マガジンのカバー画像

吾輩は父である

60
吾輩は父である。 自信はまだない。
運営しているクリエイター

2020年7月の記事一覧

信じなくていい話を見極める

信じなくていい話を見極める

吾輩は教員免許を持っていて特別支援教育に携わっている。
妻は保育士免許を持っていて児童福祉に携わっている。

おかげで、育児に関する神話や信仰の域を出ないまやかしにはそれほど振り回されていない。

加えて、互いの親も我が夫婦の育児に余計な口出しをしないでいてくれるので助かっている。

しかし、SNSなどを見ると様々な神話や信仰、時には妄言レベルの育児指南に悩まされている親や、神話、信仰、妄言を流布

もっとみる
はじめてのおふろ

はじめてのおふろ

生まれてきた赤子を風呂に入れる。

いやいや、正確に言えば沐浴ですね。

だいたいの育児は父親としてやっておかねばですよ。

1回でもやっておくと母である妻がやる時の苦労がわかります。

で、大事なのは「一人でやりきる」ことです。
いわゆる“ワンオペ”で沐浴をする。

これで、一緒に浴槽に入れる生後1ヵ月以降でも「どうせ濡れるから一緒にお風呂入っちゃおう」がいかに難易度が高いかわかる。

難易度高

もっとみる
目安は目安

目安は目安

「なんだか窮屈そうじゃない?」

我が家の第一子が10ヵ月になろうという頃。

当時の愛車、ホンダ・ライフの後部座席には、「新生児は横向きベッド」をウリにしているA社のチャイルドシートを載せていた。

当時は後向きで乗っていたんだけど、どうも脚が窮屈そう。

機嫌が悪いというわけではないけど、なんだかかわいそう。

前向きにすれば脚は楽になるだろうけど、前向きにする目安は1歳頃だと書いてある。まだ

もっとみる
最強のパパカメラ

最強のパパカメラ

これから父になる人で、我が子をよりよく撮るためのカメラに悩んでいる人のために、吾輩から最強のカメラを紹介しよう。

あくまで悩んでいる人向けである。
つまりは、カメラに詳しくないし、写真を趣味にしているわけではないけど、我が子のことはちゃんと撮りたいという人向け。
すでにカメラに精通していて、最高のパートナー(カメラのことね)を得ている人は離脱してほしい。

引っ張っても読んでくれなくなるので、と

もっとみる
親になる

親になる

そもそもの話。

子が生まれて親になる。

完全に私見だけれども、分娩を経て子を授かる場合には、母は生理的に親になり、父は社会的に親になるものだと思っています。

母は、その胎内に子を宿し、それが日一日と大きくなり、場合によっては自分の心身の健康をも損ねながら10ヵ月にわたって親としての実感を重ねていく。

一方で、父は母となる妻の変化に戸惑いこそすれ、実感として親になったことを感じるのは実際に初

もっとみる