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完璧主義でも完璧な人生は歩めない?!脱・完璧主義のためのワークに挑戦。

こんにちは、ナンリです。今週はメンタリストdaigoさんのブログを参考に「完璧主義を治す」ためのワークに挑戦しました。

◎完璧主義vs最善主義

完璧主義とは、わかりやすく言うと「こんなことではだめだ思考」で、「失敗」「ネガティブな感情」「小さな成功」「目の前の現実」から逃れている人は完璧主義者である可能性が非常に高いです。

基本的にはデメリットになる心理的特徴で、完璧主義の人がどんなに頑張っても物事が完璧に進むことはありません。悲しい~

研究では、完璧主義の人は年齢を重ねるごとに不安や嫉妬などネガティブな感情に苛まれやすくなり、失敗が増えていくことがわかっています。

一方、最善主義とは「まあ、こんなもんか思考」で、ベストよりもベターを求めていく考え方です。完璧主義とは違って、「失敗を受け入れて学ぶことが出来る」「ネガティブな感情を受け入れて前に進む方法を知っている」「小さな成功を大切にして自分の成長を感じることが出来る」「目の前の現実を受け入れることが出来る」といった特徴を持っています。

完璧主義の害悪は年を取るごとに増長していくので、若いうちに最善主義の思考をとれるようにトレーニングしていくことが大切です。

かくいう私も「ネガティブな感情」から逃げてしまうタイプの完璧主義者。一つの失敗を何度も頭の中で反芻し、「自分には才能がない」「努力をしても報われない」「今回も失敗してしまうかもしれない」と散々不安がった挙句、そんな感情に振り回されている自分すら「だめなやつ」とののしってしまうこともあります。だめじゃないよ~。

というわけで今回は脱・完璧主義!を目指して下記のワークに一週間挑戦しました。

◎どうやったの?

「今日自分が完璧主義者のような行動をとってしまったのは何だったのか」「今日自分が最善主義者として行動をとることが出来たのは何だったのか」を毎晩記録しました。

同じような行動を過去にも取っていないかのチェックも加えて行います。

完璧主義の行動と最善主義の行動を比べることで、自分が完璧主義になりやすい場面や状況をつかみやすくなりますし、過去にさかのぼってチェックすることで完璧主義の再発を防ぐことが出来ます。

さらに、週の後半にはより強力な方法として文章完成ワークも行いました。これはポジティブ心理学や認知行動療法にも使われている方法で、すでに決まっている前半の文章をもとに後半の文章を考えていくというワークです。

「あと5%だけ現実を受け入れられれば…」
「自分の小さな成功をあと5%だけ正当に評価するのであれば...」
「最善主義者になれば…」
「失敗を受け入れれば…」
「私が恐れていることは…」
「私が望んでいることは...」

上記の文章に対して、後半部分をそれぞれ3つずつ考えます。

あと5%だけ現実を受け入れることが出来れば、自分の気分や行動、仕事や人生はどう変わるのか、といったようなことを想像していきます。

少し時間はかかりますが、あまり悩まず直感的に、自分のメンタルやネガティブな感情と向き合うためのトレーニングだと思って行いました。

◎完璧主義と最善主義見極めワーク結果

この一週間でとってしまった完璧主義のような行動や思考は以下のようになりました。

①勉強のノルマが終わらない自分を責める。
②この単元すら十分にできてないのに次の単元になんて進めないと考える。
③いつもより少なくしか勉強出来ないなら勉強出来ないのと同じだとおもってほっぽりだす。

など、記載されている以外にも、似たようなものが毎日2~3個確認できました。

反対に最善主義をとれたことは以下のようになりました。

①コーヒーの粉をこぼした!まあいっか〜誰にもばれないように片付けよう(え)
②大学のレポート構成納得いってないけど締め切り近いし他にやりたいこともあるしこのまま出しちゃおう!
③調べた電車の時間が間違ってた〜!バスで行くルートに変更〜
④あれ買うの忘れた!家にあるもので次買い物行けるまで代用しよう〜

過去の振り返りも同時に行った結果、私の完璧主義は多くが資格勉強に関連して起こっていることがわかりました。頑張ってるね〜

私の完璧主義は、「現実逃避をしてしまう」ようなタイプではなく、「小さな成功に目を向けて自分の成長をほめてあげることが出来なかった」り、「一つの失敗で自分のすべてを否定してしまった」りするタイプであるということ、
また、実感していた通り、ネガティブな感情と上手く付き合えていないことも再確認出来ました。

普段の生活でも自分の行動や思考が完璧主義になってはいないか吟味するようになった結果、私が自分の頑張りを認められない理由についても明らかになりました。

なんと私は、「『起きている時間のすべてを勉強に充てている』のでなければ頑張っているとは言えない」と考えてしまっていたのです。

改めて文字に起こすと笑えてしまいますが、真剣にこう思っていたからこそ、いくら頑張っても理想との距離が縮まらない日々に心はいつもいっぱいいっぱいでした。

これに気づけただけでも、今回のワークは非常に意味のあるものになったと思います。

どんなに大きな成功も、小さな努力や成功の積み重ねで出来上がっていることを忘れないことが大切。

というか、「こうしたら失敗する」ってことに気づけた時点で、それは立派な成功だから、人生失敗なんてないんだよ~

◎文章完成ワーク結果

文章の前半それぞれに対して考えた後半部分を一部だけ紹介します。

「あと5%だけ現実を受け入れられれば…」

→①成功する可能性も失敗する可能性も考えて、様々な選択肢を検討するようになる

「自分の小さな成功をあと5%だけ正当に評価するのであれば...」
→①結果が悪かったとしても挑戦した自分をほめてあげられるようになる
 ②昨日までの自分と比べて成長を感じられるようになる

「最善主義者になれば…」
→①うまくいかなかったときの立ち直りが早く、次の行動をすぐにとれるようになる

「失敗を受け入れれば…」
→①一つの失敗を引きずり、自分の能力を過剰に低く見積もることがなくなる
 ②他者の失敗にももっと優しくなれる

「私が恐れていることは…」
→①努力をしても報われないこと、努力が無駄になること
 ②周りにがっかりされること
 ③「私の人生こんなはずじゃなかった」と思いながら生きること

「私が望んでいることは...」
→①やりたいことに挑戦すること
 ②自分自身が納得できる選択をすること
 ③家族と楽しい時間を過ごすこと

私が本当に恐れているのは失敗することではなく、失敗を恐れて変化のない日々を過ごすことだということは大きな発見になりました。

また「家族と楽しい時間をすごす」というのは、私の人生観の核となっていた点ですが、大きな野心に目がくらんで忘れてしまっていました。

本当に大切なものは一度失ったら二度と戻ってこない、ということを心に刻んで、大切なものは「いつか」ではなく「今」大切にしていこうと思います。ままもお兄ちゃんも大好き~

◎まとめ

今回のワークをしたことにより、普段の生活の中でついついとっている完璧主義のような行動に気が付けるようになり、自分自身について見直すきっかけができた点においてとても有意義な一週間を過ごせたと思います。

最善主義に変わっていけたら楽しく挑戦できることがもっと増えるかもしれないと、将来をよりポジティブにとらえられるようになったのも成果の一つです。

あえて良くなかった点を挙げるとするならば、完璧主義を完全に治すという観点においては、このワークを一度行っただけでは不十分だという印象を受けました。
人間の思考や行動の癖は一朝一夕で変わるものではないので、改善には長期にわたる矯正が必要だと思います。

また良い方法が見つかったらみんなにシェアするのでお楽しみに~

ここまで読んでいただきありがとうございました。

◎2nd week→2020/08/24~

第二週は、原点にして頂点、毎日30分の「読書」に挑戦しようと思います。
「読書」は知識をつける以外にも、ストレス軽減やコミュニケーション能力の向上などが期待できるんだとか。

詳細はまた次回。気になっていただけた方はフォローして更新をお待ちください。また読んでねー!!

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