知ってほしい」と思って作成しました。Chat GPTの使い方は下記の記事を読んでいただけると幸いです。
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