【読書】君はどこにでも行ける 堀江貴文著
国力が弱まる勢いと呼応するように、保守的な右寄りの論が出てくる
過剰な自国礼賛、隣国バッシング
歴史的に、先進国が必ず陥る現象
成熟した先進国が保守化するのは歴史的必然
文化資本、高度インフラ、地の利がある
ウィンブルドン現象 大相撲
マイルドヤンキー
シンガポール
昔遊んで行った東京の女の子が現地のキャバクラで働いていた
中国
四川省
東大時代ゼミの恩師である元教授の船曳建夫先生
詩人 杜甫のゆかりの地を巡る旅行
北朝鮮
国家間の衝突のスピーディーな解決は、強い方が先に折れるのが基本
台湾
アジア随一の新日国
タイ
アジアの中で最もタイに注目している
積極的な外指導による輸出指向工業化
カンボジア
だいぶ前の話だが、シアヌーク元国王の弟や、大臣などの要人と会食した
インドネシア
ジャカルタ48、仲川遥香
ペルー
マチュピチュ
世界遺産の側にラグジュアリーホテルがある必要性
「堀江さんは本気のおせっかい」糸井重里
僕の見ている最高に楽しい風景をみんなにも見て欲しい
ヤマザキマリとの対談
外国人の爆買いが目に見えてきたことで、やっと日本経済の相対的な没落を実感し始めた。まだ過去の蓄積があるから豊かさを保っているように見えるけど、それを支えているのはブラック労働。
イタリアでは介護とかの低賃金労働は全て東ヨーロッパ移民がやっている。病院の職員は、医者以外はルーマニア人やセルビア人ばかり。
ヨーロッパの人々は歴史の大きな流れを悟っている
国が経済発展しようと没落しようと、戦争が起きようと、結局は一時的なこと。また時間をかけて振り出しに戻るよねと、よくも悪くも悟っちゃっている。
シェアリングエコノミー
余っているリソースを安価で提供すると言うビジネスが普通に広まっている
LCC メルカリ Airbnb
日常生活の衣食住にお金がかからなくなりつつある、みんな物価が上がっている生活しづらいと言うけど、実は逆。
バブル期に比べて生活コストはすごく下がっている。究極的にはほとんどが無料になっていく。
今すぐ生活コスト0円生活を始めるのは難しいかもしれないけど、きついブラック労働に耐えながら200,000円稼がなくても、楽な仕事の100,000円位の稼ぎで十分に暮らしていけると言うマインドに変えられたらいい。
おわりに
前半は、いろいろな国に現状を著者がまとめてくれています。
海外に行ったことのない私には、イメージがつきませんが、世界は変わっている危機感は伝わってきました。
特にアジア。日本は断トツの先進国ではなくなっているという現実。
最近の、訪日外国人の多さはまさにその象徴なんだと理解しました。
とくに衝撃的だったのは、ヤマザキさんとの対談、ブラック労働の件。
医療、介護に従事している身としては衝撃的な事実でした。
働き方、仕事の考え方が変わりました。
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