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個別最適な学びについて考える(29)-東洋指導/秋田大学教育学部附属小学校(1973)学習する能力を育てる指導-から
こんにちは!
新年初の記事になります。
2024年も個別最適な学びについて昔の書籍から考えていきましょう!
一発目は,秋田大学教育学部附属小学校の学習する能力を育てる指導から考えていきたいと思います。
こちら東洋先生が指導に入っており,その内容も含め本にまとめられています。目次を読んで選ぶのですが,学習する能力と学習指導の原理とあり,気になって手に取ってしまいました。笑
改めて本日は,「東洋指導/秋田大学教育学部附属小学校(1973)学習する能力を育てる指導.明治図書,東京」を読んでいきたいと思います。
1.子どもを楽しむ
学習する能力は、「学ぶ」ことに興味と関心をもち、持続的に追求し、探索しながら本質にせまり、問題を発見し、概念・技能を獲得し、自己の認識構造にくみいれていく過程のなかで育てなければならない。子どもが知的な好奇心や、達成しようとする欲求から、主体的に学習にとりくもうとする動機が、学習を積極的にの楽しさに気づいて意欲的にさせたり、学習の楽しさに気づいて意欲的にさせたりする。(中略)
子どものひとつひとつの動作に意義を見いだしてこれを楽しめる教師でありたいものである。でなければ、どうして子どもに自由な発想による思考の場を確保できる教師になれよう。どうして十分なる自己活動やることができよう。
ユーモアの中から想像が生まれたり、真剣なひとみに大きな可能性が秘められていたり、つぶやきの中に意味があったりする。子どもの学び続ける能力を育てるには、まず、教師が子どもを豊かな感覚で捉え、子どもの世界を楽しみたいものである。
教師自身が子どもたちの個性を認めてあげることが必要だと感じます。
ここでは楽しむという書き方をしていますが,子どもたちとの触れ合いの中で,個性を見ていく時に楽しみながらということがキーワードになるはずです。
記事を書いている自分にも個性はあると思っていますが,自覚をすることは本当に難しいです。他者から見ていかなければ個性というものは捉えにくいものともなってしまいます。そのため,教師だけでなく,他のクラスメートも個性を捉えることができるようになると学級経営的にも良くなっていくのではないでしょうか。
揃えていこうと思わずに,人とは違うことを伸ばしてあげることが必要なのだと改めて感じます。個性を封印してしまうような形になると,その子にとってもいづらい場所になってしまうはずです。
教師は子どもの個性をより敏感にして知り,伸ばしていける工夫を考えていきたいですね。
本日はここまで!また次回の記事でお会いしましょう!
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