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個別最適な学びについて考える(44)ーC.E.シルバーマン(1973)教室の危機 下―学校教育の全面的再検討ーから

こんにちは!
私は昔からいろんな人の名言を調べることが好きなんですが,その中の今でも心に残っているものを紹介したいと思います。
スティーブ・ジョブス氏の
「Stay Hungry. Stay Foolish.」です。
もしかしたらみなさん聞いたことあるかもしれません。

意訳すると「現状に満足するな、小賢しくなるな」とか、「いつまでも青臭く、常識にとらわれることなく、奇想天外な発想を持て」と言った意味だそうです(自分も調べました)。
まだまだ,現状に甘えず勉強頑張っていきます…。

本日は「C.E.シルバーマン(1973)教室の危機 下―学校教育の全面的再検討.サイマル出版会」です。早速読んでいきましょう!

「なぜなら、それらは現代生活の根本だからである。読み、書き、計算は小学において欠くことのできない学習である。なぜなら、知的というにふさわしいいかなる生活も、これらの各技術なくしては、その存在を考えることができないし、また存在不可能でもある。科学、数学、歴史、英語、外国語は、中高等学校のカリキュラムにおいて必須のものである。なぜなら、現代の知的生活はこれらの各科目を基礎としてうちたてられてきたものだからである。はるか遠い将来には、基礎科目のリストは別なものになっているかもしれない。ちょうど、過去においてそれが現在のものとは別なものであったように」

C.E.シルバーマン(1973)教室の危機 下―学校教育の全面的再検討.サイマル出版会

教えなければいけない根本は,一体何なのかということを考えてみましょう。最低限,いろんなことを考えるためには基礎的な知識が必要です。
特に,小学生,中学生の段階で身につけておかなければいけない知識があります。

なぜ勉強する意味があるのかと子どもに聞かれることがありますが,これが本質の可能性もあります。何か気になることが出てきても,解決の仕方を知らない,そしてそれを書いて人にも使えることができなかった時に,その閃きはなかったことになってしまいます。

まず基本的なところを押さえた上で,課題解決に向かうような児童を育てることができるのではないでしょうか。

また,基礎科目のリストは変わるかもしれないとありますが,少しずつ変化する場面も見られてきていると思います。特に時代の変化とともに発展してきた「情報」の分野はこれからも必須になってくると思います。

別なものにもなりつつある世の中で,基礎的なスキルとは何かと見つめ直し,身につけなければいけないスキルを子どもたちに伝えていくことができればと思います。

本日はここまで!また次回の記事でお会いしましょう!

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