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個別最適な学びについて考える(69)ー樺沢紫苑(2018)学びを結果に変える アウトプット大全ーから

お久しぶりです.
本日も本を読んでいこうと思います.
今回は、視点を変えてビジネスでも売れた本から考えていこうと思います.
おそらく、多くの人が書店で一度は見たことがあるのではないでしょうか.自分も当時、立ち止まって手に取り読んだことがあったと思います.

改めて購入をして読んでみると基礎的なことですが、教育にも通ずるところがあると考えたため記事にしようと思いました.

さて今回は「樺沢紫苑(2018)学びを結果に変える アウトプット大全.サンクチュアリ出版,東京」です.それでは早速読んでいきましょう!

「現実」はアウトプットでしか変わらない
本書ではアウトブットの重要性と、具体的なアウトプット法、そしてアウトプットを自己成長につなげる方法をお伝えします。
 さてその前に、よく「インプット」と「アウトプット」という言葉が使われますが、そもそも「インプット」「アウトプット」とはなんなのでしょうか?
 インプットとは、脳の中に情報を入れる、つまり「入力」すること。アウトプットとは、脳の中に入ってきた情報を脳の中で処理し、外界に「出力」することです。
 具体的にいうと、「読む」「聞く」がインプットで、「話す」「書く」「行動する」がアウトプットです。
 本を読むのはインプット。その感想を友人に話せばアウトプッ
トになります。本の感想を文章に書くのもアウトプットですし、
本の内容をもとに実際に行動してみることもアウトプットです。
勉強でいうなら、教科書を読むのがインプット。問題集を解く、
テストを受けるのがアウトプット。理解した内容を友人に説明する、教えるのもアウトプットです。
 インプットすると、脳の中の情報や知識が増えます。しかし、
インプットだけでは、現実的な変化は何ひとつ起きません。

樺沢紫苑(2018)学びを結果に変える アウトプット大全.サンクチュアリ出版,東京

アウトプットが重要なことは,教育のいろんな場面を考えれば当たり前だと思います.
しかし,ふりかえりの視点で考えたときにアウトプットをどのくらい重要視できているでしょうか.
私も難しいと思う課題ではありますが,その都度その都度,授業で起こっていることは違います.その子にとって,それが適切な学習の時間だったか,適切な学び方だったか,と考えるとそれぞれでアウトプットが変わってきています.

個別最適な学びだからこそ,また自己調整して行かなければいけない今だからこそ,内容だけでなく,視点を広げ学習時間や学習方法といったこともアウトプットしていく必要があるのではないでようか.

5分だけがんばってやる気スイッチオン!
 脳に「側坐核」という部位があります。脳のほぼ真ん中あたりに左右対象に存在するリンゴの種ほどの小さな部位です。
 この側坐核の神経細胞が活動すると、海馬と前頭前野に信号を送り、「やる気」が出て、脳の調子が上がっていきます。しかし、側坐核の神経細胞は、「ある程度の強さ」の刺激がこないと活動を始めません。その必要時間はたったの5分です。
 側坐核は脳の「やる気スイッチ」です。

樺沢紫苑(2018)学びを結果に変える アウトプット大全.サンクチュアリ出版,東京

このブログもそうですが,まずははじめることからですね.
子どもたちのふりかえりも紙でも,端末でもどちらでも,そこよりもまずははじめて,何をアウトプットするかについては今後考えていければいいのではないでしょうか.

最後は少しそれましたが,何かをアウトプットし続けることが何かに結びつくこともあるはずです.
読んでくれたみなさまありがとうございました.次は教育系の本を読みますので安心してください.笑

本日はここまで!また次回の記事でお会いしましょう!

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