『巡礼者』el peregrino



「巡礼者」とは一つ所に留まらず、道を歩み続けるもののことである。
それは人間の本質を指す言葉である。
  (「ある巡礼者の物語」イグナチオ・ロヨラ)



放蕩

旅人

自由を求める

幸せを求める

ヒッピー




「巡礼」

日本語にすると、

神に近づくような
信仰のうちにあるような単語のイメージだが。


東洋でも、人間は巡礼者であると言う。
  (「ある巡礼者の物語」イグナチオ・ロヨラ)




今年の終わりが近づいて

わたしは思う

自分はどこへ行くのだろうと




変化と決断は

生きている限り強制的にやって来る

私たちはそれを避けることはできない。




こういうとき。


自分で決断することを放棄しているそのとき

その人の中では
どうするかなんて当然のように
既に決まっている
 

避けているのは決断ではない

変化すること





人間は変化を恐れる





人生とは巡礼か

死へ向かうことは

神へ向かうことなのか。     




あくまで私の考えに過ぎないということを
ここに記しておく。




本文引用はすべて
「ある巡礼者の物語」イグナチオ・ロヨラ著
門脇住吉 訳、注解
(岩波文庫)



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